バレンツシャフ級哨戒艦
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(バレンツシャフ級哨戒艇から転送)
バレンツシャフ級哨戒艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 哨戒艦 |
就役期間 | 2009年8月~ |
前級 | 「ハーシュタ」(W318) |
要目 | |
排水量 | 3,200トン |
全長 | 93.2メートル (306 ft) |
最大幅 | 16.6メートル (54 ft) |
吃水 | 6.2メートル (20 ft) |
機関方式 |
ベルゲンB32ディーゼルエンジン×1基 三菱GS16R-MPTKガスエンジン×3基 三菱GS12R-MPTKガスエンジン×1基 |
出力 |
ディーゼル時: 4000kW ガス時: 3237 kW |
速力 |
ガス時: 16.5ノット ディーゼル時: 18.5ノット ディーゼル+ガス時: 20ノット以上 |
乗員 |
士官8人+曹士8人 最大40人 |
兵装 | ボフォース 40mm機関砲 |
特殊装備 |
ロールスロイス製巻き上げ機(ブレーキ許容容量250トン) デッキ・クレーン、SWL 6.3 m・伸展時に8トン |
その他 | 110t牽引可能 |
バレンツシャフ級哨戒艦(英語: Barentshav-class offshore patrol vessel)はノルウェー沿岸警備隊の哨戒艦(OPV)。同艦級で3隻が建造されており、排他的経済水域の監視と救助や航行不能のタンカーなどを牽引する任務を負う。
概要
[編集]船体は Vik-Sandvik がVS 794 CGVとして設計してMyklebust Verftで建造され沿岸警備隊のRemøy Managementで運行される予定である。高速時には、従来通りに軽油を燃料とするディーゼルエンジンによって直接に推進器を駆動するが、低速時には、液化天然ガス(LNG)を燃料とするガスエンジンを利用したガス・エレクトリック方式を使用する。天然ガスを燃料とする事で沿岸警備隊の同規模の船に比べて窒素酸化物の排出量を90%、二酸化炭素は20%削減できる事が見込まれる。またバレンツシャフ級は北大西洋条約機構潜水艦救助システムを備える準備がされている。
2009年8月にはネームシップ「バレンツシャフ」が「チーフテン」を更新して就役し、また2010年には「ベルゲン」が「トロムソ」を、「ソルトラン」が「シュタルバス」をそれぞれ更新して就役した。
# | 艇名 | 就役 | 備考 |
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W340 | バレンツシャフ KV Barentshav |
2009年8月 | |
W341 | ベルゲン KV Bergen |
2010年4月 | |
W342 | ソルトラン KV Sortland |
2010年7月 |
参考文献
[編集]- Kleven group. “THE BARENTSHAV-CLASS - THE WORLD`S MOST ENVIRONMENTALLY FRIENDLY COAST GUARD VESSELS” (PDF) (英語). 2013年3月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- Article with picture animation from Norwegian Armed Forces
- Coast Guard vessel on gas
- Remoy Management orders gas-fuelled coast guard vessel based on VS design
- Gas-coast guard number three
関連項目
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、バレンツシャフ級哨戒艦に関するカテゴリがあります。
- ハーシュタ (哨戒艦)