ノート:鎌状赤血球症

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マラリアとの関連[編集]

「鎌状赤血球が短時間で溶血してしまうため、マラリア原虫が増殖できず」とありますが、これだと、人間も死んでしまいませんか?--Ks会話2013年1月26日 (土) 13:58 (UTC)[返信]

遺伝子型SSのホモ型はは重度の貧血でご指摘のように幼児期に死亡します。ヘテロ型がマラリアに抵抗を示します。X染色体のライオニゼーションや一部染色体のゲノムインプリンティングを除いては、人間の染色体は2倍体ですので、2つの染色体がそれぞれタンパク質を合成し、鎌状赤血球もヘテロであれば正常型も存在するため、致死には至りません--Hanabishi会話2013年1月26日 (土) 20:37 (UTC)[返信]
いやいや、それでもおかしい。問題はヘテロ形が抵抗を示す理由ですよ。正常形が存在するなら溶血しないわけで、だったらマラリアに感染しない、ということになりませんか?もちろん、この記事の説明でなら、ですよ。だから、そこを書き換える必要がないか、という話です。--Ks会話2013年1月26日 (土) 22:15 (UTC)[返信]
詳しいところをヴォートとハーパーで調べてみました。ヘテロ型の人にマラリアが感染するとpHが約0.4低下するようです。するとボーア効果によってデオキシヘモグロビンができやすくなり、赤血球の鎌状化が進むとの事です。ですので、ヘテロ型の人にマラリアが感染すると一過性に体中の赤血球が鎌状化してマラリアが増殖できないという状況になる。図説人体寄生虫学によるとマラリア原虫(この場合感染症として問題になる熱帯熱マラリア)は7日持たずに死滅するので7日間ぐらい赤血球が鎌状化していれば感染してもマラリアは繁殖できず死滅するので発症しないという流れだと思われます。そののち、体からマラリアが排除されるとpHが上昇して正常状態に戻る。ちなみに通常状態ではヘテロ型の人は60%が正常赤血球、40%が鎌状赤血球です。--Hanabishi会話2013年1月27日 (日) 03:41 (UTC)[返信]
なるほど、溶けるのではないが、変形するのでマラリア原虫が繁殖できない、とい事ですか。それなら納得できます。そんな風に書き直していただけますか?--Ks会話2013年1月27日 (日) 06:58 (UTC)[返信]
あまり詳しい分野ではないのですが、一応正しいであろう記述に変えて出典もつけておきました。--Hanabishi会話2013年1月27日 (日) 07:53 (UTC)[返信]
素早い対応、丁寧な調査とお返事、色々ありがとうございました。段落だけ作っておきました。--Ks会話2013年1月27日 (日) 08:04 (UTC)[返信]


劣性遺伝としている件[編集]

キャリヤー(遺伝子型へテロ)が不完全ながら発症してますから,不完全優性遺伝といえませんか。

どのように自然選択において有利なのか?[編集]

>>マラリア蔓延地域ではその遺伝子をヘテロに持つものは非保有者と比べて相対的に自然選択において有利であり>>
なぜ有利なのか記事で説明が必要でしょう。--219.35.22.28 2015年11月29日 (日) 14:25 (UTC)[返信]