ノート:茶碗

江戸時代以前に一般的な茶碗の名称を求め、「お茶を飲む儀式の普及」と「茶碗の名称の伝搬」を重ねるのは、無理があると思われますので、「名称」の欄にある記述にそって、この欄は記述者の責任で書き換えたほうが宜しいと思います。 時代的には茶道（「ちゃどう」と読みます）とともに、茶碗という名称が普及したかのようにみえますが、作法に重きを置く茶道（ちゃどう）が普及したのは千利休以後、秀吉の肩入れによるもので、特権階級の中でも一部の人たちの習慣でした。同時代以後においても、武士の有職故実を扱う家柄においては、「武士の素養として必要なものではなく、受け入れ難いもの」だと批判されているくらいです。 一般庶民に、お茶を飲む習慣とともに「茶碗」の名称が普及したとは考えにくいところです。 因みに、お茶は、お寺で茶道（今度は「さどう」と読みます、お茶を運ぶ見習い小坊主のような人）がふるまっていましたし、武家にも手慰みとして古くからあるもので、作法にこだわるようなものではありませんでした。--以上の署名のないコメントは、125.199.131.140（会話/Whois）さんが 2010年12月15日 (水) 03:02 (UTC) に投稿したものです。