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ノート:ミカエル・プセルロス

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何故に「ミカエル・プセルロス」なる異例な表記を掲げるのですか?以上の署名の無いコメントは、59.157.1.214 会話/Whois)さんが 2018年6月14日 (木) 05:32‎ に投稿したものです(Sumaru会話2018年6月15日 (金) 15:01 (UTC)による付記)。[返信]

  • コメント 井上浩一『生き残った帝国ビザンティン』(講談社現代新書)や、根津由喜夫「コムネノス家 : 十一世紀ビザンツ軍事貴族家門の相貌」(金沢大学文学部論集. 史学・考古学・地理学篇 20、2000年)では、「ミカエル・プセルロス」として紹介されています。もちろん、「ミカエル・プセロス」としている文献があることも認識していますが、ビザンティン史の専門家も使っている表記が異例として排撃できるのかどうか、専門家でない私には判断が付きません。Wikipedia:検証可能性にも、事実かどうかよりも検証可能かどうか、とある通り、あなたであれ、他の誰かであれが、具体的な文献も挙げずにおかしいとおっしゃっても、申し訳ありませんが、それ自体では記事をどうしようもありません。改名が必要だとお考えなら、例えば、近年の研究例をいくつも掲げて、かつてはともかく最近「プセルロス」などという表記を使う専門家はいなくなっている等、具体的な論拠(あくまでもWikipedia:信頼できる情報源と認められるもの)を伴わせる形でWikipedia:ページの改名に則った手続きをお願いいたします。私はこの記事の初版を投稿した者ではありますが、近年の研究動向などには疎いので、適切な文献が挙がったうえでの改名提案ならば、もちろん賛成いたします。--Sumaru会話2018年6月15日 (金) 15:01 (UTC)[返信]
  • コメント 59.157.1.214さん、少なくとも「代案」には言及していただかないと困ります。できれば、ご主張の根拠を資料を挙げて示していただけると、建設的な議論ができると思います。最近のものということで、とりあえず21世紀に出版されたビザンツものの書籍をザっと見てみました。
    • 大月康弘『帝国と慈善 ビザンツ』創文社、2005年7月1日、ISBN 4-423-46058-0 人名索引の7頁 プセロス、ミカエル けっこういっぱい載ってます。
    • 和田廣『史料が語るビザンツ世界』山川出版社、2006年3月20日 1版1刷発行 ISBN 4-634-64022-8 人名索引の4頁 ミカエル・プセロス 8, 49頁の二か所のみです。
    • 井上浩一『ビザンツ文明の継承と変容 シリーズ:諸文明の起源 8』京都大学学術出版会、2009年6月15日 初版第一刷発行、ISBN 978-4-87698-843-3 376 (6)頁 プセルロス (ミカエル) けっこういっぱい載ってます。
    • ベルナール・フリューザン、大月康弘訳『ビザンツ文明 -キリスト教ローマ帝国の伝統と受容-』文庫クセジュ 白水社、2009年7月25日 発行、ISBN 978-4-560-50937-1 索引のvii 頁 プセロス (ミカエル) 121, 135頁の二か所のみです。
    • ジュディス・ヘリン、井上浩一監訳『ビザンツ驚くべき中世帝国』白水社、2010年11月10日発行、ISBN 978-4-560-08098-6 索引のviii 頁 プセルロス、ミカエル けっこういっぱい載ってます。
    • 根津由紀夫『ビザンツ貴族と皇帝政権 -コムネノス朝支-配体制の成立過程- 金沢大学人間社会研究叢書』世界思想社、2012年2月10日 第1刷発行 ISBN 978-4-7907-1550 人名索引の8頁 プロセロス、ミカエル めちゃくちゃいっぱい載ってます。
    • 井上浩一『ビザンツ交流と共生の千年帝国』昭和堂、2013年6月30日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-8122-1320-9 索引 vi 頁 ミカエル 154頁の一か所のみですが、 「現地の長官」とあるので別人ぽいかんじです。

どの外国語でもそうなのですが、日本語 (カタカナ)へのトランスクリプションは難しくて、すべての音声を文字化するのは厳密には不可能に近いことだと思っています。本件の場合、より正確に転写するなら、自分は「プセルロス」と小さい「ル」を使いたいところです。ただ、ウィキペディアでは独自研究になってしまうでしょうね。「プセロス」と「プセルロス」の違いは、小さい「ル」を省略する人と大きい「ル」に置き換える人がいるというだけの違いで、どちらも間違いではないと思います。少なくとも、「ミカエル・プセルロス」が異例な表記である、と言えないことは確かです。それと、Google booksやCiniiで「プセロス」を検索するとキュプセロスもひっかかってきますので、それらには注意してください。Takabeg会話2018年6月19日 (火) 15:25 (UTC)[返信]

  • コメントその2:小池百合子さんの『3日で覚えるアラビア語』のように、ラテンアルファベット転写されているうえにカタカナがふってある体裁のギリシア語教科書はないものかと探してみたのですが、見つかりませんでした。ただ、『CDエクスプレス 古典ギリシア語』白水社、2003年6月15日、ISBN 4-560-00590-7 にフリガナがふってあるのを発見しましたので、その本の18頁にある例文を提示しておきます。
    • Εστ ελπίς ή βόσκουσα τους πολλούς βροτών  Σοφοκλής πολλούς のところには、「ポルルース」とフリガナがふられています。とはいえ、私はギリシア語に詳しいわけではないので、Hideokunさんにご助力願いたいところです。Takabeg会話2018年6月19日 (火) 15:39 (UTC)[返信]
通知がありましたので、参上仕りましたが、私の活動分野がオスマン帝国征服以降のギリシャとビザンツ帝国が外れているため、ビザンツ関係資料は余り所有しておりません。所有している資料を探ってもいいのですが、上記でTakabegさんが調べた書籍とかぶっていますから、同じような結果になると思います。一応、プロジェクト:東ローマ帝国史の用語表記というのもありますが、現在、活動しているかどうかわかりません。ただし、この参加者の中にビザンツ帝国のHPをお持ちの方がおられますので、その方ならお詳しいかもしれませんので、お声をかけてみてはいかがでしょうか。また、日本ビザンツ学会のHPを少し漁ったところ、「プセロス」の表記が見られました。ただ、代表もしくは副代表であろう井上浩一氏が出版物で「プセルロス」を使っていることからこの表記については元々曖昧なのではないかと想像します。--Hideokun会話2018年6月21日 (木) 13:25 (UTC)[返信]
アドヴァイスありがとうございます。ビザンツ帝国のHPをお持ちの方というのはコンスタンティノープルからの使者さんのことでね。すぐにこの曲を思い出してしまいました。相談させていただきます。Takabeg会話2018年6月23日 (土) 12:36 (UTC)[返信]