ノート:量子コンピュータ
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無題
[編集]「量子コンピュータはデジタルであるのか」という基本的な疑問がある。さて、量子コンピュータの研究は始まったばかりであり、皆は凄いものが出来ると考えているが、「量子コンピュータはデジタルであるのか」という疑問がどうしても残る。 DNAコンピュータは明らかにデジタルであり、2004年の段階でも既に計算が出来る。量子コンピュータはまだ計算が出来ないのである。 どちらに投資するほうが得かを考えると、私ならば「DNAコンピュータ」である。--以上の署名のないコメントは、219.124.224.9(会話/Whois)さんが 2004年1月12日 (月) 12:16 (UTC) に投稿したものです(Type20(会話)による付記)。
- 第一に,物理学の立場に立つか計算機科学の立場に立つかによって異なりますが,理論計算機科学の立場から極端な言い方をすれば,実際に計算させるデバイスが存在するかどうかは理論屋にとっての問題ではありません. たとえば,非決定性Turing機械が実現可能であると考える人はほとんどいないと思われますが, その概念から定義されるNP完全性の概念は非常に有用です.
- 第二に,量子計算で扱う量子状態は有限個の状態を扱っており countable という意味でデジタル計算です.また確率振幅も効率的に計算可能であることが求められます[BV97].
- 第三に量子計算は n qubits で 2^n 個の重ね合わせ状態が作れますが, DNA 計算は n 通りの探索をするのに n 個の原子や分子を必要とするので, 事実上6.0 × 10^23 (1 mol) より大きな探索空間をとることができないという原理的な問題を抱えているように思います.70.174.150.78 2006年7月4日 (火) 06:42 (UTC)
- [BV97] Ethan Bernstein and Umesh Vazirani, " Quantum Complexity Theory", SIAM Journal on Computing, Vol.26, No.5, pp.1411--1473, Oct 1997.
計算量的安全性のほうにも書きましたが…。 gloverで秘密鍵暗号が何でもかんでも解けるという話はにわかには信じがたいです。 gloverのアルゴリズム提案以後も「量子コンピュータでも解けない事を目指して作られた暗号方式」は幾つも提案されてますし…。 最近の成果なのでしょうか。 あと、公開鍵暗号方式は(公開鍵をも秘密にする事で)かならず秘密鍵暗号方式としても 用いる事ができるので、 秘密鍵暗号が全て解けるのなら公開鍵暗号方式も全て解けるはずですが…。 その辺の事情をご教授願えれば幸いです。--以上の署名のないコメントは、ピロクテテス(会話・投稿記録)さんが 2004年4月7日 (水) 14:28(UTC) に投稿したものです(Type20(会話)による付記)。
- gloverアルゴリズムはO(root(n))で解くアルゴリズムだったのでは・・・・。O(log(n))とO(root(n))では効率が違うので・・・・。その辺に何か画期的な改良があったのでしょうか、是非知りたいです。 Sina 2004年7月18日 (日) 10:40 (UTC)
- 通りすがりのものですが、私もgloverのアルゴリズムはO(root(n))だったと思います。もちろんあれ以来何らかの革新があったのかも知れないですが、それならばgloverではなくなんらかの違う名前のアルゴリズムになっているはずなのでは?
- コメントありがとうございます(気が付くのが遅れました)。少し古い記事(5年前)ですけど、GroverアルゴリズムはO(root(n))であり、かつ最適であることが示されている、との記述もあったのでこの部分は修正したいと思います。ただ、秘密鍵暗号は一般の探索問題とは条件が違うので、さらに効率よく(多項式時間とかで)解けるのかもしれず、よくわかりません。詳しい方のコメントを頂けると幸いです・・・。Sina 2004年9月26日 (日) 11:20 (UTC)
Shorのアルゴリズムの解説内に素因数分解が準指数時間とありますが、 たしか2004年の春頃にインドの研究者グループによって多項式時間のアルゴリズムが 発見されていると思います。 文献詳細をすっかり忘れてしまったので修正できませんでしたが、どなたかご存知ありませんか。 Zon++ 2006年6月28日 (水) 14:27 (UTC)
- 素因数分解ではなく素数判定(自然数 n は素数か? (Yes/No))のことではないでしょうか?もしそうであれば素数判定の項に説明があります.すでにこの話はご存じでしたらすいません.70.174.150.78 2006年7月4日 (火) 06:42 (UTC)
- 回答ありがとうございます。ご指摘の通り、素数判定と混同していました。--Zon++ 2006年12月18日 (月) 15:12 (UTC)
一部の解説が変なので, メモを残してから直しておきます.
