ノート:認知症
タイトルについて
[編集]「痴呆」を「認知症」というタイトルにしたことに深い疑問を覚えます。これは元々お役所のみの用語の変更であって、日本語として、また医学的にも名称が変更されたわけではありません。日本のお役所の行政用語としての変更です。
これは「精神分裂病」が「統合失調症」という名称に変更されたのと全く意味が違います。
そして医療の面からも記述の通り「Dementia」の訳語は「痴呆」であって「認知症」でありません。それ故タイトルを「痴呆」に戻し、その中で「日本の行政用語としては認知症と用いる」という感じに記すのが適切ですので、訂正します。 219.37.104.91 2005年4月29日 (金) 10:48 (UTC)
- いろいろありますが、とりあえず[1]のさきにあるファイルをお読み下さい。少なくとも、介護分野では「痴呆」の用語は全廃されるので、「お役所用語」という小さなくくりにされると大変に困るのですが。--Los688 2005年4月29日 (金) 11:01 (UTC)
「認知症」という言葉は日本のお役所のみの用語です。しかし「統合失調症」はお役所のみならず医学、医療を含めて社会全体においての日本語の改定だったのです。皆様ここを混同されているように思えるのです。何回も言わせて頂きますが医学上では「認知症」という日本語は存在しません。現時点でお役所のみの言葉である「認知症」という言葉のタイトルが日本語としても普遍性を持つとは考えられません。正式に医学上においても「Dementia」という訳語が「認知症」と変更された時点でタイトル変換すべきです。219.37.104.91 2005年4月29日 (金) 11:18 (UTC)
- 「認知症」→「痴呆」は、コピペ移動でしたので、GFDL違反になります。履歴統合依頼に出しました。
- 記事名を無理に戻す気はないですが、医学分野はともかく、高齢者介護分野は繰り返しますが「痴呆」は全廃になります。国会論議中ですが、介護保険法改正後は「認知症」のみが使われます。症状のみならず、「認知症高齢者グループホーム」など、施設名称まで変更されます。法律改正を前にして、介護分野ではすでに日常的に使われる重要な単語となっています。少なくとも、分野での違いを理解して頂き、冒頭では併記されるほどの大きな扱いの必要があることを理解願います。--Los688 2005年4月29日 (金) 12:31 (UTC)
まず手続き上の不備があった点を陳謝いたします。
元々医学においての用語は西欧の言葉の訳語であり、もともと日本にあった言葉としての意味ではありません。「英Dementia」という言葉についても同様で、精神神経医学の分野が明治期では主にドイツ医学を主流としていたため、「独Demenz」という言葉の訳語を何にするかということで「痴呆」という言葉を当てたわけです。
同じように「独Schizophrenie(英Schizophrenia)」という言葉については、「精神分裂病」と訳されました。しかし一昨年に、医学としてもこの日本語の訳語自体を変更しようとして出来たのが「統合失調症」だったわけです。(ちなみに「精神保健及び精神障害福祉に関する法律=精神保健法」では以前精神分裂病のままですが)
現在医学的に「Schizophrenia」は「統合失調症」と訳されますが、「Dementia」という言葉は「痴呆」と訳されます。認知症とは訳されません。現時点において行政関係のみに用いられるだけの言葉にタイトルを変更するのは時期尚早と考えます。
ちなみに現在、厚生労働省監修の医療疾病統計並びに医師国家試験出題基準、各種医学書、WHO作成日本語訳ICD-10、DSM-Ⅳ等すべてにおいて「認知症」という言葉の変更は一切存在していません。219.37.104.91 2005年4月30日 (土) 01:47 (UTC)
- 補足ありがとうございます。統計は今後、用語の変更可能性があるのでともかく、WHO作成資料などの件は了解いたしました。確かに国際的な統一は考慮する必要があります。それを受けて、意見を「無理に戻す気はない」から「反対しない」まで弱めます。しかし、「認知症」が使われることも事実なので、冒頭を併記にし議論への誘導をつけました。
医学界での状況を議論部へ付加していただけますと幸いです。--Los688 2005年4月30日 (土) 03:02 (UTC)
