コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノリリスク・アリケリ空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノリリスク・アリケリ空港
Аэропорт Алыкель
Alykel Airport
空港ターミナルビル
IATA: NSK - ICAO: UOOO
概要
国・地域 ロシアの旗 ロシア
所在地 ノリリスク
種類 軍民共用
所有者 クラスノヤルスク地方政府
標高 175 m (574 ft)
座標 北緯69度18分36秒 東経087度20分0秒 / 北緯69.31000度 東経87.33333度 / 69.31000; 87.33333座標: 北緯69度18分36秒 東経087度20分0秒 / 北緯69.31000度 東経87.33333度 / 69.31000; 87.33333
公式サイト www.aeroport-norilsk.ru
地図
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
NSK
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
NSK
ロシア国内での空港位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
1/19 3,430×46 コンクリート
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示

ノリリスク・アリケリ空港: Аэропорт Алыкель、:Alykel Airport)は、ロシア連邦クラスノヤルスク地方ノリリスクにある空港である。ノリリスク市の西35㎞に位置しており、1964年に開港した。ノードスター航空ハブ空港となっている。

沿革

[編集]

1964年から、ソビエト連邦空軍主導で極秘裏に建設された。当時は冷戦下でありアメリカ空軍偵察機に発見されるまで、新空港の存在は西側諸国だけではなく地元民すらも知らなかった。[1]

当時の空港滑走路は全長1,829mで主にソ連の対米国戦略爆撃機偵察機要撃機が配備されていた。

1991年ソビエト連邦の崩壊により、民間共用が開始されたがロシア空軍の拠点としての位置付けは変わっていない。

1990年代時点では、スホーイSu-15M24機の配備が確認されている。[2]

1998年から、極圏航路1(別名ポーラールート1)のダイバート空港に認定された。[3][4]

極圏航路を飛行するワイドボディ機の着陸を可能とする為、滑走路を3,430mに延長した。

就航航空会社と就航都市

[編集]

国内線

[編集]
航空会社 就航地
ノルドスター航空 アバカンエカテリンブルククラスノヤルスクモスクワ/ドモジェドヴォノヴォシビルスクソチサンクトペテルブルグウファペルミミネラーリヌィエ・ヴォードィ
S7航空 モスクワ/ドモジェドヴォノヴォシビルスク
クラスアヴィア英語版 ディクソンハタンガ英語版
レッドウィングス航空英語版 チェリャビンスク

アクセス

[編集]
ノリリスク空港の廃線跡

鉄道

[編集]

1967年11月22日から1998年までノリリスク市街地の中心にある駅まで電気鉄道が通じていたが、現在は廃線となっている。

自動車

[編集]

ノリリスク市内へ道路が通じている。

事故

[編集]

1981年11月16日アエロフロート・ロシア航空3603便(ツポレフTU-154)が着陸中に墜落。乗客乗員167名中99名が死亡。[5]

脚注

[編集]
  1. ^ Freedom of Information Act Electronic Reading Room | CIA FOIA (foia.cia.gov)”. www.cia.gov. 2021年9月22日閲覧。
  2. ^ Авиация ПВО”. www.airbase.ru. 2021年9月22日閲覧。
  3. ^ Figure 3. Boeing-Conducted Airport Safety And Operational Assessments”. www.boeing.com. 2021年9月22日閲覧。
  4. ^ Figure 1. New Cross-Polar Routes Via The North Polar Region”. www.boeing.com. 2021年9月22日閲覧。
  5. ^ Aviation Disasters Second Edition. Patrick Stephens Limited. (1996). p. 167 

関連項目

[編集]

・ロシアの空港の一覧

外部リンク

[編集]

空港ホームページ(ロシア語)