ノート:弘前大教授夫人殺し事件
この「弘前大教授夫人殺し事件」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2014年1月16日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
2. | 2019年4月18日 | 査読依頼 |
参考文献の推薦
[編集]次の書籍を参考文献として推薦します。
著者名:大塚一男(おおつか・かずお)
書籍名:冤罪に抗して
出版者:日本評論社
出版年:1993年5月20日 第1版第1刷発行
特に、弘前事件と法医鑑定(226頁~238頁)
ISBN:4-535-58102-9
推薦理由:鑑定人の鑑定に、科学的な検討をせず、その権威
にひれ伏して、盲信した高裁と最高裁の裁判官が冤罪を成立
させた経緯。
ウィキペディア:キーワード<冤罪>での参考文献 (最終更新2008年5月5日)には、残念ながら、 上記書籍が紹介されていません。非掲載のの理由は?
--125.54.250.208 2008年5月21日 (水) 10:36 (UTC)cornus--125.54.250.208 2008年5月21日 (水) 10:36 (UTC)
改名提案
[編集]記事名を「弘前大教授夫人殺人事件」にすることを提案します。--経済準学士 2008年10月14日 (火) 18:21 (UTC)
- 移動しました。--経済準学士 2008年10月20日 (月) 15:49 (UTC)
質問
[編集]現在の記述の限りでは、冤罪被害者に対する国家賠償が認められなかったことが不思議に思われます。今後解説が行われることを期待します。--Eros618 2010年7月18日 (日) 11:13 (UTC)
- 加筆しました--Arvin(会話) 2013年3月19日 (火) 22:55 (UTC)
事件名の用例調査結果
[編集]手持ちの資料から、本事件がどのような名称で言及されているかを分類してみました。単に「弘前事件」という略称のみが使用されている資料は割愛しています。また、全編に渡って本事件について述べている単行本・長編作品は太字で協調してあります。
「殺人事件」系
[編集]弘前大学教授夫人殺人事件
- 飯島滋明『痴漢えん罪にまきこまれた憲法学者』高文研、2012年。ISBN 978-4874984895。
- 大塚一男『裁判・弁護・国民』晩聲社、1983年。 NCID BN01124376。
- 鎌田慧『弘前大学教授夫人殺人事件』新風舎〈新風舎文庫 か-138〉、2006年(原著1978年)。ISBN 978-4797489910。
- 鎌田慧『反冤罪』創森社、2009年。ISBN 978-4883402427。
- 管賀江留郎『道徳感情はなぜ人を誤らせるのか - 冤罪、虐殺、正しい心』洋泉社、2016年。ISBN 978-4800307453。
- 田中輝和『血痕鑑定と刑事裁判 - 東北三大再審無罪事件の誤判原因』東北大学出版会、2002年。ISBN 978-4925085540。
- 浜田寿美男『〈うそ〉を見抜く心理学 - 「供述の世界」から』日本放送出版協会〈NHKブックス 937〉、2002年。ISBN 978-4140019375。
- 福島至、新屋達之「弘前大学教授夫人殺人事件の研究 - 確定訴訟記録に基づく再検討」『庭山英雄先生古稀祝賀記念論文集 民衆司法と刑事法学』秋山賢三ほか編著、現代人文社、1999年。ISBN 978-4906531721。
- 阿部泰隆「裁判と国家賠償」『ジュリスト』No.993、有斐閣、1992年1月、69-78頁、ISSN 04480791、NAID 40001758052。
- 木下信男「裁判と数学 - 弘前事件にみる冤罪の軌跡」『明治大学教養論集』第240号 自然科学、明治大学教養論集刊行会、1991年3月、1-15頁、ISSN 03896005、NAID 40003633337。
- 弘前大学アムネスティ・クラブ、福島至「インタビュー いまも続く、冤罪の苦しみ - 那須隆氏に聞く」『法学セミナー』1992年1月号(通巻第445号)、日本評論社、1992年1月、84-88頁、ISSN 04393295、NAID 40004892366。