わけがわかりません。認知症に戻すべきだね。根拠なく言ってるんでしょ?「日本のお役所の行政用語」って何?これは、厚生労働省がこの訳語はこう使えっていう指導でしょ。お上につば吐くようなことしちゃいけないね。「厚生労働省監修の医療疾病統計並びに医師国家試験出題基準、各種医学書、WHO作成日本語訳ICD-10、DSM-Ⅳ等すべてにおいて「認知症」という言葉の変更は一切存在していません。」って言うけど、それは勧告前だからでしょ。それに、恐らくいまだに認知症を痴呆と書く人もいるみたいだけど、それは「学術用語集 医学編 文部科学省/〔編〕 日本学術振興会 2003.11」を参考に使ってるからだと思うね。これはいまだに、改正版が出てないからね。はっきり言って、心理学と精神医学は、研究が早く進んでる段階だからうまく対訳が進んでないだけ、それはお上(厚生労働省と心理学方面と精神医学方たち)が悪いからね、しょうがないね・・・。まあ、その間にこの訳語はこうだ!と自分の名前を広めたいがために、色々なマイナー語作っちゃうんだけどね。良い例がTATだよね。Thematic Apperception Testを主題統覚検査(有斐閣)としてるけど、本当は絵画統覚テスト。 これは、学術用語集にもなってるからこちらが正しい。ためしに、平凡社、誠信書房、有斐閣の心理学の辞書みてみ、いかに適当かわかるよ・・・。まあ、心理学自体、色々終わってるからね。。医学は科学的な部分がせめてもの救いかな。--32193(みにいくぞー) 2006年6月16日 (金) 19:49 (UTC)
病気の名前を決めるのは、医学会であって、役所ではありません。たとえば、胃癌を「イ悪性新生物」と言い換える、と役所が決めても、それはとてもおかしいということになるでしょう。この手順を踏んで病名を変えた代表例が、精神神経学会の統合失調症への病名変更です。ところが、認知症は、統合失調症の認知障害などと混同されかねず、混乱を招く、という反対意見があるにもかかわらず、厚生労働省が「行政用語だから」と採用したという経緯があります。したがって、認知症は、病気の名前として学会が決めたものではありませんから、ある種の俗語です。Wikipediaは百科事典であり、学問的事実の記載が最も大切ですから、表題を痴呆として、解説に認知症を説明するのが適切と考えます。介護分野では痴呆は全廃とされていますが、それでも「認知症」は医学分野では痴呆の別名にすぎません。大義名分はともかく、非難されるべきは拙速な行政用語を定めて混乱を招いた日本の厚生労働省ではないでしょうか。。--miitaro —以上の署名の無いコメントは、Miitaro(会話・履歴)氏が[2006年8月4日 (金) 14:02 (UTC)]に投稿したものです。
署名のつけ方を間違えました。すみません。 Miitaro
寿蘭太郎 2007年6月25日 (月) 00:35 (UTC):
え~、まず、私自身、「認知症」で[表示]をクリックし、「痴呆」にリダイレクトされ、この、「痴呆」のノートへ来ました。で、『あ~そう言えば、「痴呆(症)」って言葉が以前はあったなぁ』と思いました。で、既に医師や医学生のほとんどは、「認知症」という言葉を「痴呆(症)」の代わりに使っています。っていうか、「認知症」という用語が既にある以上、「痴呆(症)」という言葉はそうそう使えません。わざわざ相手(当事者)をバカにすることになる感じがするので、正式名称が何だろうが、既に大変使いにくくなっている、ということでしょう。
文献的根拠としては、DSM-Ⅳ(1996)が、"せん妄・痴呆・健忘・その他"をまとめて「痴呆障害」ではなく"認知障害(Cognitive Disorders)"と命名したということが挙げられます。つまり、"せん妄・痴呆・健忘・その他"の疾患は、各々、"認知障害"の一類型であり、"認知障害"の一類型である以上、それらのどれについても医学的に正式な名称として認知症と呼んでいいということになったと解釈できるわけです。認知症は、認知障害と同義で軽めの表現です。第三者的に考えても、これほど安心で安全でラクチンでもっともらしい名称はありません(笑)。
また、「○○○○○痴呆(症)」という個別の疾患に対しても、「痴呆(症)」という言葉を使う場合よりも「認知症」という言葉を使う方が、学問的な臭いがします。また、相手(当事者)へのショックも少しは減らせるはずなので、思いやりのあるまともな人間・まともな医師として見られるというメリットもあります。少なくとも失礼で無神経な人間として見られないで済むというメリットがあります。だから、どこでもかしこでも大流行(おおはやり)です。
