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ノート:ソドムとゴモラ

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Sodomyについて、少し調べてみました。

アメリカの大学のキャンパス内で起こる犯罪統計などを見ると、forcible sodomy という語は結構頻繁に出てきます。この種の統計の出典はFBIのUniform Crime Reportsの統計ですが、そこで用いられているforcible sodomyの定義は、http://www.fbi.gov/ucr/hatecrime.pdf にあります。基本的には、同性・異性に関係なく、当事者間の有効な合意なしに行われるアナルセックスとオラルセックスを指しているようです。

アメリカでは最近まで同性間の性行為を違法としたり、同性間の性行為を防止するためにオラル・セックスを違法としていた州もありましたが、これらは(通称)Sodomy lawと呼ばれていました。en:Sodomy lawの説明によると、同性愛を特に禁止していない場合でも、同性間のアナルセックスなどを集中的に摘発(?)するというようなこともあったようです。(ABCNewsのこちらの記事なども参考になるでしょうか。[1])これらの記述と、en:Sodomyの記述とを考え合わせると、Sodomyという語が同性愛と同義とはされないながらも、性的な逸脱・堕落の代表例のように扱われていたという事情があったように思います。

この語を同性愛の意味で用いる人がファナティックであるかどうかについては、多少は議論の余地もあるかも知れませんが、「同性愛を含めた性的な逸脱行為」という意味では未だに用いられている語だと言えるように思います。また、同性愛が(宗教上、道徳上の)罪だという考えの人はかなり多いように思います。もちろん、アメリカにはファナティックな人間がたくさんいるという議論も可能でしょうが、ごく一部の少数派のみが使う語、という感じではない、とは言えるように思います。

dictionary.com で見ると、同性愛の意味と、(同性異性に関係なく)アナルセックス、オラルセックスの意味とが掲載されています。獣姦もあります。

英語圏の他の国でどうか、ということは知りません。

Tomos 19:20 2004年6月15日 (UTC)

ドイツ語では、Sodomieがそれにあたります。de:Sodomieをご覧ください。獣姦というのでしょうか、人が動物を相手におこなう性行為、常軌を逸した放埓な性行為を意味するようで、他の言語ではアナルセックスなどを特に指して言うものの、背景にある意味は自然ではない、性の放埓ということのようです。同性愛まで含めているかどうか、少なくとも同性愛と同義ではないようです。含まれないかというと、それを否定する根拠はないかもしれません。Mishika 19:53 2004年6月15日 (UTC)

ちなみに、英語版のSodomyには、聖書のどの部分にどういう言及があるかについての解説があります。最も具体的な描写は、同性間の輪姦ということですが、性的な堕落だけがソドムの罪だったのかについては必ずしも明確ではないようです。Tomos 11:05 2004年6月17日 (UTC)

記事名の変更について

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この記事名を「ソドムとゴモラ」にして、ソドムをリダイレクトページにしようと思います。理由は、「ゴモラ」が単独で記事が成り立たないと思われるためです。以下、参考までに。

「ソドム」と「ゴモラ」、双方への言及
  • 旧約聖書 - 19回
  • 新約聖書 - 4回
「ソドム」単独での言及
  • 旧約聖書 - 20回
  • 新約聖書 - 5回
「ゴモラ」単独での言及
  • 旧約聖書 - 0回
  • 新約聖書 - 0回--以上の署名のないコメントは、Rigel会話投稿記録)さんが 2004年9月9日 (木) 12:49‎(UTC) に投稿したものです(Ext88会話)による付記)。

ラピュタの記述について

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「天空の城ラピュタ」の記述がありますが、これは第一階層として記述する内容でしょうか? すぐ下に「ソドムとゴモラを題材とした芸術作品」を記す箇所がありますので 少なくともそちらに記述するべきでは?--以上の署名のないコメントは、221.116.241.3会話/Whois)さんが 2008年1月28日 (月) 05:54‎(UTC) に投稿したものです(Ext88会話)による付記)。

「 2023年2月4日 (土) 02:27‎ 朧斗 19,241バイト +364‎ →‎罪: 内容追加」によって追加された箇所の削除について

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以下の追加された記述についてですが、記述の誤りとその解釈に無理があります。

「日本聖書協会から出されている新共同訳の聖書では、ソドムの滅亡に関し同性愛的描写は無い。(旧)26ページにロトの家に来た男二人が「体を押し付けた」とあるが、それ自体が罪であるという描写はない。ソドムとゴモラが同性愛行為で乱れたとは書かれていない。」