- 那須隆「誰も償わない冤罪28年 - 私に人殺しの汚名を着せた司法よ、なぜ過ちを認めようとしないのか」『文藝春秋』第65巻第2号、文藝春秋、1987年2月、328-334頁、NAID 40003421083。
- 『冤罪への証言〜弘前大学教授夫人殺人事件をふりかえる』(RABラジオ、1991年放送)
弘前大教授夫人殺人事件
- 猪野健治 著「二十五年目の審判」、作品社編集部 編『読本 犯罪の昭和史』 2 戦後・昭和20年―昭和34年、作品社、1984年。ISBN 978-4878937026。
- 神一行『警察官僚』(完全版)角川書店〈角川文庫 し-24-1〉、2000年(原著1995年)。ISBN 978-4043533015。
- 「弘前大教授夫人殺し『真犯人』でも歩けた『金と女』の道」『週刊新潮』第29巻第36号(通巻第1474号)、新潮社、1984年9月、132-135頁。
「殺し事件」系
[編集]弘前大学教授夫人殺し事件
- 秋山賢三「『なだれ現象』と証拠構造論」『庭山英雄先生古稀祝賀記念論文集 民衆司法と刑事法学』秋山賢三ほか編著、現代人文社、1999年。ISBN 978-4906531721。
- 大塚一男『弁護士への道 - 生きべくんば民衆とともに』晩聲社、1978年。 NCID BN01114452。
- 佐藤友之『私の「冤罪」闘争記』青年書館、1982年。ISBN 4-7918-0026-5。
- 後藤昌次郎『冤罪の諸相』 この人を見よ 後藤昌次郎の生涯 (3)、日本評論社、2010年。ISBN 978-4535516854。
- 佐藤友之『犯罪は警察でつくられる』三一書房〈三一新書 1002〉、1988年。ISBN 978-4380880070。
- 村重慶一 著「冤罪者に対する賠償の法理」、小田中聰樹ほか編 編『渡部保夫先生古稀記念論文集 誤判救済と刑事司法の課題』日本評論社、2000年。ISBN 978-4535512207。
- 日本弁護士連合会編 編『再審』日本評論社、1977年。ISBN 978-4535575073。
- 司法研修所編 編『自白の信用性 - 被告人と犯行との結び付きが争われた事例を中心として』法曹会〈事実認定教材シリーズ第3号〉、1991年。 NCID BN06967532。
- 西野喜一「再審による無罪判決の確定と裁判の違法性」『判例タイムズ』No.799(第44巻第2号)、判例タイムズ社、1993年1月、37-47頁、ISSN 04385896、NAID 40003209390。
弘前大教授夫人殺し事件
- 青地晨『魔の時間 - 六つの冤罪事件』社会評論社〈現代教養文庫 1022-B-010〉、1980年(原著1976年)。ISBN 978-4390110228。
- 井上安正『真犯人はつくられた - 弘前大教授夫人殺し事件・「無実の罪」証明のための二、二〇〇日の取材ノート』自由国民社〈Legal Books〉、1977年。 NCID BA48289298。
- 井上安正『警察記者33年 - 凶悪事件の裏事情』徳間書店〈徳間文庫 い-35-1〉、2000年(原著1993年)。ISBN 978-4198912895。
- 今村核『冤罪と裁判』講談社〈講談社現代新書 2157〉、2012年。ISBN 978-4062881579。
- 臼井滋夫『刑事法の今日的諸問題』立花書房〈立花法学叢書〉、1983年。ISBN 978-4803723335。
- 竹澤哲夫『裁判が誤ったとき - 請求者からみた再審』イクォリティ、1990年。ISBN 978-4943855651。
- 東京三弁護士会合同代用監獄調査委員会編 編『ぬれぎぬ - 私はこうして自白させられた』青峰社、1984年。ISBN 978-4795274013。
- 井上安正「弘前大教授夫人殺し再審無罪判決 『那須さん、オレたちは勝った!!』 - 真犯人をスクープした本社記者の手記」『週刊読売』第36巻第10号(通巻第1484号)、読売新聞社、1977年3月、26-29頁。
- 井上安正「真実解明こそ新聞記者の責務」『新聞研究』第315号、日本新聞協会、1977年10月、47-49頁、ISSN 02880652、NAID 40001955389。
- 上山滋太郎「法医学鑑定の限界と問題点」『法律時報』第51巻第11号(通巻第625号)、日本評論社、1979年10月、72-76頁、ISSN 03873420、NAID 40003506187。
