ノート:浜名湖アサリ貝毒事件

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ベネルピン[編集]

本事件の原因とされるベネルピンに関して、情報源になりそうな文献が下記の論文から孫引きできるようです。もっとも、この論文の内容から「ベネルピンが原因と言われている」事はほぼ確実なので、要出典は外しても良さそうですが。

  • 寺田安一、伊藤均「腐敗アサリ貝の化学的・薬理学的研究」『日薬理誌』第66号、1970年、pp. 304-15。  PDF

参考文献中、該当するらしいものは下記の3つです。

12) Akiba, Y. and Hattori, Y.: Jap. J. Fxp. Med., 20, 271 (1949).
13) 秋葉朝一郎;日新医学,36,231(1946).
14) 八田貞義,板井孝信ほか:公衆衛生学雑誌7,171(1947),

どなたか医学部のある大学の図書館などを当たれる方、よろしくおねがいします。- NEON 2009年7月3日 (金) 11:18 (UTC)[返信]

門外漢なので的外れな意見だったらごめんなさい。ベネルピンというのは、この事件をきっかけに、アサリ(Venerupis philippinarum)の産する毒物ということで「ベネルピン(アサリ毒)」と名付けられたのでしょうから、「アサリ食中毒の原因物質はアサリ毒であった」というのはやや不親切な説明のように思います。「この事件をきっかけにアサリが貝毒を作ることがあると分かり、アサリ属の学名から取ってベネルピンと名付けられた。アサリがベネルピンを生成する機構は明らかではないが、底生性渦鞭毛藻の関与が推定されている(ref tnews23.pdf)」ぐらいになるのではないでしょうか。なお、Akibaの論文は東北大学の論文(PDF, p.11下から7行目)でも孫引きされており、こちらの説明の方がやや親切なようです。(ついでに、アサリRuditapes philippinarumen:Venerupis philippinarumは同じ生物の記事だと思うのですが、どっちの学名が正しいんでしょうね?) --Freetrashbox 2009年7月4日 (土) 02:22 (UTC)[返信]
コメント 完全に今更ながらの話ではありますが、13) 秋葉の論文を確認しました。記事の方にも書きましたが「どうやら新発見のようだから詳細不明ながらもVenerupinと名付けました」という感じの報告になっています。12) はJap. J. Exp. Med.のようですが、今回調べた図書館には残念ながら在庫がありませんでした。--Freetrashbox 2011年2月18日 (金) 15:12 (UTC)[返信]