ノート:おいしいコーヒーの真実
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製作過程についてのメモ
[編集]「2005年にイギリスのテレビドキュメンタリーで制作された同名の作品を、アメリカ合衆国と共同でリメイク映画化した」との記載について、一点気付いたことがありますので記します。出典となっている紀要論文は、本作は「もともと2005年にイギリスのFulcrum Productionsによって制作された同名のテレビドキュメンタリーで、2007年に英米合作でリメイクされたドキュメンタリー映画」(中根光敏「ブランド化するコーヒー」『広島修大論集』49(2), p. 51, 2009)としています。
公式サイトなどで時系列を追ってみると、
- 公式サイトProduction Notes - 2003年7月から撮影を本格化し、その後一旦ラフ・カットを製作
- Sundance Documentary Film Fund - 2005年に助成(のうちのひとつ)を受ける
- 公式サイトProduction Notes - 2005年7月までにロンドンに戻って仕上げに入る
- 2006 Sundance Film Festival/サンダンス映画祭公式サイト - 2006年1月のサンダンス映画祭でワールド・プレミア
- imdb - Release Date - 2006年から映画祭などで順次公開
とりあえず出典の「2007年にリメイク」というのがよく分かないのは別にしますが(同じ文章で「原題“Black Gold”(2006年)」と書いているので誤記かと思います)、全体の流れとしてはテレビドキュメンタリーを映画として改めてリメイクしたというより、映画製作の副産物としてテレビ版が製作されたという感じではないかと思いました。ただしNHKBSで放送したものでも2005年のFulcrum Productions製作版とされておりテレビ版があることは事実のようなので、メモとして記すに留めます。--Gd1031 2009年8月3日 (月) 05:55 (UTC)