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ノドダレトゲオイグアナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノドダレトゲオイグアナ
保全状況評価[1][2][3]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: イグアナ科 Iguanidae
: Ctenosaura
: ノドダレトゲオイグアナ
C. palearis
学名
Ctenosaura palearis
Stejneger, 1899[4]
和名
ノドダレトゲオイグアナ[5][6]
英名
Guatemalan black iguana[3]
Guatemalan spiny-tailed iguana[3]
Motagua spiny-tailed iguana[3][4]

ノドダレトゲオイグアナCtenosaura palearis)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科Ctenosaura属に分類されるトカゲ。

分布

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グアテマラ東部[3]

形態

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全長オス46.3センチメートル、メス36.4センチメートル[3]。最大全長57センチメートル[3]

咽頭部に垂れ下がった袋状の皮膚(咽喉垂、デュラップ)が発達する[5][6]。背面に側扁した鬣状の鱗(クレスト)がある[6]。脛の部分には棘状鱗が並ぶ[5]

分類

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以前はEnyaliosaurus属として分割されていたが、現在はトゲオイグアナ属に統合されている[5][6]

生態

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標高200 - 900メートルにある乾燥林や有刺植物からなる藪地に生息する[3]

Pilosocereus leucocephalusStenocereus pruinosusなどのサボテン類、グアバ類Psidiumなどの植物質などを食べる[3]。卵の捕食者としてメキシコドクトカゲが挙げられる[3]

繁殖様式は卵生。生後2年で繁殖した例があり、飼育下では10年の長寿例がある[3]

人間との関係

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宅地開発や農地開発による生息地の破壊、食用の狩猟、ペット用の乱獲により生息数は減少している[3]。2010年にワシントン条約附属書IIに掲載された[2]

出典

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  1. ^ Appendices I, II and III<https://cites.org/eng>(Accessed 27/01/2018)
  2. ^ a b UNEP (2018). Ctenosaura palearis. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (Accessed 27/01/2018)
  3. ^ a b c d e f g h i j k l Ariano-Sánchez, D. & Pasachnik, S. 2011. Ctenosaura palearis. The IUCN Red List of Threatened Species 2011: e.T44192A10860487. doi:10.2305/IUCN.UK.2011-1.RLTS.T44192A10860487.en, Downloaded on 27 January 2018.
  4. ^ a b Ctenosaura palearis. Uetz, P. & Jirí Hošek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 15 Oct 2017.
  5. ^ a b c d 海老沼剛 「ノドダレトゲオイグアナ」『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社、2004年、73頁。
  6. ^ a b c d 二木勝 「Breeding File トゲオイグアナ」『クリーパー』第45号、クリーパー社、2009年、98-103頁。

関連項目

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