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バレーボールトルコ女子代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バレーボールトルコ女子代表
国または地域 トルコの旗 トルコ
大陸連盟 欧州バレーボール連盟
協会 トルコバレーボール連盟
監督 イタリアの旗 ダニエレ・サンタレッリ
国名コード TUR (Turkey)
FIVBランキング 1位(2024年3月版)[1]
オリンピック
出場回数 3回
初出場 2012 ロンドン
最高成績 4位(2024)
世界選手権
出場回数 5回
初出場 2006 世界選手権
最高成績 6位(2010)
ワールドカップ
出場回数 2回
初出場 2003 ワールドカップ
最高成績 1位優勝(2023)
欧州選手権
出場回数 16回
最高成績 1位優勝(2023)
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バレーボールトルコ女子代表(バレーボールトルコ じょしだいひょう)は、バレーボールの国際大会で編成されるトルコの女子バレーボールナショナルチームである。トルコでの愛称は「ネットのスルタン」(Filenin Sultanları)。

歴史

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1949年国際バレーボール連盟へ加盟[2]。21世紀に入ってから急速に力をつけてきたチーム。

2003年欧州選手権2003では地元開催という地の利を生かし、予選ラウンドでロシアを破ると、準々決勝のオランダ戦にも勝利するなどして準優勝した。ワールドカップ2003は7位に終わった。

2006年世界選手権は10位に終わった。エースであるネスリハン・ダルネルがベストスコアラーに輝く活躍がチーム躍進の鍵でもあった。トルコ女子はダークホースの異名を持つ。

2007年モントルーバレーマスターズに初出場した。同年9月の欧州選手権では、10位と目立った活躍ができず終わった。

2008年ワールドグランプリでは日本と対戦し、セットカウント3-2で敗れたものの接戦を繰り広げた。

2009年の世界選手権ヨーロッパ大陸予選でポーランドを下して1位で通過、2010年に日本で開催された世界選手権の開幕戦では北京五輪の銅メダルで強豪の中国を破る好スタートを切ると一次ラウンドを3位で通過し、2次ラウンドで日本と対戦したが、1-3で敗れた。最終的には5-8位順位決定戦でドイツに勝利を収め、5位決定戦でイタリアに敗れたが過去最高の6位と躍進した。同大会では、同大会でエースのネスリハン・ダルネルが2大会連続の得点王に輝いた。

2011年ヨーロッパ選手権では準々決勝で世界選手権覇者の強豪のロシアにストレートで勝利し、3位決定戦ではイタリアから勝利を挙げて銅メダルを獲得した。2012年5月に地元で開催された五輪ヨーロッパ大陸予選でロンドンオリンピックの出場権を獲得した。

2012年6月開催のワールドグランプリでは2度目の出場ながら予選ラウンドを7勝2敗の好成績で通過し、決勝ラウンドでも中国キューバらを下し銅メダルを獲得する。初出場となった2012年のロンドンオリンピックでは予選B組で2勝3敗とした。しかし、勝ち点差で及ばず[3]、ベスト8進出とはならなかった。

2013年、前イタリア代表監督だったマッシモ・バルボリーニが就任すると初年度は目立った成績を残すことができなかったが、2014年バレーボール・ワールドグランプリでは2年ぶりに決勝ラウンドへ進出し、最終的に4位に入った。同大会ではギョズデオズソイらの活躍でブラジルアメリカロシア日本などの強豪を撃破した。

2021年の東京オリンピックではプールAに入り、2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した中国にストレートで勝利、決勝トーナメント準々決勝では韓国と対戦するもフルセットの末に敗れた。

2023年は6月29日から9月24日まで22連勝した[4]。この間、ネーションズリーグ欧州選手権ワールドカップ2024年パリオリンピック予選)を無敗で終えた。

過去の成績

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オリンピックの成績

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世界選手権の成績

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ワールドカップの成績

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欧州選手権の成績

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現在の代表

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2018年FIVBバレーボールネーションズリーグに登録されたメンバー[5][6]

監督 イタリアの旗 ジョバンニ・グイデッティ
No. 選手名 シャツネーム 身長 所属 P 備考
1 ハティジェ・オルゲ Örge 170 ワクフバンク・イスタンブール L
2 シムゲ・アコズ Aköz 168 エジザージュバシュ・ヴィトラ WS
3 キュブラ・チャルシュカン Çalışkan 197 ワクフバンク・イスタンブール MB
4 ベイザ・アルジュ Arici 192 エジザージュバシュ・ヴィトラ MB
5 シェイマ・エルジャン Ercan 187 ベシクタシュ・イスタンブール WS
7 ハンデ・バラドゥン Baladin 189 エジザージュバシュ・ヴィトラ WS
8 ブーセ・ウナル Ünal 186 マニサ S
9 メリハ・イスマイロール İsmailoğlu 188 エジザージュバシュ・ヴィトラ WS
10 フルデン・ウラル Unal 186 ハルクバンク・アンカラ WS
11 アスルハン・クルチ Kılıç 178 ハルクバンク・アンカラ S
12 ジャンス・オズバイ Özbay 182 ワクフバンク・イスタンブール S
13 メリエム・ボズ Boz 194 セラミクサン OP
14 エダ・エルデム Erdem 188 フェネルバフチェ MB キャプテン
16 ゼーラ・ギュネシュ Güneş 194 ワクフバンク・イスタンブール MB
18 カムゼ・アリカヤ Alikaya 179 ガラタサライ S
19 ジャレン・ケスティレンギョス Kestirengöz 188 Kameroğlu Beylikdüzü Vol.İht. OP
20 アイリン・サルオール Sarıoğlu 168 ブルサ L
55 ヤームル・ミスリナ・クルチ M.Kılıç 189 T.H.Y. WS
90 エブラル・カラクルト Karakurt 194 ワクフバンク・イスタンブール WS
98 サリハ・シャヒン Sahin 185 Karayollari WS
99 ヤセミン・ギュベリ Guveli 187 Karayollari MB

歴代代表選手

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脚注

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  1. ^ FIVB. “FIVB Women’s Volleyball World Ranking”. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ Confédération Européenne de Volleyball (CEV)”. FIVB. 2010年8月5日閲覧。
  3. ^ london2012.com. “Women's Volleyball - Preliminary Round”. 2012年8月16日閲覧。
  4. ^ volleyballworld.com. “The Official FIVB women’s Volleyball World Ranking.” (英語). volleyballworld.com. 2024年3月3日閲覧。
  5. ^ TEAM ROSTER
  6. ^ FIVBバレーボール・ネーションズリーグ2018 女子豊田大会 オフィシャルプログラム 31ページ

関連項目

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外部リンク

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