Shorのアルゴリズムにより、NP問題(検算はすぐにできるが、解くのに時間がかかる問題)である素因数分解を素早く解くことができるため、もしP≠NP予想が正しいと証明されれば、量子コンピュータは古典コンピュータより強力であることになる。
この部分が変です. 素因数分解はNP困難問題ではないだろうと予想されているので, P≠NPを示すだけでは足りないと思われます. --roget 2008年8月16日 (土) 11:20 (UTC)
量子コンピュータの歴史が列挙されてる中に、唐突に日立社による旧来型のコンピュータ開発のニュースリリースが含まれているようです。
ニュースリリース内にはいかにも「量子コンピュータと関係ある」と思わせたい意図は見えますが、実態全く関係ないようです。
宣伝的な内容になっていると思われますので、削除を進言します。 --39.110.205.108 2017年2月24日 (金) 10:08 (UTC)
とりあえずこれまでの内容を節化しました。--翼のない堕天使(会話) 2017年12月10日 (日) 11:10 (UTC)
加筆訂正用メモ 国産量子コンピューター試作機、無償公開へ
[編集]朝日新聞はしばらくたつと非公開となる為、要旨抜粋。
要旨:
[編集]- 「量子コンピューター」の試作機を、国立情報学研究所などが開発2017-11-27から無償サービス提供。
- 世界的な開発競争が進むなか、試作段階で公開して改良につなげ、2019年度末までに国産での実用化を目指す
- 基礎研究は1980年代、実用化では米IBMやグーグルなどが先行。
- カナダのD―Waveシステムズ11年に一部実用化、NASAや自動車部品大手「デンソー」、東北大などが活用
- 国立情報学研究所や理化学研究所、NTT、内閣府の研究支援制度「革新的研究開発推進プログラム」(ImPACT)
- 光ファイバーとレーザー光で独自方式開発、
計算速度:
[編集]- 理研にある小型スパコンと比べて平均で約37倍速
- 特定計算では、D―Waveよりも高正答率。
消費電力:
[編集]- 「京(けい)」では1万数千キロワット。今回の試作機は大型電子レンジ程度の1キロワットで済む
問題点:
[編集]- 従来のスパコンで使われるソフトウェアは使えない⇒基本制御ソフト=OSから開発しなければなrない
- 開発に必要な専門家が不足
==== 対策 ====
- 試作機の段階で27日から、ウェブ上でサービスを公開
- 世界中の利用者が無償で使えるようにクラウドコンピューティングを提供する。
- クラウド
本来下書き にメモするべきなのでしょうが・・・。 --河童工房(会話) 2017年11月21日 (火) 17:16 (UTC)
- これは朝日新聞デジタルにあった、朝日新聞科学医療部所属の杉本崇記者によって執筆され2017年11月20日05時05分に公表された記事からの要旨抜粋ですね。一応、情報源の著者情報と作品日付情報も残しておきます。 --61.89.152.139 2017年12月10日 (日) 10:24 (UTC)
量子コンピュータの性能
[編集]量子コンピューターの性能が、従来型コンピューターの何倍速いと言う数字が書かれる時、どんな問題を解いたのか書かれておらず、何倍という数字ばかりが目立つ。
どんな問題を解いた時の速度か記載してほしい。