ノート:黄色い顔
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Wikipedia:ヘルプデスク より
[編集]Wikipedia:ヘルプデスクより移動させてきました。--Tamago915 2005年7月16日 (土) 06:53 (UTC)
「黄色い顔」の項に白人の母親と黒人の父親を持つ子どもの肌の色が父親より黒くなることは ありえないとの記述がありますが、これはその通りなんでしょうか?自分は人類学はさっぱりなのですが、 生活環境による変化は置いておくとして、肌の色が隔世遺伝するなどの可能性はありえないのでしょうか。Kon 2005年7月15日 (金) 13:23 (UTC)
- 問題の部分を記述したものです。私が参考にしたのはウィリアム・ベアリング=グールドが監修した「詳注版 シャーロック・ホームズ全集 4」ISBN 4-480-03274-6 564ページなどです。以下引用。「『(前略)異なった人種間の結婚によって生まれた子供の色素は、その両親のほぼ中間という事実は、どんな人類学者でも名探偵に教えてやれたはずなのだが。』――エドワード・クエイル『幼な児のわれに来るを許せ』」--Tamago915 2005年7月16日 (土) 06:23 (UTC)
- ノートで訊くべきでしたね。移動していただいてありがとうございます。なるほど上記の資料では親の肌の色の中間になると断言していますね。自分も何か資料がないか探してみます。Kon 2005年7月20日 (水) 12:07 (UTC)
- 肌の色の濃淡の遺伝についてですが、アメリカのダベンポート(アメリカ 1866~1944)のデータが学研の『原色現代科学大事典6 人間』(1968)に載っていました。
「肌の色を5段階(淡0~4濃)にわけ、黒人(4段階目)と白人(0段階目)の間に生まれたF129人と、それから生まれたF232人の肌の濃淡を調べたところ、F1は0と4がおらず1段階目2人・2段階目22人・3段階目5人、F2は0段階目から順に3人・10人・13人・5人・1人だった。」というような結果だったそうです。
(参考文献:松永英「5-人類の遺伝 メンデルの法則と人類遺伝学」『原色現代科学大事典6 人間』小川鼎三 代表、株式会社学習研究社、1968年、P237-238。)
これは肌の色を決める遺伝子が複数あり、それらがいくつ濃色(淡色)のものかで決まるという仮説と一致すること、理論上は全部中間色のはずなのに現実には混血1世代目(F1)でばらつきが既に出始めることから純粋な黒人(白人)とされる人の中にも肌色の段階があることを示すなどだそうで、白人の母親が少し色黒遺伝子を持っていれば、黒人の父親以上に色黒の娘が生まれることもありうるかと。
(もっとも「娘が父親以上に色が黒い」というの母親の視点でホームズやワトソンが何も言ってないのでたんに彼女の思い込みという可能性もありますが。)--カーラ・ミーキタ(会話) 2018年3月4日 (日) 08:20 (UTC)
- 肌の色の濃淡の遺伝についてですが、アメリカのダベンポート(アメリカ 1866~1944)のデータが学研の『原色現代科学大事典6 人間』(1968)に載っていました。