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ノート:エルマー・ドリュー・メリル

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覚え書き

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 この方の業績に関してはフィリピン産の植物を多く記載した事も確かにそうではあるのですが、他にもフランシスコ・マヌエル・ブランコ等が19世紀に新種記載したフィリピン産植物の再検討論文 Species Blancoanae: A Critical Revision of the Philippine Species of Plants Described by Blanco and Llanos (1918年) や、もっと古いゲオルク・ルンフィウス(18世紀だがリンネ以前)の著作の再検討論文である An Interpretation of Rumphius's Herbarium Amboinense (1917年) といった、古い文献をより現代の植物学の基準で検討し直したものが見られ、これは特筆すべき事にあたると考えております。メリルのこうした側面に関して触れた資料は絶対に存在するとは思われるのですが、残念ながらまだ巡り合う事ができておりません。またこれらに比べると記事で取り上げるほどであるか微妙ではあるのですが、リンネが初めて用いた属の一つであるナウクレア属Nauclea; アカネ科タニワタリノキ連)が、メリルが生きていた当時実際には別属とすべきものを指して用いられるようになっていた事を指摘し、その別属をマルバハナダマ属Neonauclea; 同科同連)として新たに定義した事(J. Wash. Acad. Sci. 5(15): 530–542 (1915))が個人的に強く印象に残っています。--Eryk Kij会話2022年9月28日 (水) 05:36 (UTC)[返信]