ノート:戦う民主主義
EUは人種差別を禁止する法律を作っただけで、「民主主義を否定することを認めない民主主義」というようなことではないのではないでしょうか。「人種差別的綱領を掲げる政党の禁止」としても、人種差別を禁止する以上それは当然の結論でしょうし。もちろん結果としてはドイツと同じくナチスの禁止に働くのでしょうが、差別禁止にとどまるのか、民主主義体制の変更を許さないのか、その違いはこの項目では非常に大きいと思います。たとえば、部落解放同盟の運動で「部落差別禁止法」が出来て差別的なビラを撒くことが禁止されれば、日本も「戦う民主主義」の陣営に入るのかというとそんなことはないでしょう。まあ、ドイツがこんな法律をこさえたのも、「もう一度ヒトラーみたいなのが出てきて同じように民主的方法での独裁樹立をたくらんだとき『法的な歯止めは何もありません』じゃあヒトラーの所業からいって世間が通らないので無理矢理考えた」みたいな面があるんじゃないかと思いますけどね、個人的には。だからひょっとすると、あんまり厳密に考えてもしょうがないのかもしれませんが。--210.141.166.53 2010年2月17日 (水) 10:41 (UTC)
この項目は他にドイツ語版と英語版しかなく、英語版はドイツ語をそのまま項目名にしてドイツのシステムとして説明されています。両言語ともイタリアにも日本にも触れていません。フランス語の訳語でウエブ検索してみましたがやはりワイマールのものと書かれています(社会主義・共産主義で使う概念は別物のよう)。「戦う(→闘う)民主主義」という直訳のイメージに引きずられて拡大解釈になっているような気も。また「民主主義を否定することを認めない民主主義」というのは日本語として意味をなさないように思われます。「~を認めない主義」なら理解できますが。それとこの場合「戦う」より「闘う」のが適切ではないかと思うのですが如何でしょうか。--あずき豆 2011年11月16日 (水) 18:40 (UTC) --以上の署名のないコメントは、あずき豆(会話・投稿記録)さんが 2011年11月16日 (水) 18:40 (UTC) に投稿したものです。