ノート:プロミネンス (地誌学)
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topographyの訳について
[編集]記事名、および冒頭部にも関係することなのですが、en:Topographic prominenceでの「topography」を「地誌学」と訳すことに、私は違和感を覚えます。地誌学というと、以前地誌学を改稿したときに少し調査していますし、その後勉強したことも含めて考えると、特定地域の地理学的性格を明らかにする学問という認識で、英語だとen:Regional geographyに相当するかと思います。ここでは地形、測地あたりの話なのかな(私自身も適切な訳語がピッタリくるわけではありませんが)と思います。またノート:地誌学#他言語版のリンクと本記事の関係についてでは似たような疑問が過去になされています。現状として無出典記事ということもあり、検証・修正が必要なのかなと思い、こちらで話題提起します。--郊外生活(会話) 2019年7月28日 (日) 10:17 (UTC)
- 月の地誌学という記事を見て同じく違和感を覚えましてここにたどり着きました。この記事と関連項目に挙がっているアイソレーション (地誌学)ともども改名すべきと考えます。地球科学には不案内であり、現在専門書にも当たりにくい状況で代替案を示しがたいのですが、曖昧さ回避のための語としては「地形」「地形学」が妥当に思われます。英語版では地勢en:Terrain・地形en:Landform・地形学en:Geomorphologyとen:Topographyに別々の記事があり、topographyに別に対応しうる定訳は思いあたりません…… --LT sfm(会話) 2020年2月19日 (水) 15:21 (UTC)
- まず、日本地形学連合(編) 2017.『地形の辞典』朝倉書店 を読んでみました。私自身は、地形→landform、地形学→geomorphology という認識ですが、p.548「地形」でtopographyもあがっています。またp.1013英語索引でtopographyは「地形」として書かれています。なので、曖昧さ回避括弧は「地誌学」より「地形」のほうが良いのかもしれません。ただ、私自身は(地形学に限らず)地理学の用語として「プロミネンス」を聞いたことがありません。『地形の辞典』では「プロミネンス」も「prominence」も、記事中で出てくる「地形突出度」も掲載されていません。「プロミネンス」でCiNii検索しても太陽と言語学ばかりです(地理学関係のヒットなし)。他の文献も用いて、もう少し調査してみます(無出典の解消も必要なので)。ただ、どのみち、おそらく今後改名提案は行うことになるのかなとは思います。--郊外生活(会話) 2020年2月20日 (木) 10:48 (UTC)
- 信頼できる情報源ではありませんが、英語の解説サイト[1]をたどったところ、"prominence"はSteve Fryという人による1981年の造語との由書かれていました。日本語のこのサイトなどを見る限りでも、「プロミネンス」は地形学用語というよりは登山の用語のようですので、そちらの方面の書籍のほうが出典としては見つかりやすいかもしれません。また登山家の間では岩場のルート図のことをトポグラフィー(トポ)と言うそうですが、ここではあまり関係なさそうに見えます。取り急ぎご報告まで申し上げます。 --LT sfm(会話) 2020年2月20日 (木) 12:24 (UTC)
- 登山関係の書籍を読めていなかったのですが、別件で読んでいた人文地理学の論文(分野が違うので参考程度ですが、doi:10.4200/jjhg.66.3_231です)でtopographyを地勢学と書いているのを見かけました。地勢学で問題なさそうであれば括弧を地勢学に書き換えた方が良いかもしれない、とは思いましたが、地勢学そのものについて私も詳しくないので、改名提案をするとしてももう少し調べてから行いたいと思います。--郊外生活(会話) 2021年3月18日 (木) 17:56 (UTC)
- ネットで調べただけで正確なことは言えないのですが、瞥見するところ「地勢学」にもtopography,physical geography,geomorphology,topology などの語が当てられていて、必ずしも定訳があるようには思われません。上記のように「プロミネンス」は登山家の間で精緻化されてきた概念のようですし(おそらく「アイソレーション」もそうなのでしょう)、「学」を付けるべきなのかという疑問もあります。もっとも、海外の自然地理学の論文などではこの概念が導入されているようです(例えば[2])。
- 個人的な意見としては、ここは単なる曖昧さ回避ですから精訳にこだわる必要もなく、(地形)とか(山岳)など分かりやすい語に置き換えればよいのではないでしょうか。月の地誌学については別途考える必要がありますけれど。 --LT sfm(会話) 2021年3月20日 (土) 02:23 (UTC)
- 登山関係の書籍を読めていなかったのですが、別件で読んでいた人文地理学の論文(分野が違うので参考程度ですが、doi:10.4200/jjhg.66.3_231です)でtopographyを地勢学と書いているのを見かけました。地勢学で問題なさそうであれば括弧を地勢学に書き換えた方が良いかもしれない、とは思いましたが、地勢学そのものについて私も詳しくないので、改名提案をするとしてももう少し調べてから行いたいと思います。--郊外生活(会話) 2021年3月18日 (木) 17:56 (UTC)
- 信頼できる情報源ではありませんが、英語の解説サイト[1]をたどったところ、"prominence"はSteve Fryという人による1981年の造語との由書かれていました。日本語のこのサイトなどを見る限りでも、「プロミネンス」は地形学用語というよりは登山の用語のようですので、そちらの方面の書籍のほうが出典としては見つかりやすいかもしれません。また登山家の間では岩場のルート図のことをトポグラフィー(トポ)と言うそうですが、ここではあまり関係なさそうに見えます。取り急ぎご報告まで申し上げます。 --LT sfm(会話) 2020年2月20日 (木) 12:24 (UTC)
- まず、日本地形学連合(編) 2017.『地形の辞典』朝倉書店 を読んでみました。私自身は、地形→landform、地形学→geomorphology という認識ですが、p.548「地形」でtopographyもあがっています。またp.1013英語索引でtopographyは「地形」として書かれています。なので、曖昧さ回避括弧は「地誌学」より「地形」のほうが良いのかもしれません。ただ、私自身は(地形学に限らず)地理学の用語として「プロミネンス」を聞いたことがありません。『地形の辞典』では「プロミネンス」も「prominence」も、記事中で出てくる「地形突出度」も掲載されていません。「プロミネンス」でCiNii検索しても太陽と言語学ばかりです(地理学関係のヒットなし)。他の文献も用いて、もう少し調査してみます(無出典の解消も必要なので)。ただ、どのみち、おそらく今後改名提案は行うことになるのかなとは思います。--郊外生活(会話) 2020年2月20日 (木) 10:48 (UTC)