ノート:消防士

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(無題)[編集]

ちょっと一言申し上げます。「消防士」という言葉は多分に日本独自のものなのです。通常、消防士という言葉は消防を職業にしている人だけを指し、ボランティアで消防に従事する人(日本でいう消防団員)は含みません。ところが、多くの外国語では両者の区別がありません。英語にfirefighterという言葉がありますが、消防を職業にしている人もボランティアで消防に従事する人もいずれも含んでおります。他の欧州語圏でもほぼ同様のようです。ですので、職業消防人だけを指す消防士という言葉自体が日本独特のものである、もしくは非常に日本的な色彩が強い、ということが言えるだろうと思います。

また、これは余談かも知れませんが、日本の消防吏員たちは「消防士」と呼ばれることを好みません。ちゃんと消防吏員と呼ばれるか、せめて消防官と呼んで欲しいと願っています。これは以前仕事で関係した数十人の消防吏員が口をそろえて言ってました。消防をよく理解していないマスコミが安易に誤った認識を世間に広めている、といった厳しい指摘もありました。少なくとも、日本で40歳代以上の消防吏員を「消防士」と呼ぶことは、かなり失礼な行為になります。なぜなら、40歳代でいまだに消防士どまりということは無能を意味するからです。すいません、余談がすぎました。

といった訳で、以上のような部分も十分踏まえた上で、今後の加筆がされていくと良いなあ、と思っております。--shimoxx 2006年3月24日 (金) 18:26 (UTC)ちょと加筆shimoxx 2006年3月24日 (金) 18:40 (UTC)[返信]

(見に来た人への解説:)Shimoxxさんの意見に対して、私は一般人の視点として「世界中の消防に従事している人」という観点から、英語の「firefighter」に相当する日本語の単語として「消防士」がふさわしいと感じたわけです。「消防士」という呼称がふさわしくないというのはShimoxxさんの専門的立場から説明されると納得がいくものなのですが、「消防士」に代わる日本語がないというのが存在しないというのが現状でありまして、この記事の方向性の考えに行き違いが生じているのであります。
…という状況なのですが、正直なところどうしていいかよくわからないのです。コメント依頼に持って行くという方法しか思いつかないのですが、如何でしょうか。--毛抜き 2006年3月24日 (金) 18:51 (UTC)[返信]
いいえ、大韓民国でも(소방사:ソバンサ)(消防士の韓国語読み)を使います。マスコミがよくつかっています。(もちろん、当の消防官たちははそのような名称で呼ばれることを好まない。)正式名称は消防官(소방관:ソバングァン)です。法律上は消防公務員(소방공무원:ソバンコンムウォン)と呼ばれます。

地位の高い順から

  • 消防正監(소방정감)
  • 消防監(소방감)
  • 消防正(소방정)
  • 消防領(소방령)
  • 消防警(소방경)
  • 消防尉(소방위)
  • 消防長(소방장)
  • 消防校(소방교)
  • 消防士(소방사)

--hyolee2 2006年3月24日 (金) 18:45 (UTC)[返信]

ああなるほど、韓国にも消防士という概念があるんですね。日本や韓国以外にも消防士という概念や言葉が世界でどれくらいの広がりをもっているのか、東アジアに限定的なものなのか、これは十分に一つのテーマになりそうですね。--shimoxx 2006年3月24日 (金) 18:57 (UTC)[返信]

どうも、日本語における博物館の学術専門職員や、博物館そのものの表記問題と似たような背景がありますね。博物館法上の博物館は国際的な博物館の集合概念の一部でしかないし、日本の学芸員職のあり方は、世界的な博物館学術専門職員のあり方の中ではかなり特殊です。最近博物館日本の博物館の記事分離議論や、学芸員とは別のキュレーター記事成立などもあったことですし、この手の問題をどこかで統一的に議論したほうがいいかもしれませんね。--(元消防団員の)ウミユスリカ 2006年3月25日 (土) 03:10 (UTC)[返信]

あれから少し考えてみたのですが、いっそのこと消防士では、取り敢えずfirefighterについての概説を書いてしまっておいて、その上で、日本語の「消防士」が抱える問題(firefighterとの意味上の大きな違い、決して適切な呼称ではないこと、etc.)やその他の事項(韓国での状況など)について書く、というのはどうでしょう?これなら百科事典らしく、様々な立場から見た「消防士」論を包括的に叙述できるような気がするのですが、いかがなモンでしょうかね・・・。shimoxx 2006年3月29日 (水) 17:43 (UTC)[返信]
なるほど。良いと思います。私も含め多くの人は日本での「消防士」の呼称について正しい知識がないというのが実情だと思いますので、そういった人たちが思ってるfirefighterの意味での「消防士」というものと現状の「消防士」の実態について併記したほうがより多くの人に理解が深まる記事になると思います。ですのでShimoxxさんの仰る書き方ならば様々な立場から見て納得のいくものにできるのではないでしょうか。--毛抜き 2006年3月30日 (木) 15:59 (UTC)[返信]

「職業」と「位階」を分割しては[編集]

この記事は、「消防に携わる職業」「消防吏員(日本)の位階」の2つが取り上げられています。naviboxは「位階」のものが、カテゴリは「職業」と「位階」のものが張られています。同一のページで併存させるより分割して整理するべきだと思います。--伏儀会話2014年10月15日 (水) 09:13 (UTC)[返信]