ってことで、認知症の意味には、二段階あり、一つは認知障害という疾患分類名としての意味、もう一つはアルツハイマー型痴呆とか血管性痴呆とかの各々の痴呆をあえて言い換えた場合の個別の認知症としての意味です。
以上のようなことは、時流に合わせて「認知症」のほうを記事名にしておかないと大変説明しにくいのではないでしょうか。
また、結局、経緯は全然違っても「統合失調症」などの場合と全く同様に、新しく出て来た用語にはそれなりに新しく出て来なければならない必然性があったために新しく出て来たという必然的な理由があるのだから、既にある程度以上広まっている場合は、素直にそれを認めて理解し、尊重して、記事名を変更して行かないと時代遅れになってしまうと思います。
つまり、認知症への記事名変更について私は賛成! -- by 寿蘭太郎 2007年6月25日 (月) 00:35 (UTC)
→#改名提案→#Rename-Kotobuki -- by 寿蘭太郎 2007年6月25日 (月) 00:58 (UTC)
- →記事名を「痴呆」のままに留めることを支持。日本語としては「(病態)症」という命名が適切であるところ、「認知症」はその原則から外れる。「呼吸不全症」を「呼吸症」、「高血圧症」を「血圧症」と呼んでいるのと同じであり、意味不明。憾むべきは言い換えを決定してしまった役人や議員の不見識であり当記事名の議論とは直接関係しないが、「痴呆(症)と言う者よりも認知症と言う者のほうが、見識も良識もある」というような意見までみられたので。それにしてもこの手の偽善的で安易な言葉狩りの類、何とかならないものだろうか--306E 2007年7月10日 (火) 20:00 (UTC)
- 寿蘭太郎さんのように認知症でクリックしてここに来ました。これまでこのページで話されている医学的な用語の考察なども決して無視は出来ないとは思いますが、一番大事なことはWikipediaをどのように利用してもらうか、想定される利用者の便宜をどうすれば最大限に出来るかという点ではないかと思います。確かに医学的な用語として厳密な正しさが追求されるべきとも思いますが、今の日本の通常生活で使われている用語として「痴呆」は既に死語となっていると断言できると思います。ぼくがその本人なり家族なりならば「痴呆」とはいいたくないです。もちろん、言葉のいいかえで現実が変わる訳ではなくある意味では無駄な言葉遊びに等しいのですが、Wikipediaは今使われている言葉を中心に扱う態度が正しいのであって、「痴呆」という明らかに消えていく言葉は過去形で扱われるべきだと思います。
- 一方でこれは全く主観的な発言で、一部306Eさんの意見と同じなのですが、「痴呆症」という言葉の言い換えの為に「認知症」という全くセンスのない言葉を作り出したことに全ての責任があり、このことが原因で多くの人が2つの言葉の間でわだかまりを感じているように思います。「認知症」という言葉を耳にするたびに違和感を覚えます。認知能力が劣っているのがこの症状の問題点であるはずなのに、「認知症」という言葉には足らないとか劣っているとかの意味が欠けているために「物事を認知できればいいじゃないか」と感じてしまうわけです。できれば「認知困難症」ぐらいにしてくれれば本当は良かったのですが。ただ「痴呆」はあまりにも言葉に強い調子を含むので出来るだけ使わない方が良いと思います。
- 記事名は「認知症」が良いと思います。この言葉はあまりにセンスが無いので嫌ですが、既に定着してしまっているので避けられません。Tosaka 2007年9月10日 (月) 02:25 (UTC)
- タイトルは、「認知症」を支持します。かなり誤解があるようですが・・・医学分野でも、「痴呆」というのは既に死語です。私は勤務医ですが、病院内ではもちろんのこと、老健施設や福祉施設でも、いまだに「痴呆」と主に呼んでいる施設は知らないです。認知症患者の集まる社会場面では、「認知症」が優位、というより既に「認知症」に置き換わっている印象です。ICD-10の訳語も、今は「認知症」として統一されています。カルテ上も、書類もすべて「痴呆」ではなく「認知症」です(たとえば「アルツハイマー型認知症」、など)。
