ノート:長谷川春子
この記事は2021年9月30日に削除依頼の審議対象になりました。議論の結果、版指定削除となりました。 |
出典と参考文献、関連資料の混乱ほか
[編集]- 典拠と脚注の示し方
長谷川春子#来歴節の段落注に、「以上、『日本美術年鑑』(昭和43年版)143頁及び『日本近代文学大事典』第三巻67頁」によると示してあります。
書籍の典拠の示し方にムラがあります。{{tl:Cite book}}により典拠を示した場合。2件、示し方が異なるのに気づきました。他にもあるかもしれませんが、統一すると、参考文献が一覧でき、読みやすくないでしょうか。
- 文中はSfn構文、参考文献節に置いた同テンプレートにリンクさせる場合(ref引数にsfnrefを使用)。こちらのパターンが多い印象です。
- 本文中に前出の書籍用テンプレート全文を示し、引数sfnrefを設けてあるが、参考文献欄に載っていない。どちらかと言うと少数。
- 『長谷川春子源氏物語絵巻展』(伊勢丹 第4回毎日美術サロン)1965年は本文中にSfn 構文ではなく典拠テンプレート全文があり、参考文献節に記載がありません。
- 『新聞集成昭和編年史 昭和4年度 1 (一月~三月)』。同上。
- 『源氏物語絵巻』を描いた経緯は?
指定されて削除された版の直後、2020年の版で導入部に『源氏物語絵巻』を描いたと加筆、典拠がないままでした。版指定削除後の加筆で除去されましたが、小島の小説『おこま:ある女掏摸の良心』(1955年・講談社)の挿画を担当したとの記述に、『源氏……』製作がわかる典拠を探してくださり、ありがとうございます。
では、その典拠を添えて『源氏……」を描いたこととその経緯を、経歴欄に書いてもらえないでしょうか。戦争協力の絵を率先して描き、文筆業では手厳しい人物評を残したこの芸術家が、やがて第二次世界大戦が終わってから20年余りで、古典文学を題材に選んだあたりに関心があります。--Omotecho(会話) 2022年5月7日 (土) 16:13 (UTC)
- 確認したところ『長谷川春子源氏物語絵巻展』については本来違う箇所の出典だったのを間違えて転記していました、失礼いたしました。とりあえず『長谷川春子源氏物語絵巻展』の注については非表示としておきます。--ものぐさたろう(会話) 2022年5月8日 (日) 00:46 (UTC)
- @ものぐさたろうさん、早速にご対応ありがとうございます。伊勢丹の展覧会図録は、そういうことだったんですね……。非表示になさったおかげで、書誌情報をすぐに探せてとても助かります。加筆の件はなんとかその展覧会図録を見たい、掲載ページを確かめたいです。ちょっと外出できない状態のため、複写サービスか何か、入手の方法を考えてみます。流石に導入部に「源氏を描いた(要出典)」と加筆しては、自作自演っぽくてみっともないですから。
- 質問 ref=sfnref付きのテンプレート。文中はSfn 構文のみ残し、テンプレート本体を参考文献欄に移すように、さっさと処理しておくか迷いました。お手を煩わせるまでもないので、こちらで済ませましょうか? あるいは何か落とし穴でもあるなど、マイナス要素はありませんか?
- お騒がせしてしまいましたが、版指定削除のある記事だからと、こちらが神経質すぎてお詫びします。--Omotecho(会話) 2022年5月8日 (日) 02:13 (UTC)
- こらちこそ間違えてすいませんでした。テンプレートの事については、お手数かけてすみませんがそちらで処理していただけると助かります。--ものぐさたろう(会話) 2022年5月8日 (日) 02:40 (UTC)
- 了解しました。ご判断に感謝します。
- 余談ながら、伊勢丹展の図録以外にも、1965年『源氏物語絵巻』には発表の時期ほかに典拠があるし(ネット検索)、詞書が現代語訳という記述もあり、また没後に神社に奉納されたようで、少し調べ物が増えそうです。
- 情報 長谷川の源氏物語絵巻について。年号は昭和。
- 『每日新聞』1967年、171面。2022年5月8日閲覧。「:::「(前略)彼女は私のことを「もとは源氏物語絵巻を ... 女傑の長谷川春子さん死去( 4108 )」 誰の詞書か。
- 『現代の日本画』 3巻、三彩社、1967年、286頁 。2022年5月8日閲覧。「(前略)また日本古美術展では、中尊寺秘宝展、長谷川等伯展、室町時代仏像彫刻展、織部焼展、古染付展、中国陶磁展、国宝源氏物語絵巻展などが開かれた。・物故者磯部草丘、伊藤熹朔、久保孝雄、長谷川春子(後略)」
- 「長谷川春子」『日本美術年鑑』昭和43年版(143-144頁) 、1968年。
- 孫引き。“長谷川春子 日本美術年鑑所載物故者記事”. 物故者記事. 東京文化財研究所. 2022年5月8日閲覧。 “(前略)没年月日:1967/05/07 、分野:洋, 画家 (洋)。読み:ハセガワ, ハルコ※、 Hasegawa, Haruko※(中略)昭和32年からはライフワークとして「源氏物語絵巻」(54帖)の制作に没頭、同40年6月には「長谷川春子源氏物語絵巻展」を開催し、その後も描き加えて完成、福岡市の筥崎神宮に所蔵された。”「※」を付した表記は国立国会図書館のWeb NDL Authoritiesを典拠とする由。
- 『日本人名大事典』 現代篇、平凡社、1979年 。「(前略)三十二年からライフワークとして『源氏物語絵巻』の制作に没頭、四十年完成後は福岡筥崎宮に所蔵された。」 ▲掲載ページ番号は未確認。JP番号:79025475。
