ヒクイドリ目
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ヒクイドリ目 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Casuariiformes Sclater, 1880 | |||||||||||||||||||||
科 | |||||||||||||||||||||
ヒクイドリ目(ヒクイドリもく、Casuariiformes)は、鳥類の1目である。ヒクイドリ科とエミュー科からなり、合わせて2属4種のみが現生する小さな目である。
伝統的に独立目とされていたが、1979年Mayrが、古顎類のうちヒクイドリ目など4つの目を1つのダチョウ目に統合したことがある。[1]。しかし、このダチョウ目は単系統ではないと判明したため、近年は再び分割され、ヒクイドリ目となった。[2]。
特徴
[編集]非常に大型(ダチョウ目に次ぐ)の飛べない鳥で、ダチョウ科同様、走行に特化している。オスが卵を温め、雛を育てる。
全種、オーストラリア区のオーストラリア大陸あるいはニューギニア島、タスマニア島、ヤペン島に分布する。
分類
[編集]- ヒクイドリ科 Casuariidae
- ヒクイドリ属 Casuarius
- ヒクイドリ Casuarius casuarius
- コヒクイドリ Casuarius bennetti
- パプアヒクイドリ Casuarius unappendiculatus
- †Casuarius lydekki
- ヒクイドリ属 Casuarius
- エミュー科 Dromaiidae
- エミュー属 Dromaius
- エミュー Dromaius novaehollandiae
- †Dromaius baudinianus
- †Dromaius ater
- †Dromaius ocypus
- エムアリウス属 Emuarius
- †Emuarius guljaruba
- †Emuarius gidju
- エミュー属 Dromaius
国際鳥類学会議 (IOC) は2科を置くが、全体をヒクイドリ科1科とする説もある。
脚注
[編集]- ^ Christidis, Les; Boles, Walter (2009), Systematics and Taxonomy of Australian Birds, CSIRO Publishing
- ^ IOC World Bird List 2.4 Archived 2011年7月24日, at the Wayback Machine. Frank Gill, David Donsker and the IOC team