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ノート:真核生物

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報告: 英語版の翻訳による記事の強化

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英語版の「en:Eukaryote」を翻訳して、本記事「真核生物」を強化したので報告します。

■背景

 それまでの 真核生物 (2024-04-03T09:33:16(UTC)版) では、真核生物の「起源」や「分類」の2つの節は、今もよく更新され、記述も詳しく、ページ上で多くの割合を占めていました。それに対し、真核生物の多様性、真核細胞、生殖といった一般的な特徴については更新が滞り勝ちで、比較的少ない記述でした。こうしたことから百科事典として見たとき、全体としてバランスが偏っていると感じられました。Wikipediaを「原核生物とはなんだろう?」という基本的な疑問をもって訪れた読者のために、優良な記事と評価されている英語版をもとに、日本語版から充実した記述をマージして記事の品質を高めることとしました。

■強化方法

  • 英語版を全訳して全体的な骨格とする。
  • 日本語版からは、充実して内容も新しい節を取りこむ。

■結果

  • 英語版を全訳して、優れた記事であったためその全体を用いました。節、真核生物#系統発生 の系統発生図は、英語版では別のテンプレート (en:Template:Stem group kingdoms) に分かれていましたが、日本語版WPでは共有する記事はないため一体としました。
  • 日本語版から更新が続いている、「真核生物#起源」や「真核生物#研究の歴史」を引き継ぎました。その一方、「真核生物#下位分類」は全体の一貫性を維持するため、また「真核生物#系統の詳細」の巨大で複雑な分類表はWikipediaには不向きと考え、いずれも削除しました。出典のない節はすべて不採用としました。記述が重複あるいは競合したものについては、出典が同じであれば英語版を優先しました。

以上の結果、節の構成は次の通りとなりました。

節単位のマージ状況
節名 日本語版 英語版
0 生物分類表 jp0 生物分類表 (古い) en0 生物分類表 (新しい)
1 リード jp1 リード

jp2 概要 (出典がない)

en1 リード
2 多様性 - en2 多様性
3 特徴 jp3 真核細胞の構造 (出典がない)

jp4 繁殖 - 不採用 (出典がない)

en3 特徴
4 進化 - -
4.1 分類の歴史 jp8 研究の歴史 en4.1 分類の歴史
4.2 系統発生 jp7 下位分類 (競合)

jp9 系統の詳細 (複雑すぎる)

en4.2 系統発生
4.3 真核生物の起源 jp5 起源 en4.3 真核生物の起源
4.4 成立年代の推定 jp6.1 成立年代の推定
4.5 化石 - en4.4 化石
5 関連項目 - en5 関連項目
6 脚注 jp10 脚注

jp11 参考文献

en6 脚注
7 外部リンク 適宜 en7 外部リンク (古い)

■まとめ

 基礎となった英語版が優れていたこともあり、今回の強化でWikipedia読者が「原核生物」を理解するのに役立つ記事にするという目的を達したと考えます。強化前の日本語版記事から取り込んだ「分類の歴史」や「真核生物の起源」は英語版とマージされ、また「年代推定」は英語版にありません。単なる翻訳版ではなく、むしろ上回ったといえます。

 課題ですが、関連する記事との「ギャップ」が大きいです。ドメイン (分類学) , 生物の分類 はかなり古くなっていて、ほぼ作り直しが必要。細胞内共生説シンビオジェネシス は重複しており、英語版 en:Endosymbiotic theoryen:Symbiogenesis の関係にならって統合したほうがよいでしょう。

■使用したWikipediaの記事

■差分

--YasuakiH会話) 2024年4月5日 (金) 13:05 (UTC)--YasuakiH会話) 2024年4月6日 (土) 04:43 (UTC)--YasuakiH会話) 2024年4月6日 (土) 05:09 (UTC)--YasuakiH会話2024年4月6日 (土) 11:21 (UTC)[返信]

報告: 記述の削除

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本記事の節 真核生物#分類の歴史 から下記ブロックを削除したことを報告します。

19世紀にはすでに、という構造の有無が生物の分類にとって重要な差異であることは認識されていた。エルンスト・ヘッケルは、細菌などのなんの構造も持たない生物を原生生物の中のモネラとして区別し、後にシアノバクテリアをここに含めている。しかし当時は動物植物という差異がまず先に立っており、モネラとそれ以外という差異が注目されることはなかった。

真核生物という言葉は、文献上エドゥアール・シャットンが1925年の論文で初めて用いた。この論文はPansporella perplexaの分類学的位置を議論するもので、末尾の原生生物の分類表と樹形図の中でEucaryotesとProcaryotesが示されているものの、他には何の説明もなかった。シャットンの弟子で後にノーベル生理学・医学賞を受賞したアンドレ・ルヴォフの1932年のモノグラフの冒頭には、シャットンを引用しながら原生生物を原核生物と真核生物に二分する旨の記述がある。ここでは、原核的原生生物を細胞核ミトコンドリアがないもの、真核的原生生物を両者を持つものとしている。以後、20世紀前半に英語ドイツ語フランス語の文献で何度か言及されてはいるが、生物を真核生物と原核生物に二分する方法は一般的な認識とは程遠かった。たとえばハーバート・コープランド英語版)は1938年に細胞核がない生物をモネラ界としたが、細胞核がある生物についてはヘッケルの3界(動物界、植物界、原生生物界)をそのまま採用している。この二分法を普及させたのは、カナダ人の細菌学者 ロジャー・スタニエ英語版)である。彼は1960年から翌年にかけてサバティカルでパスツール研究所に滞在し、ルヴォフとの議論の中でシャットンの二分法を知り、1962年の論文で広く知らしめたのである。電子顕微鏡による微細構造観察が当たり前のように行われる時代になって、この二分法は広く受け入れられるようになった。

理由: このブロックは記事を理解するのに必要ないと考えました。

補足

--YasuakiH会話2024年5月27日 (月) 20:56 (UTC)[返信]