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パトリック・ウィリアムズ (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
パトリック・ウィリアムズ
Patrick Williams
フロリダ州立大学でのウィリアムズ
（2019年）
シカゴ・ブルズ  No.44
ポジション PF
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 2001年8月26日
出身地 ノースカロライナ州シャーロット
身長 201cm (6 ft 7 in)
体重 98㎏ (20 lb)
キャリア情報
高校 ウェストシャーロット高等学校
大学 フロリダ州立大学
NBAドラフト 2020年 / 1巡目 / 全体4位[1]
選手経歴
2020- シカゴ・ブルズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

パトリック・リー・ウィリアムズ（Patrick Lee Williams, 2001年8月26日 - ）はアメリカ合衆国・ノースカロライナ州シャーロット出身のプロバスケットボール選手。NBAのシカゴ・ブルズに所属している。ポジションはパワーフォワード。

経歴

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高校

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ウィリアムズは、ノースカロライナ州シャーロットで生まれ育ち、ウェスト・シャーロット高校に進学した。彼は4年間バスケットボールチームのスターターを務めて、3年生の時に試合平均で、20.7得点、7.7リバウンド、3.7アシスト、2.8スティールを記録している[1]。ウィリアムズは同学年の中で4つ星の、トップ50に入る有望選手であると評価された[2]。ウィリアムズは大学進学にあたって、アリゾナ大学、クレムゾン大学、ルイビル大学、メリーランド大学、ノースカロライナ州立大学、オハイオ州立大学、テキサス大学、バージニア工科大学、ウェイクフォレスト大学などからもオファーを貰っていたが、最終的にフロリダ州立大学への進学を決めた[3][4][5]。4年生の時に試合平均で、22.1得点、9.0リバウンド、2.8ブロック、3.1アシストを記録し、4Aクラスのノースカロライナ州チャンピオンシップゲームにチームを導く活躍をして、シャーロット・オブザーバー紙が選出するメクレンバーグ郡の年間最優秀選手に輝いた[6]。ウィリアムズは、2019年のジョーダン・ブランド・クラシックに招待された[7]。高校4年間の通算成績として、1787得点、749リバウンド、310アシストを記録した[8]。

カレッジ

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ウィリアムズは1年目に2020年のNBAドラフトで、21番目の有望株であるとESPNから報じられた[9]。 彼はチームのシックスマンとして大学キャリアを開始した[10]。 ウィリアムズはウェスタン・カロライナ大学との試合で18得点、4リバウンドを記録した[11]。また、テネシー大学チャタヌーガ校との対戦では16点を記録している[12]。 ノースカロライナ大学との試合では、14得点、キャリアハイとなる9リバウンドでチームの勝利に貢献した[13]。次のマイアミ大学との試合では、14得点で勝利している[14]。 2月15日のシラキュース大学に勝利した試合では、17得点、7リバウンドを記録している[15]。 ウィリアムズはACCのオールフレッシュマンチームへの選出と、カンファレンスのシックスマンオブザイヤーを獲得した。シーズン終了までの彼の試合平均成績は、9.2得点、4.0リバウンド、1ブロックだった[16][17]。 シーズンの終了後、ウィリアムズとチームメイトのデビン・バッセルは2020年のドラフトに参加表明をした[18]。

NBA

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シカゴ・ブルズ

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2020年11月18日に行われたドラフトにおいて1巡目全体4位でシカゴ・ブルズから指名され[19]、同月22日にブルズとのルーキー契約に合意した。12月23日のアトランタ・ホークス戦でNBAデビューを果たして16得点、4リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロックを記録したが、チームは104-124で敗れた[20]。2021年5月15日のブルックリン・ネッツ戦でシーズンハイとなる24得点を含む5リバウンド、2スティールを記録したが、チームは91-105で敗れた。

10月28日のニューヨーク・ニックス戦で手首を脱臼する怪我を負い、手術のために4〜6ヶ月の欠場を余儀なくされた[21][22]。復帰戦となる2022年3月21日のトロント・ラプターズ戦で7得点、2リバウンドを記録し、チームは113-99で勝利した。4月10日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でキャリアハイとなる35得点を含む4リバウンド、4アシストを記録し、チームは124-120で辛勝した。

2024年7月6日にブルズとの再契約に合意した[23]。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2020–21 CHI 71 71 27.9 .483 .391 .728 4.6 1.4 .9 .6 9.2
2021–22 17 9 24.8 .529 .517 .732 4.1 .9 .5 .5 9.0
2022–23 82 65 28.3 .464 .415 .857 4.0 1.2 .9 .9 10.2
2023–24 43 30 27.3 .443 .399 .788 3.9 1.5 .9 .8 10.0
通算 213 175 27.7 .469 .410 .780 4.2 1.3 .9 .7 9.7

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2022 CHI 5 5 30.6 .468 .333 .727 5.4 .8 1.0 .6 11.8
通算 5 5 30.6 .468 .333 .727 5.4 .8 1.0 .6 11.8

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 フロリダステート 29 0 22.5 .459 .320 .838 4.0 1.0 1.0 1.0 9.2

