ノート:個別言語
翻訳のチェックの必要性
わたしは基本的にはドイツ語は分からないので、翻訳は、文章構造の解釈・読解の点で、間違っている可能性があります。ドイツ語が分からないのに、何故翻訳しているのか・翻訳が出てくるのかというと、それは「分からない」のレベルの問題です。一応、ドイツ語は、第二外国語か第三外国語として、大学で、初級文法と原書講読の授業は受けているので、まったく知らないという訳ではありません。しかし、それは遙かな古代の話で、それ以来、まともにドイツ語の本を読むとか、翻訳等をしたことがないので、「分からない」というレベルです。--Maris stella 2005年11月17日 (木) 21:28 (UTC)
ケセン語の削除について
「個別言語」とは言語学という分野で専門的に、限定された文脈で用いられる学術用語です。「 個別言語と見なされる方言」の項目は、学術的な定義とカテゴライズの上で境界例となる事例の列挙です。山浦氏が提唱する「ケセン語」は、ごく個人的な主張であって、ここでその是非は問わないにせよ、学術的な文脈では完全に方言であり、「個別言語」と見なされる蓋然性はゼロです。ゆえに削除しました。(通りすがりの言語学屋)--以上の署名のないコメントは、122.216.10.98(会話/Whois)さんが 2012年11月2日 (金) 08:36 (UTC) に投稿したものです(Damena(会話)による付記)。
言語と方言とは?
[編集]言語と方言の関係には極めて政治的なものがあります。例えばセルボクロアチア語と呼ばれた言語がありました(今もあるのか?)。これなんか極めて政治的に作られたように思えます。ユーゴスラヴィア(第一のユーゴスラヴィアも含む)以前に、そう呼ばれた言語はあったのでしょうか?方言の定義は?セルビア語、クロアチア語は互いに近似していることは存じています。これらはセルボクロアチア語と呼ばれた言語が存在する以前から、おそらくあったでしょう。セルビア語とクロアチア語の関係はどうでしょうか?一方がもう一方の方言とは言えないと思います。最近名称を獲得した、ボスニア語、モンテネグロ(ツルナ・ゴーラ)語は、セルビア語、あるいはクロアチア語の方言でしょうか?これらは非常に近似しています。どの言語が古いとは言えないと思います。そこの住人はもう何世代も話し続けてきただろうから。唯一の違いは、おそらく近年(つまり独立以降)文法書と、辞書が作られたということです(その際、セルボクロアチア語、あるいはセルビア語、クロアチア語のものを大いに参考にしただろうとは思いますが)。結局、いえることはこれらの言語が互いに方言関係にあるということだと思います。結局、言語と方言の関係とは極めて政治的な問題だと思います。今の例とは少し、違う例ですが、カタルーニャ語とバレンシア語(ヴァレンシア語はカタルーニャ語と異なり、bとvを区別するので、あえてこの表記を使います)の場合は、レコンキスタを通じて、カタルーニャ語圏からヴァレンシア(バレンシア)に移植されたことは、その歴史から明らかな事実です。基層語、あるいは傍層語によるものかはしりませんが、音韻的な違いが生じております。言語学的にはカタルーニャ語の方言だと、ヴァレンシア語の研究者(自身がヴァレンシア語話者である者も含めて)も主張していますが、政治家などはヴァレンシア語であって、カタルーニャ語ではないと主張しております。また、スペインで同じようにレコンキスタで南部に移植された地域バリエーション(アンダルシーア方言などの南部方言)は通常方言と呼ばれます。また、記事内に挙げられてませんが、スペインのアストゥリアス語、レオン語はそのルーツが、カスティーリャ語ではなく、俗ラテン語にさかのぼり、言語学者は別の言語であると主張するが、政治的な力、あるいは配慮で、政治的にはその地の固有の文化資産ではあるが、方言とされています。また、もう一例、ポルトガル語は、レコンキスタの過程で北部(ガリシアと現在の北部ポルトガル)から移植されて来ました。したがって、現在のガリシア語と、ポルトガル北部方言は現在も音韻的に共通点が多い。これらルーツである言語が、新しくできたポルトガル語の方言(誰が主張しているのか?)とは?結局、より大きな上位の政治単位、枠組みの言語が言語の名をとる、という状況が見られます。ただ、これらは互いに方言関係にある言語同士である以上のことはいえないと思います(ただ、入植者によって移植されたと裏付けされるものは方言といえるかもしれませんが、「方言関係にある言語」もしくは「地域バリエーション」という語を私は使いますが、方言にはネガティブな響きがあるからです)。一方が言語で、もう一方が方言というのはだれが決めるのでしょうか?結局政治(あるいは経済)が決めるのだと思います。独自研究に相当するものと、私は思います。--Xapones(会話) 2013年3月6日 (水) 12:51 (UTC)