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バック・イン・ザ・ハイ・ライフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『バック・イン・ザ・ハイ・ライフ』
スティーヴ・ウィンウッドスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク ユニーク・レコーディング・スタジオ、ライト・トラック・レコーディング、パワー・ステーション、ジャイアント・サウンド
イングランド グロスタシャー Netherturkdonic Studios
ジャンル ロックブルー・アイド・ソウル
時間
レーベル アイランド・レコード
プロデュース ラス・タイトルマン、スティーヴ・ウィンウッド
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(アメリカ[1]
  • 8位(イギリス[2]
  • 11位(スウェーデン[3]
  • 12位(スイス[4]
  • 14位(ニュージーランド[5]
  • 15位(オランダ[6]
  • 18位(ドイツ[7]
  • 46位(日本[8]
  • スティーヴ・ウィンウッド アルバム 年表
    トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト
    (1982年)
    バック・イン・ザ・ハイ・ライフ
    (1986年)
    クロニクル
    (1987年)
    テンプレートを表示

    バック・イン・ザ・ハイ・ライフ』(Back in the High Life)は、イギリスロック・ミュージシャン、スティーヴ・ウィンウッド1986年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    過去にランディ・ニューマンリトル・フィートジェームス・テイラーリッキー・リー・ジョーンズ等の作品を手掛けたラス・タイトルマン英語版が共同プロデューサーに起用された[9]。スティーヴ・ウィンウッドは2011年のインタビューにおいて、本作について「僕自身は方向性に明らかな変化があったと思っていたけど、実際のところは、僕がいつもやってきたようにジャズ、ロック、フォーク、民族音楽の要素を融合する試みを続けていた」と語っている[10]

    反響・評価

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    全英アルバムチャートでは8位に達して自身2度目のトップ10入りを果たし、42週チャート圏内に入るロング・ヒットとなった[2]。アメリカでは1986年9月6日付のBillboard 200で3位を記録し[11]、1986年9月にはRIAAによりゴールドディスクに認定されて、1988年1月には3×プラチナに認定されている[12]

    本作からは「ハイヤー・ラヴ」(全英13位[13]・全米1位[14])、「フリーダム・オーヴァースピル」(全英69位[2]・全米20位[14])、「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ・アゲイン」(全英53位[2]・全米13位[14])、「ファイナー・シングス」(全米8位[14])がシングル・ヒットした。

    グラミー賞では、収録曲「ハイヤー・ラヴ」が最優秀レコード賞と最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞[14]。また、本作のエンジニアリングを担当したジェイソン・コーサロとトム・ロード=アルジが、最優秀エンジニア・アルバム賞を受賞した[14]

    収録曲

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    特記なき楽曲はスティーヴ・ウィンウッドとウィル・ジェニングスの共作。

    1. ハイヤー・ラヴ - "Higher Love" – 5:50
    2. テイク・イット・アズ・イット・カムズ - "Take It as It Comes" – 5:24
    3. フリーダム・オーヴァースピル - "Freedom Overspill" (Steve Winwood, James Hooker, George Fleming) – 5:37
    4. バック・イン・ザ・ハイ・ライフ・アゲイン - "Back in the High Life Again" – 5:32
    5. ファイナー・シングス - "The Finer Things" – 5:51
    6. ジャッジメント・デイ - "Wake Me Up on Judgement Day" – 5:50
    7. スプリット・ディシジョン - "Split Decision" (S. Winwood, Joe Walsh) – 6:02
    8. マイ・ラヴズ・リーヴィン - "My Love's Leavin'" (S. Winwood, Vivian Stanshall) – 5:19

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ Steve Winwood - Chart History”. Billboard. 2016年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月23日閲覧。
    2. ^ a b c d STEVE WINWOOD | full Official Chart Company | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2019年7月23日閲覧
    3. ^ swedishcharts.com - Steve Winwood - Back In The High Life
    4. ^ Steve Winwood - Back In The High Life - hitparade.ch
    5. ^ charts.org.nz - Steve Winwood - Back In The High Life
    6. ^ dutchcharts.nl - Steve Winwood - Back In The High Life
    7. ^ Offizielle Deutsche Charts - 2019年7月23日閲覧
    8. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.182
    9. ^ Russ Titelman | Credits | AllMusic
    10. ^ Growing up in public: An interview with Steve Winwood | Music | Entertainment | Daily Express
    11. ^ Billboard 200 : Sep 06, 1986” (英語). Billboard.com. ビルボード. 2014年4月23日閲覧。
    12. ^ RIAA公式サイト内SEARCHABLE DATABASE - 引用符付きの"BACK IN THE HIGH LIFE"と入力して検索すれば表示される
    13. ^ STEVE WINWOOD | Artist | Official Charts - 2015年2月22日閲覧
    14. ^ a b c d e f Back in the High Life - Steve Winwood | Awards | AllMusic