ノート:江州弁
この「江州弁」には下記のような選考・審査があります。有用なアイデアが残されているかもしれません。この記事を編集される方は一度ご参照下さい。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2010年9月1日 | 査読依頼 |
これは近江弁でしょうか?
[編集]例- 相手に匂いをかがせるとき → 「これ匂いでくれへん?」
例- (強調)暑い → 「あっついあつい」
--Ky進 2006年9月23日 (土) 04:20 (UTC)
- 「くれへん」は近江弁でしょうね。
>例- 相手に匂いをかがせるとき → 「これ匂いでくれへん?」
というよりは、「かいでくれへん」というような。
暑いは「あっつう」といいますが
--これきん 2006年10月30日 (月) 10:37 (UTC)
「ヲ」
[編集]音韻の章の中で、『湖東から湖北にかけて格助詞「を」とウ・イに続く「お」を「ヲ」で発音することがある。「塩→しヲ」「縫おう→ぬヲ」など。 』とありますが、現代共通語では「ヲ」は「オ」と同じ音なので「ウォ」と表記した方がいいのでは?--Henlly2010年3月21日 (日) 15:07 (UTC)
- ご指摘ありがとうございます。次に編集する際(できれば今月中)に、訂正したいと思います。--Kyoww 2010年3月21日 (日) 15:20 (UTC)
- もう一か所気づいたところ。「文法」の「その他」の中の『「良かったら・良けりゃあ」は慣用的な言い方や湖北の高齢層を除いてあまり用いない。 』は、「良かったら」ではなく「良ければ」では?直前の文と矛盾しています。
- それと、記事全体を読んでいて思ったのですが、例文・用例が少なく、近江弁を全く聞いたことのない人に分かりにくいです。文法の節では、各々の助動詞や助詞などについて用例があるといいなと思います。例文と言っても「行かなんだ」(行かなかった)のようにごく短いもの(1、2文節)でいいのですが。それに、カッコ書きで共通語訳を入れないと、近畿以外の読者には分かりにくいと思います(共通語にぴったり当てはまる言い方がなければ仕方ありませんが)。また、助動詞は「~へん」または「-へん」のように書いた方が分かりやすいと思います(「連用+やす」のような書き方なら大丈夫ですが)。この記事はよく整理されて質が高いと言えますので、少しもったいないと思います。--2010年3月21日 (日) 15:59 (UTC)Henlly
- 今の段階でできる範囲の修正と加筆をやってみました。少しはわかりやすくなったでしょうか・・・。また何かありましたらご指摘のほど宜しくお願いします。--Kyoww 2010年3月22日 (月) 16:58 (UTC)
改名提案
[編集]現在、滋賀県の方言記事の名称として「近江弁」が採用されていますが、「江州弁」への改名を提案します。滋賀県の方言を表す名称には大きく「近江弁」「江州弁」「滋賀弁」の3種類があり、Google検索をすると以下のように「近江弁」が最多となります。
- "近江弁" 約15,200件、"滋賀弁" 約8,580件(「-"弁護士"」の件数)、"江州弁" 約7,540件
しかし、その内容を見るとウィキペディアを参考にしたと見られるものが多く、本記事作成日(2004年8月28日)以前に絞ると以下のように拮抗します。
- "近江弁" 約5件、"滋賀弁" 3件(「-"弁護士"」の件数)、"江州弁" 3件
インターネット上で確認できる範囲にはなりますが、ブログやSNS等を除いた文章作品・論文・随筆などでの使用状況を見ても、「江州弁」の使用例は
- 1940年 外村繁が発表した短編「打出の小槌」で「私の郷里は江州なので、彼は直ぐ江州弁も覚えてしまつた。」
- 1985年 同志社大学『同志社時報』「高橋虔名誉教授に聞く 神学教育の伝統」でウィリアム・メレル・ヴォーリズの日本語を評して「関西弁で『えらいこっちゃ』など(爆笑)。江州弁なんだ。」
- 1996年 滋賀県立大学『人間文化』「文化としての工学」で「第一、江州弁のなまりが恥ずかしく、あまり口をきかなかったのである。」
- 2003年 立命館大学『論究日本文學』「〔書評〕外村彰著『近江の詩人井上多喜三郎』」で「わたしが記憶している井上のことばは、まる味のある柔らかい江州弁だった。」
- 2007年 『水の文化』25号で「商いの公用語は江州弁」
のように昭和から平成にかけて複数見られますが、「近江弁」「滋賀弁」の使用例は近年に限られます。
- 2006年 大阪大学『阪大日本語研究 別冊2号』に「『兵庫弁』『奈良弁』『滋賀弁』といった大阪や京都以外の県名を冠した方言名や、『山城弁』『摂津弁』のような他の旧国名を冠した方言名は回答されていない」など
- 2015年 みなと総研 みなと文化アーカイブス「みなと文化アーカイブス 塩津港」で「滋賀県の方言は『近江弁』と呼ばれ、近畿方言に属する。京言葉に近いものもあり、湖北地方の方言は他の滋賀県地域と比べて特殊なものが多い。」(明らかにウィキペディア本記事からの引用)
- 2016年 関西広域連合議事録「市町村との意見交換について」で大阪府忠岡町長の発言として「私たちの地域には京言葉、あるいは近江弁、あるいは播州弁とか紀州弁とか、各地で独特な魅力的な方言があると思います。」
- 2016年 関ケ原町「東西文化の調査報告書」で「全般的に本町内は美濃弁が優勢ではあるが、近江弁の混在が見られる。今須峠を境にして、今須地区は近江弁が優勢である。」
- 神田卓朗による方言調査・講演関係
- 2018年 第 19 回佐保塾史跡めぐり 湖南三山めぐりで「バリバリの滋賀弁で、エピソードを交えながら、明快に説明してくださいました。」
以上のことから、「近江弁」「滋賀弁」は滋賀県の方言を表す名称としては歴史が浅く、「江州弁」の方が適切ではないかと考えます。--Kyoww(会話) 2022年1月28日 (金) 12:23 (UTC)
- 一週間経っても反対意見が出なかったため、改名しました。--Kyoww(会話) 2022年2月5日 (土) 11:30 (UTC)