ノート:曹幹

生没年の根拠

生年214年、没年261年、享年47と書かれていますが、出典もなく根拠が分かりません。『三国志 (歴史書)』趙王幹伝注『魏略』では病に伏した曹操が「この子は5歳で父を失うことになる」と述べています。曹操は220年没ですのでこれを臨終の発言とすれば、曹幹は216年生です。しかし趙王幹伝本伝では215年に封侯されています。これを元に中国語版では「曹操の発言は219年末だろう」として215年生扱いにしていますが、推測の域を出ず根拠にはできないでしょう。いずれにせよ214年生、享年47とも根拠不明であり、これらの記述は除去します。--鳴海（会話） 2023年12月20日 (水) 15:02 (UTC)

生年215年の根拠とされる石井仁『曹操 魏の武帝』を確認しました。本文中で曹幹について言及されているわけでも、根拠が示されているわけでもなく、巻末の系図で生没年が「215-?」と記載されているだけです。没年は不明扱いですが、これは趙王幹伝に記載はありませんが、陳留王紀で261年に死去したことは分かります。すなわちこの生没年は三国志の他伝すら参照せず書かれたもので、生年215年説も趙王幹伝書き出しの「建安二十年封髙平亭侯」から取っただけではないかと推測され、Wikipedia:信頼できる情報源ではないものとして扱います。--鳴海（会話） 2024年1月13日 (土) 07:16 (UTC)