- 小屋敏一ほか「座談会 再審事件を担当しての体験と問題点」『自由と正義』第28巻第4号、日本弁護士連合会、1977年4月、2-34頁、ISSN 04477480、NAID 40001731217。
- 佐々木史朗 著「刑事鑑定の実務上の諸問題」、岩田誠先生傘壽祝賀記念論集刊行会編 編『刑事裁判の諸問題 - 岩田誠先生傘壽祝賀』判例タイムズ社、1982年。 NCID BN01157309。
- 田中輝和「弘前事件国賠訴訟の争点と問題点 - 再審判決との関連で」『法律時報』第51巻第11号(通巻第625号)、日本評論社、1979年10月、46-50頁、ISSN 03873420、NAID 40003506182。
- 田中輝和編・解説「資料 弘前事件・古畑鑑定における確率の計算をめぐって」『東北学院大学論集 - 法律学』第16号、東北学院大学文経法学会、1980年3月、95-131頁、ISSN 03854094、NAID 40002640859。
- 津田信「にっぽん人の履歴書 連載第4回 『私は殺してない!』 那須隆(53歳)一家が28年目の正月を迎えた」『週刊現代』第19巻第5号、講談社、1977年1月、110-115頁。
- 浜上則雄、加賀山茂「法医学者による血液型に基づく証明方法に対する批判と提案(上)」『ジュリスト』No.650、有斐閣、1977年10月、95-101頁、ISSN 04480791、NAID 40001751696。
- 真壁旲、石橋典子「古畑種基の研究・第四回 『血痕』」『創』第10巻第2号(通巻第100号)、創出版、1980年2月、192-229頁。
- 「公訴の時効完成後犯人として名乗り出た者を真犯人と断定し前に有罪確定判決を受けた被告人を再審無罪とした事例 - 弘前大教授夫人殺し事件再審判決」『判例時報』第849号、判例時報社、1977年6月。
弘前大教授婦人殺し事件
- 弘前大教授婦人殺し事件再審無罪判決に関する談話 - 日本弁護士連合会
弘前大学医学部教授夫人殺し事件
- 吉岡述直『刑事証拠上における血液型の価値 - 弘前大学医学部教授夫人殺し事件』法務研修所〈検察研究叢書 9〉、1952年。 NCID BN04683760。
弘前大医学部教授夫人殺し事件
- 佐藤友之『警察捜査の恐怖』(改訂版)青年書館、1983年(原著1982年)。ISBN 978-4791800773。
弘前医大教授夫人殺し事件
- 佐藤友之『これでいいのか日本の裁判』平凡社〈平凡社新書 219〉、2002年。ISBN 978-4582852196。
弘前大学教授夫人殺し
- 河野信夫「一 再審による無罪判決の確定と裁判の違法性 二 再審による無罪判決の確定と公訴の提起及び追行の違法性」『最高裁判所判例解説民事篇』法曹会編・発行(平成二年度)、1992年。 NCID BN06504181。
- 横山晃一郎『誤判の構造 - 日本型刑事裁判の光と影』日本評論社、1985年。ISBN 978-4535575288。
- 村重慶一「公訴の提起・追行」『ジュリスト』No.993、有斐閣、1992年1月、69-78頁、ISSN 04480791、NAID 40001758053。
- 『弘前大学教授夫人殺し 名乗り出た真犯人』(フジテレビ系列 1992年5月29日放送)
弘前大教授夫人殺し
- 井上安正「いま思う、人間の真実の重さ - 弘前大教授夫人殺し無罪判決のかげに」『新聞研究』第309号、日本新聞協会、1977年4月、8-11頁、ISSN 02880652、NAID 40001955487。
- 井上安正「『再審無罪』決定までの28年 - 弘前大教授夫人殺し」『文藝春秋』第73巻第1号、文藝春秋、1995年1月、169-171頁。
- 近藤昭二「平塚八兵衛の『弘前大教授夫人殺し』再捜査(上) - 冤罪の仕掛人はだれか? 名刑事はいま現場を踏んだ」『サンデー毎日』第56巻第16号(通巻第3066号)、毎日新聞社、1977年4月、108-112頁、ISSN 00395234。
- 近藤昭二「平塚八兵衛の『弘前大教授夫人殺し』再捜査(下) 浮びあがる『冤罪の構造』」『サンデー毎日』第56巻第17号(通巻第3067号)、毎日新聞社、1977年4月、120-124頁、ISSN 00395234。
