コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ハリー・コニック・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハリー・コニックJr.から転送)
ハリー・コニック・ジュニア
Harry Connick Jr.
ハリー・コニック・ジュニア Harry Connick Jr.
2014年撮影
本名 ハリー・コニック・ジュニア
別名義 Joseph Harry Fowler Connick, Jr.
生年月日 (1967-09-11) 1967年9月11日(57歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ルイジアナ州ニューオーリンズ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 歌手作曲家俳優
ジャンル ボーカル、ピアノ、オルガン、フュージョン
活動期間 1977年 -
活動内容 歌手、作曲家、映画
配偶者 ジル・グッドエイカー(1994年 - )
公式サイト www.harryconnickjr.com
主な作品
映画
『メンフィス・ベル』
インデペンデンス・デイ
マイ・ドッグ・スキップ
受賞
グラミー賞
1989年
その他の賞
テンプレートを表示

ハリー・コニック・ジュニアHarry Connick Jr.1967年9月11日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の歌手ピアニスト俳優である。

略歴

[編集]

ビッグ・バンド・スタイル

[編集]

母親のアニタ・フランシス(旧姓リーヴィ、のちリヴィングストン)は弁護士および判事[1]。父親のハリー・コニック・シニアは1973年から2003年までニューオリンズの検事であった[2][3]。母親はユダヤ系[4][5][6]、父親はアイルランド系[7]法曹関係の仕事をする一方、レコードショップを経営する両親の影響で小さい頃からフランク・シナトラデューク・エリントンを好んで聞いていたという[8] 。3歳からピアノを始め、10歳でニューオーリンズジャズバンドと共にレコーディングする[9]。19歳で初めてのアルバムを出した。1940年代-1960年代フランク・シナトラを彷彿とさせる「ビッグ・バンド・スタイルの再来」と評され、サントリーテレビCMに出演したこともあり、来日経験もある。

1990年代中盤にはファンク・スタイルへの移行を行ったものの、その後、再びビッグ・バンド・スタイルへ回帰しており、数度にわたってグラミー賞にノミネート、また受賞している。

俳優活動

[編集]

映画『恋人たちの予感』の音楽を手がけ、グラミー賞を受賞している他、1990年代より俳優としても活躍しており、『メンフィス・ベル』や『インデペンデンス・デイ』などに出演している。

その他

[編集]

米人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』では過去2度メンターを務めていたが、2014年放送のシーズン13で審査員に就任した。

ディスコグラフィ

[編集]

アルバム

[編集]
  • Dixieland Plus(1978年)※Dixieland Plus名義
  • Pure Dixieland(1979年)※『11 (イレヴン)』(1992年)として再発
  • 『ヴォケイション』 - Harry Connick Jr.(1987年)
  • 『20 (トウェンティ)』 - 20(1988年)
  • 『恋人たちの予感』 - When Harry Met Sally(1989年)※映画『恋人たちの予感』サウンドトラック。1989年度グラミー賞受賞
  • 『ウイ・アー・イン・ラヴ』 - We Are in Love(1990年)※1991年度グラミー賞受賞
  • 『ロフティーズ・ローチ・スフレ』 - Lofty's Roach Souffle(1990年)
  • 『ブルー・ライト、レッド・ライト』 - Blue Light, Red Light(1991年)
  • 『25 (トゥエンティ・ファイヴ)』 - 25(1992年)
  • 『永遠にフェイヴァリット』 - When My Heart Finds Christmas(1993年)
  • 『STAR BOX』 - Forever For Now(1993年)※英国向けコンピレーション
  • 『シー〜ニューオリンズ・スピリット』 - She(1994年)
  • 『スター・タートル』 - Star Turtle(1996年)
  • 『トゥ・シー・ユー』 - To See You(1997年)
  • 『カム・バイ・ミー』 - Come by Me(1999年)
  • 『30 (サーティ)』 - 30(2001年)
  • 『ソングス・アイ・ハード〜ムービー・クラシック・ソングス』 - Songs I Heard(2001年)※2002年度グラミー賞受賞
  • Thou Shalt Not(2002年)※キャスト録音
  • 『アザー・アワーズ〜コニック・オン・ピアノ1』 - Other Hours: Connick on Piano, Volume 1(2003年)
  • 『ハリー・フォー・ザ・ホリデイズ』 - Harry for the Holidays(2003年)
  • 『オンリー・ユー』 - Only You(2004年)
  • 『オケージョン』 - Occasion: Connick on Piano, Volume 2(2005年)
  • 『ハリー・オン・ブロードウェイ アクト1』 - Harry on Broadway, Act I(2006年)※キャスト録音
  • 『オー・マイ・NOLA』 - Oh, My NOLA(2007年)
  • 『シャンソン・デュ・ヴュー・カレ』 - Chanson du Vieux Carré : Connick on Piano, Volume 3(2007年)
  • 『ホワット・ア・ナイト!-クリスマス・アルバム』 - What a Night! A Christmas Album(2008年)
  • 『恋人たちのラブソング』 - Your Songs(2009年)
  • In Concert on Broadway(2011年)※ライブ
  • Music from The Happy Elf: Connick on Piano, Volume 4(2011年)
  • Smokey Mary(2013年)
  • Every Man Should Know(2013年)
  • That Would Be Me(2015年)
  • 『トゥルー・ラヴ』 - True Love: A Celebration of Cole Porter(2019年)
  • Alone With My Faith(2021年)

