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ハリス・ストリート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハリス・ストリートの南端。中央のバスから左方向奥(北向き)にある道がハリス・ストリート。中央のバスより右側がジョージ・ストリート、画面左側、別のバスがいる方向がブロードウェイ。交差点の角には、ヴァーヴ・バー (Verve Bar) がある。南緯33度53分02秒 東経151度12分08秒 / 南緯33.883971度 東経151.202221度 / -33.883971; 151.202221

ハリス・ストリート (Harris Street) は、オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニーインナー・ウェスト英語版地域のサバーブであるウルティモ英語版ピアモント英語版を結ぶ通り。南はブロードウェイ英語版ジョージ・ストリート英語版の接合部に発し、北上してピアモント半島の北端に達する。

1950年代後半まで、路面電車がハリス・ストリートの大部分を貫いて走っていたが、その後は州交通局英語版バス路線に置き換えられた[1]。 ハリス・ストリートは、ウルティモ・ロード (Ultimo Road) 以南は南向きの一方通行になっているが、以北は双方通行の道である。

沿道の再開発

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かつてはハリス・ストリートに沿って工業地帯が広がっており、倉庫(特に羊毛倉庫)など港湾関連施設も多かった[2]。沿道には、ウルティモ発電所英語版ウルティモ路面電車車庫英語版、政府印刷局(Government Printing Office:後のオーストラリア政府印刷サービス)などが立地していた。

しかし、工業地区英語版としての性格が強かったピアモントも、再開発が進んで住宅地、商業地区としての性格が強まり、シドニー工科大学 (UTS)[3]オーストラリア放送協会 (ABC)[4]が拠点を構えるようになった。かつての倉庫群の中には、外観を保存して、住宅やオフィスに改装されたものもある[2]。また、かつての発電所は、改装されて1988年パワーハウス博物館英語版となっている[5]。ハリス・ストリートには、創造産業関連の事業所やレストランなども多くなっており、観光客が訪れるような場所となっている[2]

脚注

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  1. ^ Keenan, D. Tramways of Sydney. Transit Press 1979
  2. ^ a b c Harris Street”. City od Sydney. 2018年8月19日閲覧。
  3. ^ Maps”. University of Technology Sydney. 2018年8月19日閲覧。
  4. ^ ABC Ultimo Centre, Sydney”. ABC. 2018年8月19日閲覧。
  5. ^ パワーハウス博物館”. sydneynavi.com./ナビドットコム. 2018年8月19日閲覧。