パウルス・モーゼス
基本情報 | |
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本名 | パウルス・モーゼス |
通称 | The Hitman(殺し屋) |
階級 | ライト級 |
身長 | 173cm |
リーチ | 184cm |
国籍 | ナミビア |
誕生日 | 1978年6月4日(46歳) |
出身地 | オカプヤ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 47 |
勝ち | 40 |
KO勝ち | 25 |
敗け | 6 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 1 |
パウルス・モーゼス(Paulus Moses、1978年6月4日 - )は、ナミビアの男性プロボクサー。元WBA世界ライト級王者。現役時代はボクシングと並行して現職の警察官だった。
来歴
[編集]ナミビア国内のアマチュア王者となった実績を引き下げ2002年11月8日、24歳でプロデビューを果たし2回TKO勝ちで白星でデビューを飾った。
2005年8月5日、シンピウェ・ジョニとWBAパンアフリカンライト級王座決定戦を行い6回20秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。
2006年3月20日、マシェク・コンドワニと対戦し12回判定勝ちで初防衛に成功した。
2006年6月10日、シヴィウェ・ントシンガワと対戦し7回2分36秒TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。
2009年1月3日、パシフィコ横浜でWBA世界ライト級レギュラー王者小堀佑介の初防衛戦の相手として世界タイトル初挑戦。序盤はカウンターを合わせられ、途中で右拳を負傷するアクシデントもあったが、その後アウトボクシングでペースを掴み3-0の判定勝ちで王座獲得に成功。ナミビアの選手としてはハリー・サイモンに次ぐ史上2人目の世界王者となった。
2009年1月10日、正規王者のネート・キャンベルが王座を返上したため、モーゼスはレギュラー王者から正規王者に認定された。
2009年2月28日、ファン・マヌエル・マルケスがWBA世界ライト級スーパー王座決定戦で勝利してスーパー王座を獲得したため、モーゼスは正規王者からレギュラー王者に認定された。
2009年7月25日、ナミビアの首都ウイントフックのウィントフック・カントリー・クラブ・リゾートにて、13位の嶋田雄大を挑戦者に迎えて初防衛戦を行い、3-0の大差判定勝ちで王座防衛に成功した。試合後には、リングサイドで観戦したサム・ヌジョマ前大統領もリングに上がって祝福した[1]。
2010年5月29日、ウイントフックのカラハリ・サンズ・ホテルにて、暫定王者のミゲル・アコスタを迎えて団体内王座統一戦を行った。試合は6回KOで敗れて2度目の防衛に失敗。初黒星を喫するとともに、王座から陥落した。
2012年3月10日、グラスゴーのブレアヘド・アリーナでWBO世界ライト級王者リッキー・バーンズと対戦し12回0-3(111-117、110-120、110-119)の判定負けで王座獲得に失敗した。
2012年7月28日、WBOインターナショナルライト級王座決定戦で元IBF世界スーパーフェザー級王者カシウス・バロイと対戦し10回2-1(96-94、94-96、97-93)の判定勝ちで王座獲得に成功した。
2013年3月2日、元IBF世界スーパーフェザー級王者ムゾンケ・ファナと対戦。タ4回TKO勝ちで初防衛に成功した。
2013年10月5日、レオナルド・エステバン・ゴンサレスと対戦し7回1分31秒TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。
2014年3月1日、クリスチャン・ラファエル・コリアと対戦し12回3-0(120-108、119-108、117-110)の判定勝ちで3度目の防衛に成功した。しかし7月1日にインターナショナル王座の指名試合を行わず、モーゼスが所属するプロモーターのサンシャイン・ボクシングが猶予として2ヶ月延長したがWBOがインターナショナル王座を剥奪した。
2015年3月20日、WBOインターナショナルライト級王座決定戦で元IBF世界スーパーフェザー級王者マルコム・クラッセンと対戦。3回にダウンを奪ったが6回にダウンを奪われて逆転を許し、12回0-3(110-116、110-115、112-113)の判定負けで1年振りの王座返り咲きに失敗し、WBOの世界ランキングから陥落した。
2015年11月28日、IBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦をマルコム・クラッセンと8ヶ月ぶりに再戦する予定だったが直前になって中止になった。
2016年8月6日、トンプソン・モクワナとWBOアフリカライト級王座決定戦を行い12回3-0(116-112、117-113、117-112)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
戦績
[編集]- アマチュアボクシング:45戦45勝
- プロボクシング:41戦37勝(22KO)3敗1無効試合
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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24 | 2009年1月3日 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | 小堀佑介 | 日本 (角海老宝石) |
WBA世界ライト級タイトルマッチ |
25 | 2009年7月25日 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | 嶋田雄大 | 日本 (ヨネクラ) |
WBA防衛1 |
26 | 2010年5月29日 | 敗北 | 6R | KO | ミゲル・アコスタ | ベネズエラ (ベネズエラ) |
WBA王座陥落 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]- WBAパンアフリカンライト級王座
- WBAインターコンチネンタルライト級王座
- WBA世界ライト級レギュラー王座(防衛0度=正規王座に認定)
- WBA世界ライト級王座(防衛0度=レギュラー王座に認定)
- WBA世界ライト級レギュラー王座(防衛1度)
- WBOインターナショナルライト級王座
- WBOアフリカライト級王座
脚注
[編集]- ^ ナミビア前大統領も観戦 サンケイスポーツ 2009年7月26日閲覧
モーゼス初防衛ナミビア熱狂 日刊スポーツ 2009年7月27日閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 小堀佑介 |
WBA世界ライト級王者 2009年1月3日 - 2010年5月29日 |
次王者 ミゲル・アコスタ |