- 高次機能の低下のしかたはいろいろあるので、記憶と認知の2点が障害される本疾患において、認知機能の低下を表す「認知症」という語は(記憶障害の面を無視されていますが)医学的にも「痴呆」より的を得ていると思っています。「『認知症』では認知能力が障害されているという意味がわからない」との指摘については、「心筋機能が障害される『心筋症』」「弁膜が障害される『弁膜症』」など、そのような例が病名には多くあるとお伝えします。「腎症」にいたっては、それだけでは腎臓がどうなってるのやら、まったく不明ですよね。もともと病名でできるだけ病状を表そうとされると思いますが、すべてを表すのは無理な話です。新語なので、認知症に縁の薄い方にはなじみにくい言葉でしょうが、認知症にかかわる社会場面では、十分定着していると考えます。--Mega stride 2007年11月4日 (日) 01:52 (UTC)
- 高次機能の低下の様々な症状のうち、なぜ「認知」だけが病名に使われることが、「的を射て(得て、ではないですよ)」いるといえるのでしょか?例示されている心筋症や弁膜症、腎症は、疾患を起こす臓器、組織を的確に指しており、全く「例」になっていないです。その理屈で言うと、認知症ではなく脳症(別の疾患群を指してしまいますが)が正しい、ということになりますが。--Aupen 2008年4月22日 (火) 08:28 (UTC)
ここへ議論を書き込まれようとされる方は、下の改名提案にお願いします(議論の場の一本化のため)。--Mega stride 2007年11月14日 (水) 11:54 (UTC)
冷静な議論を
[編集]一部補足に対して、丸ごとに抹消された挙句に、どうやら一部の表現に引っかかっただけのような方から人格否定のようなメッセージまで来ました。 自身の主張と一部異なるだけで、そのような人格否定はいかがなものかと思います。wikipediaの精神に則り、冷静な議論、編集をよろしくお願いします。--Aupen 2008年4月22日 (火) 08:10 (UTC)
未整理用語
[編集]括弧内はgoogleでのhit数。多いものが正確な用語を示す訳ではないが、一般に用いられる頻度を考える上では役立つかもしれない。
- 痴呆
- 若年
- 老年
- 老人
2006-06-13 16:21:32(JST) の編集について
[編集]ノートでの議論を反映しておりません上に、「『痴呆』は『アホ』と漢字が同じ」という理解が難しい記述がございましたので、以前の版の表現に戻しました。 -- punipico 2006年6月13日 (火) 07:30 (UTC)
関連
[編集]遺伝病?
[編集]この編集ですが、最も一般的な老人性痴呆であるアルツハイマー病と血管性痴呆の両方がいわゆる遺伝子疾患であるという説が少なくとも有力な可能性として医学界で認められているのでしょうか?単に遺伝病といえば、原因遺伝子を特定できるような狭義の遺伝子疾患を指していて、遺伝的な影響が認められるという程度のものは含みません。 —以上の署名の無いコメントは、Ororon(会話・履歴)氏が[2006年7月28日 (金) 16:01 (UTC)]に投稿したものです。
改名提案
[編集]昨年、厚生労働省より、痴呆は禁止まではいきませんが、使わないようにと言う通達がありました。
ここも百科辞典な訳ですから、厚生労働省の通達に従うべきだと思います。--コネ122.210.10.240 2007年6月13日 (水) 09:07 (UTC)
- このノートにおける過去の議論では、正式な医学用語であることを根拠として「痴呆」を項目名に採用しており、その際に行政用語として「認知症」が使われていることは既に考慮されています。過去の議論を覆す材料は見当たりませんので、改名の必要は無いでしょう。
- ところで、IP:122.210.10.240さんはこの編集で署名の改竄を行っていますね。これは一体なんなのでしょう? -- NiKe 2007年6月13日 (水) 09:24 (UTC)
- NiKe さん、すみません遅れまして。改竄したわけではなく、自分が書き込みしました。只、ログインをし忘れて、書き込んだものですから…。間違いなく自分が投稿しました。申し訳ありません。--コネ 2007年12月2日 (日) 07:57 (UTC)
- すいませんが、幾らなんでも、上の対話と表の記事本文を全く読んでいないような提案には賛成いたしかねます。老健局通知があったことも踏まえて現記事名となっております。両方をお読みになったうえで、提起なさるようにお願いいたします。(あと、通知が出たのは2004年ね。)--Los688 2007年6月13日 (水) 09:28 (UTC)