脚注

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  1. ^ Braun, Andrew; Miller, Karen; Ziegler, Craig; Davis, Erin; Patel, Pradip (2019-10). “Sweating Out Stress: Comparing Medical Student Burnout in Group vs Individual Exercise”. American Medical Student Research Journal 6 (1). doi:10.15422/amsrj.2019.08.003. ISSN 2333-4096. https://doi.org/10.15422/amsrj.2019.08.003. 
  2. ^ Page, Fletcher (July 17, 2018). “Louisville basketball among the favorites for 4-star Patrick Williams”. The Courier-Journal. December 20, 2019閲覧。
  3. ^ Wertz Jr., Langston (October 6, 2019). “West Charlotte’s Patrick Williams, top 40 recruit, picks out of state ACC school”. Charlotte Observer. December 20, 2019閲覧。
  4. ^ Snow, Brian (October 6, 2019). “Seminoles nab talented wing Patrick Williams”. 247Sports.com. December 20, 2019閲覧。
  5. ^ Biancardi, Paul (October 7, 2018). “What ESPN 100 forward Patrick Williams will bring to Florida State”. ESPN.com. December 23, 2019閲覧。
  6. ^ Wertz Jr., Langston (April 11, 2019). “West Charlotte’s Patrick Williams headlines Observer’s All-Mecklenburg boys basketball team”. Charlotte Observer. December 20, 2019閲覧。
  7. ^ Wertz Jr., Langston (April 19, 2019). “West Charlotte’s Patrick Williams, Cox Mill’s Wendell Moore in Jordan game Saturday”. Charlotte Observer. December 23, 2019閲覧。
  8. ^ Nee, Chris (September 24, 2019). “Williams projected as first round talent in ESPN NBA mock draft”. 247Sports.com. December 23, 2019閲覧。
  9. ^ Givony, Jonathan (November 4, 2019). “NBA mock draft: Viewer's guide for our top prospects”. ESPN.com. December 23, 2019閲覧。
  10. ^ McGhee III, Wayne (October 24, 2019). “Florida State freshman Patrick Williams 'scratching the surface' of his potential”. Tallahassee Democrat. December 23, 2019閲覧。
  11. ^ Nee, Chris (November 15, 2019). “Patrick Williams comes up big to lead FSU to victory against WCU”. 247Sports.com. December 23, 2019閲覧。
  12. ^ “Devin Vassell, Patrick Williams lead Florida State over Chattanooga”. The Florida Times-Union. Associated Press (November 21, 2019). December 23, 2019閲覧。
  13. ^ “Williams Surges, Defense Stifles In 65-59 Win Over UNC”. WTXL.com (February 3, 2020). February 5, 2020閲覧。
  14. ^ “Walker, Williams lead Florida State's 99-81 rout of Miami”. ESPN. Associated Press. (February 8, 2020). https://www.espn.com/mens-college-basketball/recap?gameId=401168526 February 9, 2020閲覧。 
  15. ^ “Williams, Walker carry load as Florida State survives Orange”. ESPN. Associated Press. (February 15, 2020). https://www.espn.com/mens-college-basketball/recap?gameId=401168527 February 19, 2020閲覧。 
  16. ^ Kostidakis, Perry (March 9, 2020). “Florida State basketball players named to All-ACC honors”. TomahawkNation.com. SB Nation. March 9, 2020閲覧。
  17. ^ Visser, David (March 9, 2020). “FSU Basketball's Patrick Williams Earns ACC 6th Man of the Year Honors”. SI.com. March 12, 2020閲覧。
  18. ^ “FSU freshman Patrick Williams declares for NBA draft”. ESPN. (March 27, 2020). https://www.espn.com/nba/story/_/id/28957719/fsu-freshman-patrick-williams-declares-nba-draft March 27, 2020閲覧。 
  19. ^ “NBA Draft 2020: Chicago Bulls Pick Patrick Williams With 4th Overall Selection” (英語). NBC Chicago. 2020年11月19日閲覧。
  20. ^ “Young scores 37 as Hawks pound Bulls 124-104 in opener”. ESPN.com (December 23, 2020). December 23, 2020閲覧。
  21. ^ Amico, Sam (October 29, 2021). “Bulls Expected To Lose Patrick Williams For Season”. HoopsWire.com. October 29, 2021閲覧。
  22. ^ Wimbish, Jasmyn (October 29, 2021). “Patrick Williams injury: Bulls forward to miss 4-6 months after tearing ligaments in wrist”. CBSSports.com. March 17, 2022閲覧。
  23. ^ “Bulls re-sign Patrick Williams”. NBA.com (July 6, 2024). July 6, 2024閲覧。
1巡目
2巡目
NBAオールルーキーチーム2020-21シーズン
1stチーム
ラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ) ROY
タイリース・ハリバートン(サクラメント・キングス)
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
サディック・ベイ(デトロイト・ピストンズ)
ジェイショーン・テイト(ヒューストン・ロケッツ)
2ndチーム
イマニュエル・クイックリー(ニューヨーク・ニックス)
デズモンド・ベイン(メンフィス・グリズリーズ)
パトリック・ウィリアムズ(シカゴ・ブルズ)
アイザイア・スチュワート(デトロイト・ピストンズ)
アイザック・オコロ(クリーブランド・キャバリアーズ)
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