ノーマン・イングランド
ノーマン・イングランド(Norman England, 1959年4月24日 - )は、映画ライター、映画監督、脚本家、セットフォトグラファー[1]。ニューヨーク出身[1]。
略歴
[編集]1978年〜1991年、ニューヨークで活動していたロックバンド「Proper iD」で音楽活動をする。当時のバンドメイトLach and Geoff Notkinは後にScience Channelのリアリティ番組『Meteorite Men』に出演した。
1993年から日本に在住[1]。
1998年、カプコン『バイオハザード2』のテレビCM(ジョージ・A・ロメロ監督)撮影現場を1週間取材する。
1999年、映画『ガメラ3 邪神覚醒』の取材で映画ライターとしてのキャリアをスタート[1]。以後、ファンゴリアの日本駐在記者として活動[1]。欧米の大手メディアでは初めて日本のホラー映画のニューウェーブについて書く。
日本在住という利点を活かし、様々な映画の撮影現場を取材、レポーターという枠を超えて作品にコミットしていった。[要出典]
1999〜2004年、ゴジラミレニアムシリーズのセットで100日以上を過ごす。[要出典]特に、2001年の4月から10月にわたり『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)のセットを頻繁に訪れる。[要出典]そこで、撮影中のゴジラスーツを着た唯一の外国人となった。
監督西村喜廣に『吸血少女対少女フランケン』の字幕制作を依頼されたのをきっかけに字幕制作を開始、それ以降金子修介、井口昇、中田秀夫、坂口拓、堤幸彦などの監督作品の字幕を担当した。[要出典]
2012年、雑誌「映画秘宝」でコラム「Grindhouse USA」を連載する。
日本映画の配給販売向けキャッチコピーのコピーライティングの実績も多数ある[1]。
監督として
[編集]2002年からデビュー作『The iDol』の構想を練り始め、2005年に撮影開始した。『The iDol』は2006年7月16日にモントリオールのファンタジア映画祭で初めて公開された。
2007年、ドキュメンタリー映画『Bringing Godzilla Down to Size: The Art of Japanese Special Effects for Classic Media』の監督を依頼される。このドキュメンタリーは2008年8月、グローマンズ・エジプシャン・シアターで世界に先駆けて公開された。後に、DVDセット『Rodan and War of the Gargantuas』の特典映像として2008年9月にリリースされた。
2008年、2作目『Feed Me』を撮影する。
2009年、短編『It's All Good』を監督する。
作品
[編集]俳優
[編集]- ゴジラ2000 ミレニアム(UFOから逃げる人)
- クロスファイア (レストランのびっくりお客)
- ステーシー (ジェフ)
- ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS (Sgt. Woodyard)
- ウルトラQ dark fantasy (レストランのお客 第3話)
- ローレライ(ソナー運転者)
- デスノート(FBI代理人)
- ゾンビ自衛隊
- ULTRASEVEN X (酒を飲む外国人 第1話)
- 東京残酷警察
- ヘルドライバー
- 青いソラ白い雲
- 百年の時計
- ヌイグルマーZ(神父)
- 大仏廻国 The Great Buddha Arrival[2]
- ネズラ1964
監督
[編集]- The iDol
- Bringing Godzilla Down to Size: The Art of Japanese Special Effects
- Feed Me
- It's All Good
- Sushi Typhoon: Tokyo Invasion
- New Neighbor(2013年10月5日公開)
出典
[編集]- ^ a b c d e f 日本映像翻訳アカデミー、2019年8月1日閲覧。
- ^ “Exclusive - Norman England Joins Cast Of"THE GREAT BUDDHA ARRAIVAL"”. Horror Society (2018年6月19日). 2018年6月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Norman England Photography - 公式サイト
- ブログ
- Norman England ノーマン・イングランド (@normancengland) - X(旧Twitter)