- Los688さん、勿論上記の記事は読んでいます。
未だ厚生労働省で決まっておらず、話し合いの段階と言うのであれば、わざわざ改名依頼は出しません。しかしもう、決まってしまった以上、改名せざるを得ないと思います。(テレビなどのマスコミもすべて痴呆は使わなくなっています。)
正直、彼方の言ってることは正しいと思いますし、自分も彼方の意見に賛成です。しかし、こっちの事をまったく無視して決めるのはいかがなものとは思いますが、あのお役人のことですから、国民を無視して決めるのは日常茶飯事です。ですので、そのことをご理解していただけませんでしょうか?--コネ 2007年6月14日 (木) 09:34 (UTC)
- ちゃんと読めば分かることですが、過去の結論は『「痴呆」が正式名称である。「認知症」は行政関係だけが採用している用語で正式名称ではない』ということです。役所の用語として仮だろうと正式だろうと、やはり正式名称でないことに違いはありません。 -- NiKe 2007年6月14日 (木) 09:46 (UTC)
- ですから、この場合の再改名提案というのは、上記の議論に瑕疵があったとか、状況に変化があったことを提示したところから始まるものであって、前回の対話の際と同じ条件を再提示されたところで、対話は全く進みません。--Los688 2007年6月14日 (木) 11:35 (UTC)
- そもそも「広く使われてきた歴史的事実」がある以上、果たして改名が妥当な行為でしょうか? 今は使われなくなった、使うべきでない、だから消すべきだ、というのはその言葉の歴史的意義までも抹消せんとする、まさに「言葉狩り」に他ならない行為だと思うのですが。--61.209.170.247 2007年6月18日 (月) 14:06 (UTC)
- 言葉は常に変化するもので、「広く使われてきた歴史的事実」や「言葉の歴史的意義」とは何の関係も無くその時代の人々の感じるままに、また便利なように変わってゆきます。「広く使われてきた歴史的事実」や「言葉の歴史的意義」は大切です。ですが同じ言葉を使い続けることによってしかそれらの存在が担保できないぐらい貧弱でもなく、むしろ日常会話から外れてゆくことで生まれる価値もあります。何を言葉狩りと捕らえるかは人それぞれですが、私は「痴呆とは呼ばないで下さい」という人の声を言葉狩りとはどうしても思えないのです。Tosaka 2007年9月10日 (月) 02:44 (UTC)
百科事典としての視点で観ていくためにはだれもがわかる名称をつけるべきではあると思うが・・・・実際のところ上にもあるように介護の分野では「痴呆」は過去の名称、使ったら逆に怒られるくらいなわけで「認知症」が無意味に幅を利かせている。「脳血管型認知症」「アルツハイマー型認知症」なんて介護福祉士養成校でも教えている。 医学会では「痴呆」が常識で「認知症」が別称ではあるが今最もこの疾患の患者、利用者に触れる機会の多い介護分野の方々はその事実すら知らない。そこからがまず問題なわけで・・・・多くの人がそれを知るためにもウィキ上では正式名称を用いるべきでは?百科事典なのに正式名称で載ってないっていうのはちょっと変な感じしませんか?--kinoto` 2007年6月26日 (火) 06:55 (UTC)
- 特定のコメディカル分野で使っていることと、wikipediaの項目として載せるべきごとは全くの別問題です。--Aupen 2008年4月21日 (月) 08:06 (UTC)
「認知症」という言葉が既に公けに広範に使われている意味を考えれば、記事名は、当然、「認知症」のほうがいいと思います。認知症への記事名変更について私は賛成! 詳しくは#Title-Kotobuki。
- 「認知症」と言う言葉が広く使われるようになっていますが、専門家から異論が出る状況ではどちらがよいか微妙ですね。Wikipediaは百科事典なのですから、最近の紙の百科事典ではどうなっているか参考にしたらどうでしょうか?--辞典の虫 2007年6月26日 (火) 13:15 (UTC)
- →記事名は「痴呆」のままに留めることを支持。あくまでも「痴呆」として内容を解説し、「認知症」についてはそのような呼び換えが行われていることに言及すればよい。現状の記事がそうであろうが、何の問題が?一定範囲まで普及しているという既成事実のみを理由に、この手の安易で偽善的な言葉狩りに迎合すべきではない。痴呆患者を身近に知る者であれば、「痴呆」とはまさに「痴呆」だと共感できるであろう。日本語としての構成も不適切な「認知症」という呼称、あらゆる意味での誤魔化しをしているに過ぎず、記事名としても相応しくない--306E 2007年7月10日 (火) 20:22 (UTC)
