ノート:腸炎ビブリオ
この「腸炎ビブリオ」には下記のような選考・審査があります。有用なアイデアが残されているかもしれません。この記事を編集される方は一度ご参照下さい。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2006年3月24日 | 査読依頼 | |
2. | 2006年5月1日 | 秀逸な記事の選考 | 通過 |
3. | 2007年9月16日 | 秀逸な記事の再選考 | 維持 |
4. | 2011年11月12日 | 秀逸な記事の再選考 | 除去 |
*出典検索?: "腸炎ビブリオ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · ジャパンサーチ · dlib.jp · ウィキペディア図書館 |
品質評価状況
[編集]以下、記事の品質評価についての進捗状況を示す。
対象とした版は、2006年5月1日(月) 22:25の版([1])
文章校正およびwikify
[編集]- Wikipedia:査読依頼/腸炎ビブリオ 20060324において校正とwikifyを依頼。利用者:S kitahashiさんによる校正の後、利用者:Y tambeが再び校正。
正確性の確認
[編集]外部リンクとの比較
[編集]上記の二カ所の記載内容と大きな食い違いはないことを確認--Y tambe
参考文献との比較
[編集]直接参照できたものについての結果を記す。
- 吉田眞一、柳雄介編『戸田新細菌学』改訂32版、南山堂、2004年 ISBN 4525160128
- 本項を執筆するにあたり、もっとも主要に参考にした。大きな食い違いがないことを確認--Y tambe
- 藤野恒三郎、福見秀雄編『腸炎ビブリオ』第2集、納谷書店、1967年
- 特に本項の歴史の節に書かれている内容を主に比較し、大きな食い違いがないことを確認--Y tambe
- Bruce Albert他編『細胞の分子生物学』第4版、中村桂子、松原謙一監訳、ニュートンプレス、2004年 ISBN 4315517305
- 腸炎ビブリオのゲノムが二本であることについては当文献にも記載されていることを確認し、細胞生物学にコンセンサスが得られた事項と判断--Y tambe
- 国立感染症研究所学友会編『感染症の事典』朝倉書店 2004年
- 坂崎利一編集『食中毒』中央法規出版 昭和59年
以上の文献とも内容を比較、大きな食い違いがないことを確認--Y tambe
内部査読
[編集]- Wikipedia:査読依頼/腸炎ビブリオ 20060324において依頼した査読について、専門家の視点によるチェックとして利用者:Papakuroさん(主に公衆衛生の視点)および利用者:Juanitaさん(主に微生物学の視点)に依頼。どちらも概ね問題ないという回答を得た(juanitaさんによる回答はこちら)。Papakuroさんから一点あった指摘についても対処。--Y tambe
総評
[編集]以上の作業の結果、評価対象の版が、文章校正、wikify、正確性の確認について、一定水準の品質はクリアできているものと判断した。--Y tambe 2006年5月1日 (月) 13:29 (UTC)
今後の課題
[編集]- 他の参加者の手によって、上述した外部リンクと参考文献の記載内容と大きな食い違いがないことを確認する。
- 上述したもの以外の外部リンクと参考文献の記載内容と大きな食い違いがないことを確認する。
- ウィキペディア外部の専門家による査読
これらは現時点では早期に実現できる可能性にやや劣るため、作業は保留中である。
出典について
[編集]Reference Walkerさんによって要出典テンプレートが貼られていた部分について剥がさせていただきましたので、その理由について説明させていただきます。
まず一点目の発症人数についてですが、参考文献として挙げたものの5つのうち、最後のもの(細胞の分子生物学)を除くすべてにおいて記載がある普遍的な内容です。このため、特定の文献のみを出典とするのは不適であると考えます。
次に、戦後の混乱との関連を論じた部分についてですが、こちらの方はちょっと事情が複雑です。直接、この内容の出典として最適なものは、株式会社アイカムのウェブサイトで、時限的に公開されていた竹田美文氏(参考文献として挙げた一冊の著者でもある)へのインタビューをまとめたコラムの第2回「腸炎ビブリオ」です。現在は公開終了しています[2]が、internet archive[3]で内容の確認が可能ですので、ご参照ください。こちらについては当初、wwwサイトを出典とする場合の方式(アクセス日時を付けてURLを書く)に則って参照することも考えましたが、このコラムをまとめたものの出版が計画されているという情報が、アイカムのウェブサイトで公開されていたため、記載は一旦留保し、出版後に書籍を参照の上で出典に追加するつもりです。なお、下山事件など、直近の具体的な事件名についてこそ記載はありませんが、当時の社会情勢(GHQ統治下の情勢や、朝鮮戦争など)と絡めた記述は、藤野ら、竹田らのそれぞれの文献に記載があります。