出演作品

[編集]

映画

[編集]
公開年 邦題
原題
役名 備考
1990 メンフィス・ベル
Memphis Belle
クレイ・バグジー
1991 リトルマン・テイト
Little Man Tate
エディ
1995 コピーキャット
Copycat
ダリル
1996 インデペンデンス・デイ
Independence Day
ジミー・ワイルダー大尉
1997 エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち
Excess Baggage
グレッグ
1998 微笑みをもう一度
Hope Floats
ジャスティン
1999 アイアン・ジャイアント
The Iron Giant
ディーン・マッコーピン 声の出演
2000 マイ・ドッグ・スキップ
My Dog Skip
- ナレーター、声のみ
2001 南太平洋
South Pacific
ジョセフ・ケイブル テレビ映画
2002 アイ ラブ ヒットマン
Life Without Dick
ダニエル・ギャラハー
2003 閉ざされた森
Basic
ピート・ヴィルマー
2006 BUG/バグ
Bug
ジェリー・ゴス
2007 P.S. アイラヴユー
P.S. I Love You
ダニエル
2009 ニュー・イン・タウン
New In Town
テッド・ミッチェル 日本劇場未公開
2011 イルカと少年
Dolphin Tale
クレイ・ハスケット

テレビシリーズ

[編集]
放映年 邦題
原題
役名 備考
2002–2006 ウィル&グレイス
Will & Grace
レオ 23エピソード
2012 LAW & ORDER:性犯罪特捜班
Law & Order: Special Victims Unit
デヴィッド・ヘイデン 4エピソード

ブロードウェイ

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ Stated on Finding Your Roots, PBS, March 25, 2012
  2. ^ Harry Connick, Junior's. profile at FilmReference.com”. Filmreference.com. July 25, 2010閲覧。
  3. ^ Tulane Law School Establishes Scholarship Honoring Harry Connick and the late Anita Connick”. Law.tulane.edu (January 6, 2004). July 25, 2010閲覧。
  4. ^ Feher, Heather (September 26, 2002). “Connick Is Mr. Right for 'Grace'”. Zap2it. オリジナルの2011年7月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110716071146/http://www.silligirl.com/zap2it/bl11.php December 24, 2007閲覧。 
  5. ^ Stephanie Mansfield, "Deconstructing Harry", Vogue, April 1998: pp. 211, 214, 216; online posting, connick.com. Retrieved July 17, 2007.
  6. ^ Genealogy Data, p. 39 (Family Pages). Paulmlieberman.org. Retrieved on 2012-05-08.
  7. ^ Musician balancing his work as actor|The Columbus Dispatch. Dispatch.com (2009-02-02). Retrieved on 2012-05-08.
  8. ^ 主婦の友社刊『ef(1991年3月号)』「FACE ハリー・コニック・Jr」より
  9. ^ Beuttler, Bill (August 1, 1990). “When Harry Met Stardom”. Music (American Way). https://www.billbeuttler.com/work41.htm October 2, 2007閲覧。 
  10. ^ Tix On Sale Today For Harry Connick Jr. in Concert on Broadway, broadwayworld.com, May 4, 2010

外部リンク

[編集]