ノート:医科大学
医科大学に関する用語の統合
[編集]医科大学に関する用語が乱立しておりますが、全て統合した上で医科大学が辿った歴史的な経緯やそれらの医科大学が設立・昇格するに至った社会的意義をまとめて記した方がそれぞれの用語がなぜ社会一般で使用されているのか(医科大学は新設や旧設が企業でも普通に使用されるのにたとえば旧設工業大学などはなぜいわれないかなど)がより明確になり、読者の便宜にもかなうと思います。皆様のご意見をお願い致します。--秋の虹 2006年4月3日 (月) 06:51 (UTC)
- 特に反対意見はありませんでしたので統合致します。--秋の虹 2006年4月11日 (火) 08:45 (UTC)
旧制前身校の一覧
[編集]それぞれの節に各医科大学の旧制前身校の一覧を付けてみました。現状では非常に読みにくくなっているので、もうちょっと歴史記述的なところを厚くして大学一覧はその次に一括して纏めてしまい、名数記事(旧六とか新八とか)は最後に回すとかするような、やや大胆な編集上の工夫が必要かも知れません。--Straysheep 2006年9月7日 (木) 19:09 (UTC)
帝国大学への昇格構想について
[編集]帝国大学への昇格については、議会の承認は不要ですし、また議会の建議があれば昇格できるというものでもなく、表記が不正確でしたので、最小限にとどめました。詳細に記載するには、建議と設立との関係等を踏まえて、もっと正確な記述が必要だと思われます。--Almain 2006年9月26日 (火) 12:38 (UTC)
POVが多く、正確ではない(帝国大学への昇格案の確実性など)リバートがされていましたので、この際すっきりと直してみました。ご意見をよろしくお願いします。--Almain 2006年12月19日 (火) 11:12 (UTC)
追伸。岡山大学について、一部で「など」と表現したのは、ウィキ検索するとこの岡山大学の表記及び表記の位置で荒れていることがわかったからで、ちょっとだけ外したのです。リバート合戦などにならなければ、直すつもりですのでよろしくお願いします。--Almain 2006年12月19日 (火) 11:25 (UTC)
- Almainさんの編集に賛意を示しますが、「昇格」という言葉の定義をお願いしたいと思います。
明治~大正時代には、大学での西洋医学教育をきちんと受けていない医師が存在し、そのような医師が教壇に立つ職業訓練校が医学専門学校だったのだと認識しています。
一方、地方名帝国大学の医科大学(医学部)設置の際は、東京帝大・京都帝大の医科大学(分科大学)で西洋医学教育を受けた医師が教壇に立つようになります。九州では、京都帝大卒の教授陣が入って京都帝大・福岡医科大学が設置され、後に九州帝大・医科大学(のちに医学部)となり、長崎医専からの教授異動は無かったと思います。東北では、東京帝大卒・京都帝大卒の教授陣が入って東北帝大・医科大学(のちに医学部)設置され、仙台医専以来の東北帝大・医学専門部の教授は失職して他の医専に異動しました。北海道では、元々医専がないので、北海道帝大設置時に東京帝大卒・京都帝大卒の教授陣が入って医学部が設置されました。すなわち、この時代の「昇格」は、各帝大医学部の教授陣の質に依存しており、学生の質による分類ではないと思われます。
その後の医専の医科大学への「昇格」や帝大への「昇格」において、教授陣の入れ替えがあったのか資料を持ち合わせていないのですが、各大学の純血率の高さからも、入れ替えがあまり無かったのではないかと思います。また、戦時下では、医学部と並立して臨時医学専門部が設置されたり、独立して医専が設置されましたが、それらは教授陣の質云々よりも、戦地での軍医等を増産するのが主目的であり、また、それが戦後も存続したものとそうでないもの(臨時医専)が生まれたのは、軍のためではなく、国民のために医学教育・医師増産を行うように変化したためだと考えられ、後の「一県一医大」へと繋がったのだと思います。
何がいいたいかというと、現在の記事では「昇格」が単なる大学格付けの上昇を意味し、近代医学教育史の中で「昇格」がどのような意味を持っていたか語られてないところを問題視しています。実際に「昇格」で教授陣(教育)がどう変化し、臨床レベルがどう変化し、研究拡充がどのように行われ、大学運営に関わる財源がどのように変化したかが大切だと思います。資料の収集や記載には相当な努力が必要だと思われますが、現在の単なる「格付け表」的な記載と、「昇格」という言葉の使用法には問題があると思われます。もね~るmoner 2006年12月21日 (木) 23:46 (UTC)
もね~るmonerさんのおっしゃりたいことはわかりますが、Wikipediaは百科事典ですので、「昇格」という言葉の意味については、国語上以上の意味を持たせるべきではないと思っております。
