バスケットボール・ダイアリーズ
バスケットボール・ダイアリーズ | |
---|---|
The Basketball Diaries | |
監督 | スコット・カルヴァート |
脚本 | ブライアン・ゴルボフ |
原作 |
ジム・キャロル 『マンハッタン少年日記』 |
製作 |
リズ・ヘラー ジョン・バード・マヌリス |
製作総指揮 |
クリス・ブラックウェル ダン・ジェネッティ |
出演者 | レオナルド・ディカプリオ |
音楽 | グレーム・レヴェル |
撮影 | ヴィッド・フィリップス |
編集 | デイナ・コングドン |
製作会社 |
ニュー・ライン・シネマ アイランド・ピクチャーズ |
配給 |
ニュー・ライン・シネマ アスミック・エース |
公開 |
1995年4月21日 1996年1月20日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | 2,424,439ドル |
『バスケットボール・ダイアリーズ』(The Basketball Diaries)は、1995年制作のアメリカ映画。原作はジム・キャロルが13歳から16歳までつけていた日記『マンハッタン少年日記』(河出書房新社)[1] 。
公開された当時は、麻薬依存や売春が描かれていたために物議を醸した。アメリカではMPAAによりカットされてR指定を受けた。
1999年にコロラド州で起きたコロンバイン高校銃乱射事件の際に、再びこの映画に注目が集まった。ディカプリオ演じる主人公が、夢の中で黒いトレンチコートを着て学校に行き、生徒や教師を撃つというシーンがあったためである。
あらすじ
[編集]ミッションスクールの不良生徒・ジムは仲間のミッキー、ペドロ、ニュートロンとともに非行を働き神父を困らせるものの、バスケットボールへの情熱は人一倍だった。 だが、彼等を理解してくれていたボビーが白血病で亡くなり、ジムはニュートロンをのぞく仲間とともにヘロインを始めた。 コーチ・スウィフティに肉体関係を迫られた後、ジムは試合中に意識がもうろうとするという失態を犯し、警察沙汰に発展した。 麻薬は見つからなかったものの、3人は退学処分を受けた。ジムも母親に問い詰められ、家出をした。 ジム、ミッキー、ペドロは麻薬のために犯罪を犯しては金を得るようになった。 ペドロが逮捕される中、ジムは近所に住むレジーに助けられ、詩の才能を見出された。 麻薬をやめさせようとするレジーから逃げたジムは、男性相手に身体を売りその金で麻薬をミッキーと買った。 だが、その麻薬が偽物だと知ったミッキーは売人を殺害し、ジムは実家に逃げた。母に金をねだるジムに対し、彼女は警察に通報し、ジムは逮捕された。
その後、更生したジムは、舞台に立ち、自らの経験について話した。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹き替え
- ジム・キャロル - レオナルド・ディカプリオ(草尾毅)
- ミッキー - マーク・ウォールバーグ(古澤徹)
- ジムの母 - ロレイン・ブラッコ(榊原良子)
- スウィフティ - ブルーノ・カービー(土師孝也)
- ペドロ - ジェームズ・マディオ(岡野浩介)
- ダイアン・ムーディ - ジュリエット・ルイス(松本梨香)
- レジー - アーニー・ハドソン(福田信昭)
- ボビー - マイケル・インペリオリ(藤原啓治)
- ニュートロン - パトリック・マッゴウ(辻谷耕史)
- フランキー・パインウォーター - ジム・キャロル(牛山茂)
脚注
[編集]- ^ Maslin, Janet (1995-04-21). "FILM REVIEW; Looking for Poetry In All the Wrong Places". NYTimes.com. Retrieved 2011-08-20.