その理由を以下に記載します。 ※聖書からの引用はすべて「聖書 新共同訳 日本聖書協会 ISBN978-4-8202-1204-1」より

まず、聖書には

彼らがまだ床に就かないうちに、ソドムの町の男たちが、若者も年寄りもこぞって押しかけ、家を取り囲んで、わめきたてた。「今夜、お前のところへ来た連中はどこにいる。ここへ連れて来い。なぶりものにしてやるから。」(創世記19章5節)

とあります。 「お前のところへ来た連中」とは「二人の御使い」です。御使いとは天使であり、人間の男の姿をしています。 それを「なぶりものにしてやるから」と大勢の男が叫んでいるのです。 ちなみに「なぶりもの」とは、性的暴行の事を指しています。 念の為英訳では、以下の通り表現されています。

They called to Lot, and said to him, "Where are the men who came in to you this night? Bring them out to us, that we may have sex with them. (World English Bible Genesis 19:5)

we may have sex with them」とありますので性的暴行を行う意思を示しています。

よって、件の投稿の『「日本聖書協会から出されている新共同訳の聖書では、ソドムの滅亡に関し同性愛的描写は無い。』また、『ソドムとゴモラが同性愛行為で乱れたとは書かれていない。』とは誤った解釈となります。

また、『(旧)26ページにロトの家に来た男二人が「体を押し付けた」とあるが、それ自体が罪であるという描写はない。』については、まず『ロトの家に来た男二人が「体を押し付けた」』の記述は誤りです。

男たちは口々に言った。「そこをどけ。」「こいつは、よそ者のくせに、指図などして。」「さあ、彼らより先に、お前を痛い目に遭わせてやる。」そして、ロトに詰め寄って体を押しつけ、戸を破ろうとした。(創世記19章9節)

聖書では、暴徒と化したソドムの町の男たちが「ロトに詰め寄って体を押し付け、戸を破ろうとした。」とあります。

件の投稿で、同性愛行為が罪ではないという事を言わんとしているのであれば、明らかな誤りです。一連のソドムでの状況、特に同性愛は罪とされています。

女と寝るように男と寝てはならない。それはいとうべきことである(レビ記18章22節)

女と寝るように男と寝る者は、両者共にいとうべきことをしたのであり、必ず死刑に処せられる。彼らの行為は死罪に当たる。(レビ記20章13節)

と聖書には罪であり死罪に当たると記述がされております。

以下にソドムの罪について言及されている聖書の箇所を記載します。

お前の妹ソドムの罪はこれである。彼女とその娘たちは高慢で、食物に飽き安穏と暮らしていながら、貧しい者、乏しい者を助けようとしなかった。彼女たちは傲慢にも、わたしの目の前で忌まわしいことを行った。そのために、わたしが彼女たちを滅ぼしたのは、お前の見たとおりである。』(エゼキエル書:16章49-50節)

ソドムやゴモラ、またその周辺の町は、この天使たちと同じく、みだらな行いにふけり、不自然な肉の欲の満足を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受け、見せしめにされています。』(ユダの手紙:7節)


