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ノート:宮川柳川

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「郭之花夜中傾城」について

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編集前の当項目の内容[1]については『原色浮世絵大百科事典』第二巻133頁の記述と同じであり、これのみを出典(参考文献)として書かれていると見て間違いありません。

133頁には「郭之花夜中傾城」が宮川柳川の作としてあげられ、「墨摺筆彩」としています。しかし国立国会図書館デジタルコレクション公開の『あづまの花 江戸繪部類』にはこの「郭之花夜中傾城」の画像[2]があり、この絵の解説として台紙に以下の書込みがあります。

「天保年間 墨彩色絵 柳川重信 二代目雷斗 此絵は墨彩色にして一種特別の工風(工夫)なるべし」

要するにこの絵の作者を柳川重信としており、また絵は「墨摺筆彩」でもないようです。落款は「柳川筆」、画中賛は以下の通り。

「故郷へ 着ては帰らぬ たはれめの 小袖や夜の 錦なるらん 芍薬亭」

「芍薬亭」とは芍薬亭長根[3]のことか。それはともかくこの「郭之花夜中傾城」を『原色浮世絵大百科事典』に従い宮川柳川の作とするのは、問題があるとして除去しました。--ものぐさたろう会話2017年7月7日 (金) 00:03 (UTC)[返信]