ネズラ1964
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ネズラ1964 | |
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Nezura 1964 | |
監督 | 横川寛人 |
脚本 | 横川寛人 |
製作 |
横川寛人 浅井拓馬 米山冬馬 |
出演者 |
螢雪次朗 菊沢将憲 米山冬馬 小野ひまわり 斉藤麻衣 大迫一平 内田喜郎 佐藤昇 佐野史郎 古谷敏 マッハ文朱 |
音楽 | 今堀拓也 |
主題歌 | マッハ文朱「ネズラマーチ」 |
製作会社 | 3Y Film |
公開 | 2021年1月16日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作費 | 350万円 |
『ネズラ1964』(ネズラいちきゅうろくよん)は、2021年1月16日に公開された日本のノンフィクション映画。かつて大映が製作する予定だった、「ガメラシリーズ」の前身とも言える怪獣映画『大群獣ネズラ』の舞台裏を描く[1]。2020年12月19日には、池袋HUMAXシネマズにて完成披露試写会が行われた。
概要
[編集]キャストが永田雅一・築地米三郎・湯浅憲明を演じ、本作の主題歌の『ネズラマーチ』が『ガメラマーチ』のオマージュであるなど「ガメラシリーズ」が意識されており[2]、キャスト・スタッフにも螢雪次朗、マッハ文朱、小野ひまわり、内田喜郎、阿部能丸、大橋明、ノーマン・イングランドなど過去に「ガメラシリーズ」に直接的または間接的に携わってきた面々が散見される。
横川寛人は翌2021年に、『大群獣ネズラ』の以前に製作中止になった『大魔獣ダゴラ』を意識した短編『ヤツアシ』を制作しており、ミニチュアセットも『ネズラ1964』の物を流用している[3]。
キャスト
[編集]- ナガノ - 螢雪次朗(モデルは大映の永田雅一社長)[4]
- ツカジ - 菊沢将憲(モデルは築地米三郎特技監督)[5]
- ユカワ - 米山冬馬(モデルは湯浅憲明監督)[6]
- ミチコ - 小野ひまわり(若手女優)
- ジュンコ - 斉藤麻衣[7]
- シゲオ - 大迫一平(ナガノ社長の息子、モデルは永田秀雅)[8]
- タキヤマ - 内田喜郎(怪獣造形師)
- シュミット - ノーマン・イングランド[9]
- マサエ - 青木ラブ
- ウツミ - 桐山和久[10]
- オオクボ - 田中克憲
- 自衛隊員 - 原英博
- 抗議団体員 - 藤山遼太郎
- 抗議団体員 - ゆうま
- アナウンサー - 安田崇
- ミカミ - 阿部能丸
- ムラオカ - 佐藤昇(大御所映画監督、モデルは村山三男)[11]
- アズマ - 佐野史郎[12]
- オヤジ - 古谷敏(円谷英二がモデルと推測されている)[12][13]
- モントウ - マッハ文朱(抗議団体の代表)[14][15]
スタッフ
[編集]登場怪獣
[編集]音楽
[編集]- 主題歌「ネズラマーチ」
- 作詞 - 横川寛人 / 作曲 - 今堀拓也 / 歌 - マッハ文朱 / ボイス - 斉藤麻衣 / 演奏 - オーケストラ・トリプティークメンバー / 合唱 - ヒーローコーラス
- エンディングテーマ「大群獣ネズラ」
- 作詞 - 田野倉健之 / 作曲 - 渡辺宙明 / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - 串田アキラ / プロデュース - 西耕一[17]
- イメージソング
- 「青春の日」
- 作詞 - 田野倉健之 / 作曲 - 渡辺宙明 / 編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - 串田アキラ
- エンディングテーマと同じ調子の歌で、曲風が異なり、応援歌として使用されている。
- 「ネズラのテーマ」
- 作曲 - 渡辺宙明 / 編曲 - 中野広 / 歌 - ヒーローコーラス
映像ソフト
[編集]2023年10月4日にアルバトロスよりBlu-rayが一般販売された[18]。
関連作品
[編集]- カミノフデ 〜怪獣たちのいる島〜 - ガメラシリーズにも携わった村瀬継蔵による2024年7月26日公開の映画作品。本作が映像提供としてクレジットされており、登場人物が『大群獣ネズラ』をスクリーンで観賞する場面として劇中映像が流用されている。
脚注
[編集]- ^ “特撮映画「大群獣ネズラ」の舞台裏描く「ネズラ1964」製作決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年1月1日) 2020年1月9日閲覧。
- ^ 映画『ネズラ1964』公式Xアカウント、2020年11月27日、本日11月27日は『大怪獣ガメラ』公開日!祝ガメラ55周年!そんな記念日に「ガメラマーチ」をオマージュした「ネズラマーチ」を大公開!是非お聴きください♪、X(Twitter)
- ^ 映画『ネズラ1964』公式Xアカウント、2021年2月10日、大映は『大群獣ネズラ』以前に本物のタコを用いた『大魔獣ダゴラ』という企画がありました。『#ネズラ1964』では、この「ダゴラ」については割愛しましたが、代わりに同ミニチュアセットで横川監督による短編『ヤツアシ』を撮影しました。現在、鋭意編集中!、X(Twitter)
- ^ “螢雪次朗インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “菊沢将憲インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “米山冬馬インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “「仮面ライダー555」の斉藤麻衣、「ネズラ1964」で約17年ぶり映画出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年8月18日) 2020年8月18日閲覧。
- ^ “大迫一平インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ nezura1964のツイート(1312344707851141121)
- ^ kazuhisa_krymのツイート(1319609578829434880)
- ^ “佐藤昇インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ a b “「ネズラ1964」に佐野史郎と古谷敏が出演、「いちファンとして楽しみ」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年11月30日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ Bin Furuya plays Eiji Tsuburaya in Nezura 1964 (not identified by name, but it’s clearly him), talking with his son (a Hajime expy played by Shiro Sano) about the public’s obsession with television. As a pandemic-era movie, there’s an added layer of meaning here.
- ^ “マッハ文朱が「ネズラ1964」出演、「大群獣ネズラ」撮影に反対する団体の長役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年6月16日) 2020年6月16日閲覧。
- ^ “マッハ文朱インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “大橋明インタビュー”. 映画『ネズラ1964』公式サイト. 2021年10月10日閲覧。
- ^ “串田アキラがシャウト、渡辺宙明とのタッグ曲を「ネズラ1964」に提供”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年12月7日) 2020年12月7日閲覧。
- ^ nezura1964のツイート(1679777772661612546)