以下に、参考までに「■創世記 19章全文」を記載します。


■創世記 19章全文 二人の御使いが夕方ソドムに着いたとき、ロトはソドムの門の所に座っていた。ロトは彼らを見ると、立ち上がって迎え、地にひれ伏して、 言った。「皆様方、どうぞ僕の家に立ち寄り、足を洗ってお泊まりください。そして、明日の朝早く起きて出立なさってください。」彼らは言った。「いや、結構です。わたしたちはこの広場で夜を過ごします。」 しかし、ロトがぜひにと勧めたので、彼らはロトの所に立ち寄ることにし、彼の家を訪ねた。ロトは、酵母を入れないパンを焼いて食事を供し、彼らをもてなした。 彼らがまだ床に就かないうちに、ソドムの町の男たちが、若者も年寄りもこぞって押しかけ、家を取り囲んで、 わめきたてた。「今夜、お前のところへ来た連中はどこにいる。ここへ連れて来い。なぶりものにしてやるから。」 ロトは、戸口の前にたむろしている男たちのところへ出て行き、後ろの戸を閉めて、 言った。「どうか、皆さん、乱暴なことはしないでください。 実は、わたしにはまだ嫁がせていない娘が二人おります。皆さんにその娘たちを差し出しますから、好きなようにしてください。ただ、あの方々には何もしないでください。この家の屋根の下に身を寄せていただいたのですから。」 男たちは口々に言った。「そこをどけ。」「こいつは、よそ者のくせに、指図などして。」「さあ、彼らより先に、お前を痛い目に遭わせてやる。」そして、ロトに詰め寄って体を押しつけ、戸を破ろうとした。 二人の客はそのとき、手を伸ばして、ロトを家の中に引き入れて戸を閉め、 戸口の前にいる男たちに、老若を問わず、目つぶしを食わせ、戸口を分からなくした。 二人の客はロトに言った。「ほかに、あなたの身内の人がこの町にいますか。あなたの婿や息子や娘などを皆連れてここから逃げなさい。 実は、わたしたちはこの町を滅ぼしに来たのです。大きな叫びが主のもとに届いたので、主は、この町を滅ぼすためにわたしたちを遣わされたのです。」 ロトは嫁いだ娘たちの婿のところへ行き、「さあ早く、ここから逃げるのだ。主がこの町を滅ぼされるからだ」と促したが、婿たちは冗談だと思った。 夜が明けるころ、御使いたちはロトをせきたてて言った。「さあ早く、あなたの妻とここにいる二人の娘を連れて行きなさい。さもないと、この町に下る罰の巻き添えになって滅ぼされてしまう。」 ロトはためらっていた。主は憐れんで、二人の客にロト、妻、二人の娘の手をとらせて町の外へ避難するようにされた。 彼らがロトたちを町外れへ連れ出したとき、主は言われた。「命がけで逃れよ。後ろを振り返ってはいけない。低地のどこにもとどまるな。山へ逃げなさい。さもないと、滅びることになる。」 ロトは言った。「主よ、できません。 あなたは僕に目を留め、慈しみを豊かに示し、命を救おうとしてくださいます。しかし、わたしは山まで逃げ延びることはできません。恐らく、災害に巻き込まれて、死んでしまうでしょう。 御覧ください、あの町を。あそこなら近いので、逃げて行けると思います。あれは小さな町です。あそこへ逃げさせてください。あれはほんの小さな町です。どうか、そこでわたしの命を救ってください。」 主は言われた。「よろしい。そのこともあなたの願いを聞き届け、あなたの言うその町は滅ぼさないことにしよう。 急いで逃げなさい。あなたがあの町に着くまでは、わたしは何も行わないから。」そこで、その町はツォアル(小さい)と名付けられた。 太陽が地上に昇ったとき、ロトはツォアルに着いた。 主はソドムとゴモラの上に天から、主のもとから硫黄の火を降らせ、 これらの町と低地一帯を、町の全住民、地の草木もろとも滅ぼした。 ロトの妻は後ろを振り向いたので、塩の柱になった。 アブラハムは、その朝早く起きて、さきに主と対面した場所へ行き、 ソドムとゴモラ、および低地一帯を見下ろすと、炉の煙のように地面から煙が立ち上っていた。 こうして、ロトの住んでいた低地の町々は滅ぼされたが、神はアブラハムを御心に留め、ロトを破滅のただ中から救い出された。 ロトはツォアルを出て、二人の娘と山の中に住んだ。ツォアルに住むのを恐れたからである。彼は洞穴に二人の娘と住んだ。 姉は妹に言った。「父も年老いてきました。この辺りには、世のしきたりに従って、わたしたちのところへ来てくれる男の人はいません。 さあ、父にぶどう酒を飲ませ、床を共にし、父から子種を受けましょう。」 娘たちはその夜、父親にぶどう酒を飲ませ、姉がまず、父親のところへ入って寝た。父親は、娘が寝に来たのも立ち去ったのも気がつかなかった。 あくる日、姉は妹に言った。「わたしは夕べ父と寝ました。今晩も父にぶどう酒を飲ませて、あなたが行って父と床を共にし、父から子種をいただきましょう。」 娘たちはその夜もまた、父親にぶどう酒を飲ませ、妹が父親のところへ行って寝た。父親は、娘が寝に来たのも立ち去ったのも気がつかなかった。 このようにして、ロトの二人の娘は父の子を身ごもり、 やがて、姉は男の子を産み、モアブ(父親より)と名付けた。彼は今日のモアブ人の先祖である。 妹もまた男の子を産み、ベン・アミ(わたしの肉親の子)と名付けた。彼は今日のアンモンの人々の先祖である。 --Hare2023会話2023年2月19日 (日) 09:41 (UTC)[返信]