- 芳賀登『日本女性人名辞典』1993年。「長谷川春子 明28.2.28 東京アテネフランセ洋画国画会員(中略) 37年春新手法による絵画と現代語の源氏物語絵巻及び詞書完成(後略)」
- 長谷川時雨、深尾須磨子 著、日本近代文学館 編『文学者の日記』 8巻、博文館新社〈日本近代文学館資料叢書〉、1999年 。2022年5月8日閲覧。「(前略)代表作「源氏物語絵巻」一五一図は、宮司との約束通り凡て九州宮崎宮に奉納。」ISBN 978-4-89177-978-8。▲掲載ページ番号は未確認。
--Omotecho(会話) 2022年5月8日 (日) 04:13 (UTC)
改版で除去された典拠(周辺資料)
[編集]出典テンプレートの整備をありがとうございました。本文記述との関連性をよくご存知の@ものぐさたろうさんのお手を煩わせました。
さて、変更履歴によりますと、典拠ないしはその書誌情報が除去されています。長谷川の資料ではありますので、ノートページに転記して周辺資料としての利用に備えます。
- 脚注に提示のある資料:
- 展覧会カタログ、毎日新聞社主催〈第4回毎日美術サロン〉1965年(昭和40年)6月24日-同30日、新宿伊勢丹の7階画廊にて開催[* 3]。
--Omotecho(会話) 2022年6月1日 (水) 01:09 (UTC) 小見出しに変え、書誌情報を補完。/ --Omotecho(会話) 2022年5月31日 (火) 15:00 (UTC)
情報 周辺資料を含めて、記事から漏れた書誌情報をまとめます。
発行年順、国立国会図書館リサーチナビによる。
種類 | 発行年 | 書籍名 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|
年鑑 | 1969 | 『日本美術年鑑』 | 本文にもどす[* 1]。合巻あり[* 4]。 | |
書籍 | 1977 | 『日本近代文学大事典』第三巻67頁 | 本文にもどす[* 2] | |
書籍 | 1965 | 『長谷川春子源氏物語絵巻展』 | 展覧会カタログ、毎日新聞社主催〈第4回毎日美術サロン〉 | 会場=伊勢丹7階画廊。会期=1965年(昭和40年)6月24日-同30日[* 3]。 |
雑誌 | 1956 | 『Hotel review』 | グルメ記事を寄稿 | 掲載誌の別題『ホテルレビュー』[* 5] |
雑誌 | 1956 1958 1966 |
『あまカラ』 | グルメ雑誌に寄稿(甘辛社、1956年、1958年、1966年)。【全号まとめ】(1951年-1968年、以後廃刊)。 | 国立国会図書館書誌ID:000000001212、国立国会図書館デジタルコレクション、当館内閲覧/図書館・個人送信限定 |
書籍 | 2013 | 『アジアの女性身体はいかに描かれたか : 視覚表象と戦争の記憶』 | 美術家の視覚表象と戦争の記憶という主題で長谷川を分析。 | [* 9] |
--Omotecho(会話) 2022年6月1日 (水) 01:09 (UTC)
注
- ^ a b 東京国立文化財研究所美術部 編「物故者」『日本美術年鑑』 昭和43年版、大蔵省印刷局、1969年、3冊、143頁。doi:10.11501/2526482。国立国会図書館内限定閲覧、図書館・個人送信対象外、遠隔複写可。
- ^ a b 日本近代文学館 編「長谷川春子」『日本近代文学大事典』 第3巻、講談社、1977年、67頁。国立国会図書館書誌ID:000001360033。
- ^ a b 長谷川 春子 著、伊勢丹 編『長谷川春子源氏物語絵巻展』毎日新聞社、1965年、67頁。NCID BB03772190。
- ^ 『日本美術年鑑』 昭和43-45年版、大蔵省印刷局、1969年-1971年。国立国会図書館書誌ID:000001283256。国立国会図書館内限定閲覧、図書館・個人送信対象外、遠隔複写可。
- ^ 長谷川春子「居心地とたべもの」『Hotel review』第7巻第73号、日本ホテル協会、東京、1956年5月、14-15 (コマ番号0010.jp2)、doi:10.11501/2630131、NDLJP:2895718。
- ^ 長谷川春子「たのしい食べ物」『あまカラ』第53号、甘辛社、大阪、1956年1月、16-19 (コマ番号0009.jp2-)、doi:10.11501/3543009、全国書誌番号:00001225。
- ^ 長谷川春子「行きつけの店 宮川」『あまカラ』第83号、甘辛社、大阪、1958年7月、52 (コマ番号0027.jp2)、doi:10.11501/3543039、全国書誌番号:00001225。
- ^ 長谷川春子「思い出の菓子:アンケート」『あまカラ』第173号、甘辛社、1966年1月、5-19 (0044.jp2-)、doi:10.11501/3543129、全国書誌番号:00001225。聞き取りをした著名人数十人の1人として。
- ^ 北原恵(編著)「戦時下の美術家・長谷川春子」『アジアの女性身体はいかに描かれたか : 視覚表象と戦争の記憶』青弓社、東京〈日本学叢書 ; 4〉、2013年。国立国会図書館書誌ID:22196391。
--Omotecho(会話) 2024年2月5日 (月) 04:15 (UTC) / 書式違反の修正。書誌情報を出典テンプレートに収容、refタグでくくり1箇所に集約。 / --Omotecho(会話) 2024年2月5日 (月) 04:20 (UTC) 注の重複解消、展覧会図録。--Omotecho(会話) 2024年2月6日 (火) 16:45 (UTC)注の重複解消、雑誌『Hotel review』。