ノート:セキザイユーカリ
地名・河川名の日本語訳についての覚え書き
[編集]一部の地名や河川名について要約欄に記すつもりがすっかり失念しておりましたので、こちらで詳しく触れる事と致します。以下の地名・河川名は『小学館 世界大地図』(2009年; ISBN 978-4-09-526066-2) の58-61頁によるものです。
- en:Balonne River: バロンネ川
- en:Baradine: バラディン
- en:Condobolin: コンドボリン
- en:De Grey River: デ・グレー川
- en:Flinders Ranges: フリンダーズ山脈
- en:Maranoa River: マラノア川
- en:Mareeba: マリーバ
- en:Mitchell River (Queensland): ミッチェル川 (クイーンズランド州)
- en:Moonie River: ムーニー川
- en:Moree, New South Wales: モリー (ニューサウスウェールズ州)
- Siccus River: シッカス川
- en:Warrego River: ウォリゴ川
- en:Yunta, South Australia: ユンタ (オーストラリア)
一部の日本語名は他の項目と現在衝突しているか、将来的に衝突が起きる恐れがある為リンク先を上に示した様な曖昧さ回避付きのものに設定したのですが、これに関して「バロンネ川」のみ小細工が必要となります。この河川名は『小学館 世界大地図』中でも表記が一定せず「バロン川」と「バロンネ川」の二通りが混在しています。そしてこの川はクイーンズランド州南部に流れるものであるのですが、実は同州のケアンズ近辺にラフティングツアーの名所となっているen:Barron River (Queensland)というものが存在し、日本語表記ではバロン川は勿論バロン川 (クイーンズランド州)としてもなお2つの河川を指し得る記事名となってしまいます。既にWikipedia:記事名の付け方#記事名の重複を回避する場合の原則に当てはまらないモン族 (Hmong) : モン族 (Mon)の様な事例も存在する事からこれに倣い、原語綴りを記事名として設定する(バロン川 (Balonne) : バロン川 (Barron))という手も考えられますが、これは前掲のガイドラインの存在を知る者としては極力避けた方が良い最終手段であるのでしょう。その様な訳で、リンク先はバロンネ川に設定し、表示は「バロン(ネ)川」とする解決策を取りました。なおネット上の日本語ページや資料を検索した限りでは「バロン川」といえばほぼケアンズ近郊のものの方であり、オーストラリア観光に必要なレベルの知識をお持ちの読者さんが読んだ場合に誤解を招く可能性が高いと考えられる為、この箇所は{{仮リンク}}を用いず原語綴りを表記する形式と致しました。
また Narrabri は『小学館 世界大地図』では「ナラブリ」と表記されているのですが、Narrabri(2022年7月26日 04:02 (UTC) 版)では発音が /ˈnærəbraɪ/ と指定されており、実際にGoogle Books上でも複数の「ナラブライ」表記を確認する事ができた為、ナラブライと致しました。--Eryk Kij(会話) 2022年9月17日 (土) 10:21 (UTC)
個体群への言及についての覚え書き
[編集]さて「特徴」節や「気候条件」節は Boland et al. (2006) を典拠にした結果、「マレー・ダーリング流域産」、「乾燥地帯産個体群」、「熱帯産個体群」といったように個体群が地域区分と結び付けられた言及の仕方となっていて何とはなしに回りくどさが感じられる状態となっています。その Boland et al. (2006) の共著者であるイアン・ブルッカー(Ian Brooker)氏とモーリス・W・マクドナルド(Maurice W. McDonald)氏は2009年にセキザイユーカリの亜種を再検討する論文(こちら、有料だがアブストラクトのみ無料で閲覧可能)で新亜種を4つ記載するのですが、各亜種の分布域の情報を考慮に入れますと、上に挙げたもののうち「マレー・ダーリング流域産」は基本亜種(subsp. camaldulensis)に、「乾燥地帯産個体群」は subsp. arida に、「熱帯産個体群」は subsp. acuta か subsp. obtusa に対応する可能性が高いと見ております。ただ残念な事に、その見立てを裏付けるあと一歩の証拠が足りません。上述の2009年の論文に各個体群と亜種との対応関係が明記されているかもしれないのですが、今のところ直接確認が取れそうにありません。--Eryk Kij(会話) 2022年10月4日 (火) 08:20 (UTC)
他に足りないものは?
[編集]極力様々なトピックを網羅したつもりですが、2022年9月の月間新記事賞では最終結果が11得点と伸び悩みました。これは投票を行った方々に〈この記事は何か物足りない〉という印象を抱かせたものと解釈致しました。近い将来にこの記事を査読依頼にかける事になるかもしれませんが、現段階で初版作成者である自分自身が問題点として心当たりのある要素は、パルプや蜜源植物としての利用法に関して一応言及を行ってはいるものの内容が薄く、「取り敢えず言及しといたからはい、いいでしょこれで」感が滲んでいる点でしょうか。後は一つ上の節で述べた、特徴節内の地域差と亜種との対応関係が曖昧となっている点ですね。--Eryk Kij(会話) 2022年10月12日 (水) 10:36 (UTC)