ところで、Reference Walkerさんは、出典提示の方法として、脚注を用いた方式のみを念頭に置いておられるようですが、本項目では「参考文献」として総説をリストする方式を今のところ採用しています。これは、参照文献としては一次情報源(個別の論文)のみのものよりも、二次情報源(総説など)を用いること、さらに複数の二次情報源を用いることで、よりコンセンサスが得られた内容を記述することが望ましいという、Wikipedia:信頼できる情報源の考え方に則ったものです。従って、この記事において特に断りのない限りは、参考文献として挙げた複数の文献に記載の出典を求めることが可能になっています。こういった内容でない、いわば「教科書」的でない、記述がある場合には、その部分の記述についてのみ、個別の(一次情報源的なものを含めた)出典を提示する必要があるでしょうが、そういう書き方ができる部分が少ない(その書き方が必須となる部分がほとんどない)ため、全体的なバランスを考えて、今のところはその方法を採用していません。
この辺りの扱いをどう考えるかは、(多分Reference Walkerさんが認識されているよりもはるかに)複雑です。「調べものをするときは原典(一次情報源)まで当たれ」という考え方にも一理ありますし、一方で、百科事典というものの特性を考えると、少なくとも総説が書かれるくらいには「枯れた」情報でないと、載せるには値しないのではないか、という意見もあるでしょう。また出典の記載方法にしても、今のところ、FootnotesとReferencesとFurther Readingsなどの違いについての指針もない状況ですし、また英語版にあるような、出典のための「3つの方式」(直接埋め込み、ハーバード方式と、脚注を利用したシカゴスタイルによる方法)も、日本語版では明示化されておらず、さまざまな分野の事情や執筆者の意見調整を抜きにして、脚注スタイルだけに「なし崩し的」に向かいつつある状況のようです。Reference Walkerさんの理念自体には大いに賛同するのですが、(失礼ながら、会話ページを拝見させていただきましたが)こういった多様な背景への理解なしに進めることは、現段階では難しい活動だと思います。また、この手の活動は重要なものであるだけに初動でつまづかれると、後に軌道修正することが困難になります。ですので、一度、Wikipedia:出典を明記するなどで問題提起しておいた方がいいんじゃないか、とも思ってます。その際、最初から「この方式への統一を!」という形にするのではなく、いろいろな分野の有力な執筆者に意見を言っていただくという形で、ケーススタディを集めていく方向に持って行き、ゆくゆくは、「Wikiproject:参考文献」のような形に発展していくと有用なのではないか、と思います。--Y tambe 2007年6月4日 (月) 03:32 (UTC)
出典方式の変更について
[編集]この項目の出典記載の方式についてですが、現在までの版は、いわゆる"general references"方式に従って記載しています。これに対して、安易にfootnotes形式のものと混在させてしまうことは、文章スタイル上、好ましい編集とは言えません。従って、提示された文献については一旦、general refsの形に修正させていただきました。
これまで日本語版では、この手の出典形式の変更というのはあんまり事例のないことなので、やるのであれば、(この記事をその事例として)一度きっちりとした形でやっておいた方がいいかと思いますので、もし出典記載方式を変更すべき、ということであれば、再度改めて提案していただければ幸いです。
なお一応、議論を行う上で、背景的な知識としてはen:Wikipedia:Citing sourcesには目を通しておいていただきたいと思ってます。特にポイントとして考える必要が出てくる部分としては、「general references方式はQuick summaryにFootnotesと並んで挙げられるほどの扱いがあるものである」という点と、citation stylesの部分にある"You should follow the style already established in an article, if it has one. Where there is disagreement, the style used by the first editor to use one should be respected."という点が、外せない辺りになろうかと思います。
まぁ個人的には、general references形式の秀逸記事が一つあるといろいろと説明するときに便利だし、ノートで品質評価に関してちょっと実験的なことをやってる(これは現在の検証可能性の方針の導入以前に試しにやっていたもので、検証可能性よりもより厳しいレベルを追求しようとしてやってました)という関係から、general references形式のまま残しておく方が便利かなぁ、とは思ってます。それにまぁgeneral referencesを選択したときには一応それを合理的なものとしただけの判断理由はありますから、そちら側の立場で論駁することにしますが、もちろんこの記事の執筆に関わろうとする方全体での合意に至るのであれば、その結果に従いますので。--Y tambe 2009年1月13日 (火) 02:51 (UTC)