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ノート:ディノポネラ属

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要検証

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本記事には複数の問題があります。

  • 記述がちぐはぐ
たとえば特徴節では「腹部にはハリアリ特有の大きな針が発達している」と書かれていますが、続く生態節では(本種にかんする記述として)「他のアリでは退化した毒針を残し」と書かれており、記述が矛盾しています。おなじ生態節には「女王アリを中心とした女系社会で」とありますが、これはアリ科全体の特徴であり、「女系社会」という形容も適切であるとは思えません。
  • 分類階級にかんする問題
上と関連しますが、記事内容がどの分類階級にかんする記述なのかぐちゃぐちゃであるように見受けられます。生息地節では本種 Dinoponera gigantea の生息地として「ブラジル、ガイアナ、ボリビア、パラグアイ、ペルー、エクアドル、コロンビア」を挙げていますが、Ant wikiによれば、本種の生息地として確実なのはブラジル・ガイアナ・ペルーの三国のみであり、これはおそらくDinoponera 属の分布情報と混同されているように思われます (Ant wikiの該当ページ参照)。本記事の記述は、おそらく「世界最大」という情報を除き、ほとんどすべてが本種というよりは属にかんする記述であるように見受けられます。また、そもそもD. giganteaの和名としての「ディノハリアリ」は適切なのでしょうか?分類表では Dinoponera 属の和名として「オソレハリアリ」という和名が見られますが、これはおそらく"Dino-"+"ponera"の直訳であり、実質的に「ディノハリアリ」とは同義であるように思われます。
  • 出典の問題
本記事は 今森光彦『世界昆虫記』を唯一の(外部リンクはありますが)出典としていますが、当該書籍にほんとうに上で挙げたような問題のある記述があるのでしょうか?もちろん参照方法の問題はありますが、それ以前の問題として、明らかにちぐはぐな記述から見るに、提示されていない複数の「参考文献」をごちゃ混ぜにしているように思えてなりません。

--森津会話2021年8月5日 (木) 06:10 (UTC)[返信]

しばらく余裕を見て改名・改訂の提案に移行します。--森津会話2021年8月5日 (木) 06:26 (UTC)[返信]

改名提案(2021年9月)

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本ページのタイトルを「ディノハリアリ」から「ディノポネラ属」へと改名し、記事内容を種にかんするものから属にかんするものへと改訂することを提案します。上の項目とも関連しますが、理由は以下のとおりです。--森津会話2021年9月6日 (月) 18:27 (UTC)[返信]

  • 指示範囲の問題
本記事では Dinoponera gigantea の和名として「ディノハリアリ」を扱っています。本種は属内最大種であり、たしかに特別に和名が与えられてもおかしくはありませんが、おそらく属名の直訳であろう「ディノハリアリ」を種名として与えるのは適切であるとは思えません。Dinoponera 属の日本語での紹介事例(島田拓 (2016年12月27日). “超巨大ディノポネラ”. ありんこ日記 AntRoom. 2021年9月7日閲覧。; 坂本洋典 (2018). “~続・ヒアリの侵入について知るべきこと~ 侵入地と原産地 それぞれの目から見た「ヒアリ」”. 教科研究「理科」 207: 7-11. https://www.gakuto.co.jp/docs/ms/kagaku/pdf/rika207_4.pdf. )でも「ディノポネラ」が属和名として扱われています。本種のみにかんする記事として改稿する道も考えられますが、専門的な分類形質を除けば、本種のみの明確な特徴を記述するのはおそらく困難であり、記事を属にかんするものとして再構成するのがもっとも適切であろうと思われます。
  • 和名「ディノハリアリ」の問題
google検索のヒット数を比較すると、「"ディノハリアリ"」が約 8,930 件なのに対して、「"ディノポネラ"」が約 15,600 件となっており、後者の方が一般的であろうと思われます。坂本洋典 (2018)アリ類データベースのQ&Aコーナーによれば、本属のものとして「オソレハリアリ」という和名もあるようですが、ヒット数は152件とかなり少ないです。「ディノハリアリ」は"Dinoponera"の訳であろうと思われますが、"-ponera"を「ハリアリ」と訳しておきながら接頭辞の"Dino-"の方をそのままにしておくのは中途半端と言わざるを得ず、単純な音写である「ディノポネラ」あるいは学名直訳であろう「オソレハリアリ」と比べると、採用するのに特別な理由を必要とするように思いますが、そのような理由を見つけるのは現状困難です。