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ノート:宮廷の諍い女

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甄嬛のよみかた

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「甄」にケンとシンとがあり、シンをお選びになった根拠は不明ながら、選択自体には賛同します。しかしながら「嬛」をケイとしたことについては賛同しかねます。

「嬛」は漢和辞典に収録されているよみ方でケンとケイ(呉音ギョウ)と二種類ありますが、「甄嬛」のドラマにおける中国語よみ(拼音)はZhēn Huánであり、「n」でおわる以上、日本語よみも「ン」でおわる方を採るのが筋だと思います。

そもそも、漢和辞典のケンはxuānに充てたよみで、ケイ(ギョウ)はqióngに対応するものですが、huánというよみは漢和辞典には収録されていません(参照した辞典は漢字源、新漢語林、新字源)。中国の『现代汉语词典』、『现代汉语规范词典』、『新华字典』には反対にhuánというよみしか収録されていません。対して台湾の『國語辭典(萌典)』、『五南國語活用辭典』にはxuān、huán、qióngの三つ全て収録されています。ついでに香港の『商務新詞典』はhuánのみでした。

甄嬛が第一話の妃選びの場面で名前の漢字をきかれた際に「嬛嬛一裊楚宮腰」と答え、「huánhuán yīniǎo…」とよんでいますが、しかしこちらは本来は「xuānxuān yīniǎo…」とよむべきところで、huánのよみかたについては基本的には「琅嬛」という言葉に限るようなので、ドラマ制作側で故意によみ替えているようです。xuānは美しいという意味の言葉で、qióngは孤独の意味ですので、どちらにしても後者のよみを採るのは不適切かと思います。

したがって、よみの訂正「シンケイ→シンケン」を求めます。--SKM_T_KHR会話2023年3月20日 (月) 02:50 (UTC)[返信]

日本展開版の相関図やあらすじではシンケイというルビになっているので、そちらを表記しました。この表記は配給のアジア・リパブリック社の方針だと思われます。
ドラマについて知りたいと思いwikipediaのページに行き着くユーザーが大半だと思うので、日本展開版と大きく違う表記は避けるべきだと思います。の読み方については、注釈で説明するというのはいかがでしょうか。--利用者名が全部使用されててはじかれる会話2023年3月20日 (月) 04:31 (UTC)[返信]
御返信ならびに御回答、ありがとう御座います。そういうことでしたか。こちらは配給元のサイトまではみずに、あくまでも漢字の話だけで考えておりました。失礼しました。御提案の通り、註釈で断りをいれるというのは好い案だと思います。今度は配給元がどうしてケイを採用したのかが気になってきました。暇をみて訊いてみようと思います。--SKM_T_KHR会話2023年3月20日 (月) 05:34 (UTC)[返信]