- 『「認知症」と言う言葉が広く使われるようになっていますが、専門家から異論が出る状況』というのは、『医学会では「痴呆」が常識』との発言ですか? 私は総合病院の勤務医ですが、医療現場ではすでに「認知症」が当然の用語になっています。学会のような公式の場では、もっと厳格に「認知症」に統一されていますよ。新語なので一般の人から市民権を得るには時間がかかるでしょうが、当該患者の集う社会的場面では「痴呆」というのはほぼ死語になっています。--Mega stride 2007年11月4日 (日) 10:09 (UTC)
- 医療の場での補足です。「痴呆」というのは単独でこそ死語ですが、「老年期痴呆」「変性性痴呆性疾患」などと、熟語に組み込まれている場合に限って残っているようです。「日本痴呆学会」は昨年「日本認知症学会」に改名しています。「認知症」とするのが時代と思います。--Mega stride 2007年11月4日 (日) 10:41 (UTC)
- 百科事典なのですから医学会が痴呆だといっているなら痴呆のままにするべきだと思います。お役所が出てきたから大衆迎合的に変えようというのはあるべき姿だとは思えません。--59.157.223.13 2007年11月10日 (土) 15:02 (UTC)
- 意味不明なことをいうのはやめてほしい。百科事典だからこそ正しく書くべきで、現場もう公的な名称も認知症でしょうが。痴呆対応型デイサービスだって「認知症対応型」になったでしょう。医学面だけじゃなくて、福祉面だって関係あるんだよ。いま現場で痴呆なんていったら笑われますよ。知らん人が口出すなよ。--60.254.244.75 2007年11月10日 (土) 15:05 (UTC)
- 上にあった「Wikipediaは百科事典であり、学問的事実の記載が最も大切ですから、表題を痴呆として、解説に認知症を説明するのが適切と考えます。」というのが正しいと思います。それにここは皆で百科事典を作るwikipediaです。「知らん人が口出すな」というなら自分一人で新しい百科事典を作ればよいのではないでしょうか?--59.157.223.13 2007年11月11日 (日) 01:18 (UTC)
- 「医学会が痴呆だといっている」とは、いまどきどこの「医学会」ですか?日本認知症学会・日本認知症ケア学会の立場はもちろんのこと、日本精神神経学会での学術発表でも、(熟語として組み込まれていない単独使用では)圧倒的に「認知症」ですよ。--Mega stride 2007年11月11日 (日) 11:04 (UTC)
- 補足です。『厚生労働省監修の医療疾病統計並びに医師国家試験出題基準、各種医学書、WHO作成日本語訳ICD-10、DSM-Ⅳ等すべてにおいて「認知症」という言葉の変更は一切存在していません。』との記述が前の議論にあったようですが、現在の医師国家試験出題基準、WHO作成日本語訳ICD-10では「認知症」に変更されています(DSM-IV-TRでは「痴呆」ですが、これは「認知症」という言葉の登場前に和訳されたからに過ぎません)。新しい各種医学書でも「認知症」が主流の印象です。厚生労働省監修の医療疾病統計はICD-10による疾病分類なので、自動的に「認知症」です。日本老年精神医学会では、(クレペリンの「早発性痴呆」などの歴史的意義のある熟語を除いて)全会一致で「認知症」への移行を決めたようです。当該医学会だけでなく、病院内でも「認知症」。保健・福祉施設でも「認知症」。いまどきどこの医学会が「痴呆だといっている」というのでしょうか。新語ゆえ医療保健福祉の現場以外ではまだまだ抵抗を感じる人の存在する語ではありますが、もはや「痴呆」を「認知症」より優先する根拠は見つからないようです。--Mega stride 2007年11月11日 (日) 12:56 (UTC)
最新訳の版のDSM-IV-TRを確認してきたところ、これも『認知症』と変更されていました。なおこれは「お上主導」ではなく、実際は日本老年精神医学会が主導していたと、同学会はHPで主張していますし、厚生労働省の資料(「『痴呆』に替わる用語に関する検討会」報告書)にも同学会の検討内容(「認知症」との呼称が適切な理由を含む)がまとめられています。以下に、本記事名を「認知症」とする理由をまとめます。