「実際に「昇格」で教授陣(教育)がどう変化し、臨床レベルがどう変化し、研究拡充がどのように行われ、大学運営に関わる財源がどのように変化したかが大切だと思います。」これは非常に大切なことですが、それは「昇格」という言葉の定義で語られるべきことではなく、それ自体が「帝国大学への昇格の「意義」及びその「影響」」という一本の論文にまとめられるべきではないでしょうか。これを定義の中に読み込んでいくことは、「昇格」という言葉のもつ国語的意味そのものへの疑問と破壊的影響をもたらすものだと思います。例えば、Jリーグにおいて、J2からJ1への「昇格」ということは、単に上のカテゴリーに移行することを指しますが、その「昇格」がチームにどのような変化をもたらし、チームのプレーの質の向上や経営の方針にどのような変化をもたらしたかということは、「J2からJ1への昇格の意義及び影響」として語られるべきことで、「昇格」の定義に関わることではないと思っております。学問の上では、すでに国語学上の定義があるものについて、定義そのものに意味論的位置付けをもたらすことは、かなりの混乱を引き起こすものなのですよ。それこそ、いっそ、もね~るmonerさんが、「帝国大学への昇格の意義及びその影響」という論文、またはWikipedia上での記事をお書きになる方がよろしいかと。
なお、蛇足ながら付け加えておきますと、帝国大学への昇格が学生の質ではないということには賛同しますが、昇格が医学部の教授陣の質によるとの意見には賛同しかねます。各種史料を見ていきますと、昇格は基本的には国策で決まっているようですし、その場合医学部及びその教授の質が特に問題にされている形跡を見て取ることはできません。これら医学部重視の意見は、どちらかというと、在野の医学関係者の牽強付会的な医学部持ち上げの意見かと思っております。また、純潔率の高さについても、私は別の要素も強かったものと考えています。国費派遣による外国留学を行った場合には、学部でその留学期間の倍の教授という慣例があったことや(文学関係ではそれが制度化までされた形跡もあります)、当時の地方言語(いわゆる方言)の乖離の大きさから同一地方の言葉になれた者を長く置きたかった傾向など、必要性がかなり大きかったこと。また、学会の他に軍関係者への出張教授等で他大学との交流が現在以上に相当にあったことなど、同一大学に長くいても相当の交流が図れたなどの状況は、現在からはなかなか考えが及ばなかったりもしますので。また帝国大学における教授陣の純潔率の高さは、医学部が特別に高かったとはいい難いものもあります。ジッツなどという系列の囲い込みは、実は医学部に固有のものではなく、理系・文系を問わず戦前から認められる傾向でもありますし。
とりとめがなくなってしまいましたが、要は「昇格」に国語学上の意味を与えた定義は賛成できないということと、それらの意味を与えた記事については、もね~るmonerさんの研究成果を期待するということです。--Almain 2006年12月24日 (日) 22:22 (UTC)
一週間様子見しましたが、荒らされなかったので、岡山大学の表記を戻しました。--Almain 2006年12月26日 (火) 13:37 (UTC)
伝統的な呼称について
[編集]旧六、新八は別のとこに移して、内部リンクにすれば良いと思います。医学部のみで通用するマイナー単語ですが、wikiが「百科辞典」を目指すなら必要な項目だと思われますので。 美しさを目指して情報量を削るのはナンセンスです。
- 133.205.73.18さん、書き込みする場合は署名して下さい。Wikipediaのルールです。それから、履歴継承のないcopy&pasteは、削除の対象になる可能性があります。ご注意下さい。
ところで、「美しさを目指して情報量を削るのはナンセンス」とのことですが、旧六や新八の部分は、必要のない二度書き三度書きがあって無駄に情報量ばかりがあるため、情報の質を落とさず簡素化しました。まず、旧六の根拠として挙げている専門学校令の条文は記載する意味がないし(出典の欄で事足りる)、その後の文章も二度書き横行で焦点がありません。新八に至っては、「2つの旧公立医科大学の後身(広大および鹿大医学部)が含まれているため、後出の「旧設医科大学」のうち新八医科大学でないものとの区別は若干不分明である)」とも書いてあったように、定義が曖昧で、それこそ百科事典的ではありません。
以前の版では、旧六 や新八 に関する記載が「大学病院の格付け」(大学の格付け)として書かれていましたが、旧帝大 という大学格付けは記載されておらず、旧六や新八の関係者による「執筆者の自尊心のため」の記述に終始していたように思えます。そのため、一応、以前の執筆者の努力を尊重した上で「百科事典的」に類型化を進めたつもりです。「ナンセンス」に情報量を削ったわけではありません。もね~るmoner 2007年3月27日 (火) 18:08 (UTC)