ノア・ビーン
ノア・ビーン Noah Bean | |
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生誕 |
1978年8月20日(46歳) アメリカ合衆国・マサチューセッツ州ボストン |
職業 | 映画・舞台・テレビ俳優 |
活動期間 | 1998年 - |
配偶者 | リンジー・フォンセカ (2016-) |
ノア・ビーン(Noah Bean、1978年8月20日、マサチューセッツ州ボストン生まれ[1])は、アメリカ合衆国の俳優。
FX局の法律ドラマ『ダメージ』のデービッド・コナー役や、The CW系列のアクション・ドラマ『NIKITA / ニキータ』のライアン・フレッチャー役で知られる。
演技歴
[編集]ノア・ビーンは『ダメージ』の役を得る前、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『エド』『Joan of Arcadia』『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』『Crumbs』といったテレビドラマや、『Williamstowne』『ステイ』といった劇場映画であまり目立たない役を演じており、多くのCMにも出演していた[2]。
『ダメージ』で主人公の婚約者デービッド・コナーの役を演じることになったのは、脚本が秀逸だったことと、自分が住んでいるニューヨーク州で撮影が行われたことによる”幸運”だと、本人は言っている[3]。自分のキャラクターが第1シーズンで死んでしまうということも知らなかったので、それはそれで残念ではあったが、フル・シーズン出演できたことは非常に嬉しかったという。また、グレン・クローズ、ジェリコ・イヴァネク、テッド・ダンソンと一緒に仕事ができたことも、夢のようだと語った[4]。なお、その後、同番組の第2シーズンと第3シーズンで各1回、ゲスト出演した。
ブロードウェイやオフ・ブロードウェイでの舞台経験もある。舞台デビュー作は『Philadelphia Here I Come!』で、開演4日前に降板した俳優の代役として起用されたものだった[5]。また、ダン・フォグラーを含む俳優、監督、舞台脚本家たちとともに、ニューヨークでStage 13という舞台演劇会社の共同経営者も務めている。ビーン自身は、どちらかというと映像作品での演技の方が好みだが、舞台も大好きであり、エキサイティングな企画であれば再び舞台を踏んでみたいという[6]。
テレビではまた、『FRINGE/フリンジ』(FOX系列)の"Ability"というエピソードにゲスト出演したことがある[7]。
『NIKITA / ニキータ』(The CW系列)のシーズン1途中より、CIAエージェントのライアン・フレッチャー役として参加し、シーズン3(2012年秋放送開始)ではレギュラー・キャストに昇格した[8]。
私生活
[編集]ビーンの生地はマサチューセッツ州ボストンだが、出身地はコネチカット州ミスティック[6]である。学校は、ともにコネチカット州のパイン・ポイント・スクール(Pine Point School)[9]と、ザ・ウィリアムズ・スクール(en:The Williams School)[10]に通った[2]。一人っ子だった彼は、無口で人見知りな子供で、よく学校から両親に「お家で何かあったんですか?」という電話がかかってくるほどだったという[11]。
高校時代、母親のすすめで演劇を始めたのが、人見知りを克服するのに役立った。本人いわく、「台本を手にしてさえいれば、喋ることができると気付いた」という[6]。
ボストン大学芸術学部に入学後、マイケル・リッチー監督から、最初の舞台出演オファーを受けた[11]。
カリフォルニア州ロサンゼルスに住んで仕事をしていたこともあり、現在はニューヨーク在住である[12]。
俳優のセス・ガベルや、監督のジャック・ベンダーと友人同士であり、『ダメージ』で婚約者を演じたローズ・バーンとも親しくなったという[4]。
2016年2月10日(現地時間)ドラマ「NIKITA / ニキータ」で共演し、予てより交際中のリンジー・フォンセカと婚約したことが、フォンセカのオフィシャルInstagramで明らかなっているが婚約した日は不明である。[13]
2016年10月5日(現地時間)に、フォンセカと結婚したことを自身のTwitterにて明らかにした。[14]
出演作品
[編集]劇場映画 | |||||
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年 | 作品 | 役 | 監督 | ||
1998 | Williamstowne | Tom | Richard Horian | ||
2005 | ステイ Stay |
Clerk/Student Guide | マーク・フォースター | ||
2009 | Peter and Vandy | Andrew | Jay DiPietro | ||
Hysterical Psycho | Chuck | ダン・フォグラー | |||
2010 | 恋とニュースのつくり方 Morning Glory |
First Date | ロジャー・ミッシェル | ||
2011 | Little Murder | Paul Marais | Predrag Antonijević | ||
The Pill | Fred | J. C. Khoury | |||
2019 | ザ・レポート The Report |
マルティン・ハインリヒ |
- 備考
脚注
[編集]- ^ “About Noah Bean”. UGO Networks. IGN. 2011年9月16日閲覧。
- ^ a b “Noah Bean '96 - actor”. The Williams School. 2007年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月5日閲覧。
- ^ Matt Webb Mitovich (2007年8月21日). “Damages' Dead Guy Previews What's Ahead!”. TV Guide
- ^ a b Jacki Garfinkel (2007年8月7日). “Damages' Noah Bean Speaks About the Death of His Character David Connor”. Media Village. 2007年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月5日閲覧。
- ^ Elyse Sommer (2001年8月16日). “Philadelphia Here I Come, review”. Curtain Up. 2008年1月5日閲覧。
- ^ a b c Amrie Cunningham (2007年7月25日). “Interview: DAMAGES’ Noah Bean”. The TV Addict. 2008年1月5日閲覧。
- ^ “Fringe: Ability”. TV.com. 2009年2月11日閲覧。
- ^ a b “Scoop: Nikita Promotes Noah Bean to Regular”. TVLine.com (2012年5月16日). 2012年11月7日閲覧。
- ^ Pine Point School(公式サイト)は、Pre-K3(3歳)から9年生(15歳)までが対象。Stonington-Mystic, CT PatchによるPine Point School情報ページも参照。
- ^ The Williams School(7年生から12年生までが対象)
- ^ a b Joe Tropia (2007年12月13日). “Interview: Noah Bean”. Broadway.com. 2008年1月5日閲覧。
- ^ April MacIntyre (2007年8月8日). “Noah Bean: A Connecticut Yankee in "Damages" court”. Monsters and Critics. 2008年1月5日閲覧。
- ^ <https://www.instagram.com>
- ^ <https://mobile.twitter.com>
外部リンク
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