- 那須隆、渡部保夫「対談構成 冤罪と闘った私の場合 - 『弘前大教授夫人殺し』の被告として」『潮』昭和63年3月号(通巻第347号)、潮出版社、1988年3月、256-268頁、NAID 40000169495。
- 「詳報! 弘前大教授夫人殺し “真犯人”が名乗り出るまでの22年間」『週刊サンケイ』第20巻第29号(通巻第1064号)、サンケイ出版、1971年7月、16-20頁。
- 「弘前大教授殺し〔ママ〕の“真犯人” 本社記者に事件の全容を告白」『週刊読売』第30巻第32号(通巻第1167号)、読売新聞社、1971年7月、24-27頁。
- 「弘前大教授夫人殺し真犯人の『マジメ生活』」『サンデー毎日』1986年10月26日号、30頁。
弘前の大学教授夫人殺し
- 古畑種基『今だから話そう - 法医学秘話』中央公論社、1959年。 NCID BN08378565。
弘前大教授婦人殺し
- 梶谷善久『誤診/誤判/誤報』恒和出版、1988年。ISBN 978-4875360926。
教授夫人殺し
「殺害事件」系
[編集]弘前大学教授夫人殺害事件
- 井上安正『冤罪の軌跡 - 弘前大学教授夫人殺害事件』新潮社〈新潮新書 402〉、2011年。ISBN 978-4106104022。
- 井上安正「切っても切れないメディアと冤罪」『報道の正義、社会の正義 - 現場から問うマスコミ倫理』阪井宏著、花伝社、2013年、205-210頁。ISBN 978-4763406866。
- 那須隆氏国賠事件判決にあたり - 日本弁護士連合会
- 江川紹子「弘前大学教授夫人殺害事件」『日本大百科全書(ニッポニカ)』
- 『日本最大(秘)スクープ 封印された殺人事件』(奇跡体験!アンビリバボー 2014年10月30日放送回)
弘前大教授夫人殺害事件
- 日本国民救援会裁判員制度検証プロジェクトチーム編 編『裁判員読本= 冤罪判決実例大全 - プロ(裁判官)の常識は素人(市民)の非常識』新協出版社、2012年。ISBN 978-4876478149。
- 清水勝彦「弘前大教授夫人殺害事件 - 再審請求の流れを変えるか」『法学セミナー』第20巻第14号(通巻第260号)、日本評論社、1976年11月、144-145頁、ISSN 0439-3295。
大学教授夫人殺害事件
- 古畑種基『法医学の話』岩波書店〈岩波新書(青版) 323〉、1958年。 NCID BN00567291。
ご覧のように、「殺害事件」系の名称を採用する資料は圧倒的少数派であり、私としては改名に否定的である、とだけ述べておきます。--Arvin(会話) 2019年4月10日 (水) 17:49 (UTC)
- 返信 例示ありがとうございます。--要塞騎士(会話) 2019年4月12日 (金) 11:26 (UTC)
改名提案 (2019年)
[編集]上掲の用例調査の後も資料の収集を続けましたが、やはり、「殺し事件」系の名称を採用しているものがほとんどでした。
- 「公訴の時効完成後犯人として名乗り出た者を真犯人と断定し前に有罪確定判決を受けた被告人を再審無罪とした事例 - 弘前大教授夫人殺し事件再審判決」『判例時報』第849号、判例時報社、1977年6月。
など公的な性格の強い資料でも「殺し事件」と称されてるものが多数であり、よって本項を「弘前大学教授夫人殺し事件」へと改名することを提案します。--Arvin(会話) 2019年11月18日 (月) 22:58 (UTC)--一部撤回--Arvin(会話) 2019年11月20日 (水) 08:45 (UTC)
- 再考しましたが、「弘前大学教授夫人殺し事件」と「弘前大教授夫人殺し事件」を比較すると、やはり後者のほうが圧倒的に資料での出現率が高いため、改名先を「弘前大教授夫人殺し事件」へと変更させて頂きます。この場合には、事件名全体が固有名詞として捉えられるため、「弘前大」という略称が記事名に表れるのもWP:COMMONNAME違反には該当しないものと思われます。--Arvin(会話) 2019年11月20日 (水) 08:45 (UTC)
- 特に反対意見を頂けなかったため、移動依頼を提出させて頂きます。--Arvin(会話) 2019年11月27日 (水) 10:58 (UTC)