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ノート:レジナルド・スコット

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「カルタグラ」について[編集]

“「カルタグラ」はスコットが煉獄を表すためにつくった造語”とありますが、カルタグラ(Cartagra)という言葉を使ったのはヨーハン・ヴァイヤーの『悪魔の偽王国』(1577年)の方が先なのではないかと思います。スコットはこれを英訳して1584年の著書に載せています([1] 参照)。ヴァイヤーがカルタグラの語を用いた最初の人物なのかどうかは判りませんが…--Doomreaper 2009年7月18日 (土) 20:00 (UTC)[返信]

検索してみた限りでは、このあたりの情報が出典のように思われます。[2][3]前者のサイトに書かれている注釈は、おそらくフレッド・ゲティングズの『悪魔の事典』(もしくはそれを参考にしたもの)でしょう。「カルタグラ」の項の説明の第一文がほとんどそのままサイトに書いてある文章です。一応確認してみたところ、ゲティングズは『悪魔の偽王国』を直接確認していないようです(参考文献に挙がっていない、他の項目で『偽王国』に載っている事柄がスコット出典になっている)。スコットの造語というのは、これら情報の伝播過程で認識の誤りがあったのではないかと私も思います……--こくま 2009年8月8日 (土) 11:28 (UTC)[返信]
検証ありがとうございます。ゲティングズ『悪魔の事典』で「カルタグラ」の項を確認しました。「プセウドモナルキア・ダエモヌム」の項も非常に手短な記述になってますし、こくまさんの推察の通りゲティングズは本当に『悪魔の偽王国』を直接参照していないかのようです。「煉獄」の項では、カルタグラを「造語」ではなく「導入した」(原書を見ていないが原文は introduce か)という、ソースが別にあったかもしれないという含みを持たせた記述になっていますね。そのあたりの表現が無難でしょうかね。Thanks again.--Doomreaper 2009年8月9日 (日) 20:55 (UTC)[返信]
私も「導入した」あるいは「使用した」くらいに留めておいたほうが無難な気がします。ヴァイヤーが先に使用した可能性が高いことですし。(余談:『悪魔の事典』の「プセウドモナルキア・ダエモヌム」の項は、何でこんなに婉曲的に書いてるのか?とすごく気になりますねー、ゲティングズはヴァイヤーだと分かっているのか分かっていないのか……)--こくま 2009年8月10日 (月) 14:43 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。本文のカルタグラの説明を修正しました。私も「プセウドモナルキア・ダエモヌム」の項を最初見たとき、あまりに素っ気ない記述と思いました。ゲティングズの本では、スコットの著書の第15部第2章にデーモンのリストがあり、『レメゲトン』に由来していると思われる旨が記されていますが、その部分がヴァイヤーからの翻訳or引用だということには全く触れていない。ここは事実を考究する場ではありませんが、ゲティングズは少なくとも『悪魔の事典』執筆時点では『悪魔の偽王国』についてはあまり知識がないようですね。--Doomreaper 2009年8月12日 (水) 03:16 (UTC)[返信]