- 当該老人を扱う現場(医療施設・保健施設・福祉施設)で、「認知症」が定着している。
- 前回の議論とは異なり、現在では医学会でも「痴呆」は「認知症」とほぼ置き換わっている。
- 「認知症」の呼称に決まったのは、医学面・社会面の両面から、厚生労働省・日本老年精神医学会の両機関で詳しく議論された結果である。
以上の理由で、異論がなければしばらくの期間の後に、記事名を「認知症」に変更したいと思います。--Mega stride 2007年11月14日 (水) 11:50 (UTC)
- (改名賛成)調査ありがとうございます。医学界においても「状況に変化が生じた」わけですので、「認知症」への改名に賛成いたします。議論が長く続いておりますので、告知期間は長めに2週間以上とられたほうがよろしいかと思われます。--Los688 2007年11月17日 (土) 12:28 (UTC)
- (改名賛成)参考まで、私の確認している範囲では、総務省など厚生労働省以外の行政機関監修の書籍でも「認知症」しか使われていないようです。--愛犬家 2007年12月3日 (月) 15:04 (UTC)
管理者の手助けが必要な移動(ページの改名)のため、ページ移動依頼をしました。--Mega stride 2007年12月4日 (火) 11:18 (UTC)
- (報告)移動しました。事後処理をお願いします。--はるひ 2007年12月8日 (土) 05:26 (UTC)
- 旧ノート:認知症,2005年4月29日 (金) 11:01の版の内容はこちらです。--はるひ 2007年12月8日 (土) 07:52 (UTC)
- この文章には全く根拠になりません。議論の混乱になるので控えるべきです。「通達」とは行政機関の構成員、すなわち公務員などを対象とした者であり、一般国民には関係ありません。一般国民に対して効力を持つ法律や制令とは全く異なります。また、百科事典であることと、厚生労働省の通達に従うべきこととは全く関係ありません。さらに言うならば、厚生労働省の通達自体、百科事典を考慮していません。--Aupen 2008年4月21日 (月) 08:00 (UTC)
- 時系列的におかしな位置にあったので移動しました。通知は法令ではなく一般国民を直接的に法的に拘束するものではないにしても、通知にしたがって行政の運用が行われているのであり、結果的に一般に関係がないとは言えません。どうして通知を持ち出すと議論の混乱になるのでしょうか、むしろ現在の行政の動き、これに基づいて民の動きの根拠となるものですから重要なものですね。ましてや、認知症用語が「特定の」湖メディカル分野で使われているというご認識であれば、それは医療・福祉分野やその周辺分野(成年後見などの法律分野)の現況をよくご理解いただいたほうがよろしいかと思います。厚生労働省が、百科事典を考慮する、という意味がわかりませんが、百科事典の編集は国と関係なく勝手にやっていることですから当然でしょうね。--はるひ 2008年4月22日 (火) 00:22 (UTC)
- Aupenさん、すでに終了した議論にコメントを付けても仕方ありません。また、はるひさんのコメントを結果的に削除してしまっていましたが、ノートページにおいて他人のコメントを削除しないよう、ご注意ください。--Shadow ump 2008年4月22日 (火) 08:19 (UTC)
- 省庁の行為や各学会の動きを、根拠として明確でないままあやふやな「権威」として議論に利用しているのをいさめています。議論に終了などありませんし、このままですとコメントの意味がわからないので、再度修正させて頂きます。--Aupen 2008年4月22日 (火) 08:38 (UTC)
編集合戦となっているため、期限をさだめずに保護いたしました。合意形成のプロセスを軽視することはお控えいただきたく思います。記述内容には関知いたしません。--アイザール 2008年4月22日 (火) 08:55 (UTC)
術語としての可否についての記述
[編集]「認知症」の術語としての可否に関する記述について、異論があり、保護状態となりましたので、ここで議論をお願いします。
「認知症」という語の表記と意味が~症という表記の日本語文法上の制限から逸脱していないか。術語として「良い語」と言えるのか? 少なくとも医療現場では、「痴呆よりも患者さんや家族に言いやすいけど、日本語としておかしいな」というのは通説です。
