ノート:ギガントピテクス
分類表記について
[編集]既に記載されていた(1)ヒト上科の原始的な種と考える説に加えて、(2)ヒト科チンパンジー亜科に分類する説と、(3)消去法的にヒト科ヒト亜科に分類する(しかない)説を加筆しましたが、伝統的分類法に準じて「オランウータン科」としているテンプレートはそのままにしておきました。(4)オランウータン科とする説も、(1)説と(2)説の中間に位置する説として本文に記すべきでしたでしょうか。いや、しかし、そうすると「オランウータン亜科」というのもあって、全てを書くと難読性が高くなってしまいます。どの程度に抑えるかで試行錯誤しながら書かせていただいたわけですが、皆さんならどのようにお纏めになりますか。知恵をお貸しいただければ幸いです。異説が入り乱れていることをくどくどと書き連ねるのは上手くないとは思いますが、触れない、曖昧な記述でお茶を濁すというのでは、それはもう百科事典ではないと私は考えます。--Cyclops 2008年5月12日 (月) 06:00 (UTC)
形態と分布での矛盾について
[編集]形態の項では、”これまでに発見されたギガントピテクスの化石は3個の下顎骨と歯のみであり、情報量はきわめて乏しい。”とあります。しかし、分布の項では”中国の柳州にある柳城洞窟やベトナムでは、模式種であるギガントピテクス・ブラッキーの歯の化石が数多く産出する。”、”また、同属異種ギガントピテクス・ギガンテウス(G. giganteus)の化石はインド北部や中国で発見されている。中国ではこの種の歯の化石が広西チワン族自治区(大新、武鳴、南寧)の石灰岩土壌で見つかっている”とあります。
この記述内容は矛盾しているのではないでしょうか。--いいづな(会話) 2024年1月24日 (水) 03:23 (UTC)
- コメント 「歯の化石が数多く産出する」の箇所は利用者:NoSaito(会話 / 投稿記録)さんにより2007年に英語版から翻訳されたもので、「3個の下顎骨と歯のみ」の箇所は同年に利用者:鈴木早智子(会話 / 投稿記録)さんにより追記されたものです。後者の「3個」という部分が前者の「数多く」と矛盾するというご指摘ですが、國松(2002)によるとGigantopithecus blackiの化石標本については「大部分は遊離歯が占め,他にはわずかに3個の下顎が報告されているのみ」とされています。つまり後者は「3個の下顎骨と(数多くの)歯」と解釈できます。なおZhang & Harrison(2017)によると4個目の下顎が2016年に報告されているそうです。--火乃狐(会話) 2024年1月24日 (水) 13:10 (UTC)