1.「痴呆」は知的能力全般にわたる機能低下を意味するのに対して、「認知」能力とは外界の情報を得る能力を示し、知的活動のごく一部であり、また感覚器など知的能力でない部分も含む。
2.「~症」の「~」には、病原体、病態生理、主要症候、臓器や組織をさし、「認知」という能力を示す語を入れるべきではない。
以上の二点が術語として不適切である論拠です。 本文にもありますが一部学会より同様の主張がなされています。--Aupen 2008年4月22日 (火) 10:14 (UTC)
なお、これは以前あった改名提案とは別に、術後としての可否と、その本文への掲載の可否についての議論ですので、誤解なきようお願いします。--Aupen 2008年4月22日 (火) 10:31 (UTC)
- 提議を行う前に、編集を強行されて、記事を保護せざるを得ない状態に追い込んでしまった件に関して、何かおっしゃることはないのでしょうか?--アイザール 2008年4月22日 (火) 10:35 (UTC)
- 私自身も、大学で認知心理学をかじったりしていますし、認知症の現場とも接点がないわけではなく、認知症という用語が適切かどうかに意見がないわけではないのですが、百科事典の編集において、個人的にどんな評価をしているかは一切意味を持たないと思いますので、ここでは認知症用語を用いることに特に違和感は感じません。記事名が認知症であり、認知症について書かれてある記事である以上は、認知症という用語を使うのが適当です。
- 議論を積極的に行うことそのものはよいと思うのですが、Wikipediaは百科事典でありまして、認知症という用語を評価(日本語としておかしいとか、「悪語である。」としたり)する場所ではないことをご理解いただきたく思います。--はるひ 2008年4月22日 (火) 11:45 (UTC)
- アイザールさん、はるひさんは僕とともに保護指定の当事者でることにご留意ください。>>その他の方。
アイザールさんは保護したご本人でありますが、まずそのことについてコメント下さい。 はるひさんは、ます私へ具体的根拠を示さずにの恫喝ととも取れるメッセージを残されましたが、それについてコメントいただければ幸いです。
- はるひさんの趣旨は、「本項目はWikipediaに記載すべき項目ではない」ということでよろしいでしょうか?--Aupen 2008年4月22日 (火) 11:56 (UTC)
- どの部分からそのような解釈をなさったのでしょうか、ご教示ください。私自身は、この項目がウィキペディアに記載されてはならないなどと発言した覚えがございません。--はるひ 2008年4月30日 (水) 14:52 (UTC)
- はるひさんの趣旨は、「本項目はWikipediaに記載すべき項目ではない」ということでよろしいでしょうか?--Aupen 2008年4月22日 (火) 11:56 (UTC)
びまん性レビー小体病
[編集]現在ではびまん性レビー小体病という表記は改められ、レビー小体型認知症となっています。分類内の名称を変更し、旧名称を併記する等した方がよいのではないでしょうか?ご検討願います。--namba708 2008年9月4日 (木) 16:07 (UTC)
老齢性認知症の考察
[編集]これは約60年生きてきて思いついた事であり医学的、科学的根拠は全く無い事を明言しておきます。 前提条件:脳は生まれてからの記憶を全て記録していると思われる、これは催眠療法によって本人の忘れている記憶を呼び出せる事から証明される。 上記の事を踏まえ、人間の脳の記憶容量は80歳前後でいっぱいになり記憶の混濁が発生する、これが老齢性な認知症だと言える。 では、発症すればどうすれば良いのか、残り少ない記憶容量に生活パターンを刻み付ける必要がある。 具体的には同じ時間に起きて同じ時間に食事をし同じ時間に寝る、この間はなるべく刺激になりそうな物は排除する必要がある、 穏やかに同じサイクルの生活を繰り返す事によって生きる上で必要な最低の記憶を保持する。 完全に正常に戻すには人為的に記憶をリセットする必要がある、 現在の医学では不可能だと思われるが、忘れたい記憶だけをリセットできれば認知症が改善される可能性があるが 深層心理で現在の性格に影響を及ぼしている記憶が無くなると性格が劇的に変わる危険があるので注意が必要である。 --221.118.245.167 2023年1月7日 (土) 01:11 (UTC)takahashi 2023年1月7日