ヒスチジノールホスファターゼ
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ヒスチジノールホスファターゼ(Histidinol-phosphatase、EC 3.1.3.15)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- L-ヒスチジノールリン酸 + 水L-ヒスチジノール + リン酸
従って、この酵素の2つの基質はL-ヒスチジノールリン酸と水、2つの生成物はL-ヒスチジノールとリン酸である。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にリン酸エステル結合に作用する。系統名は、L-ヒスチジノールリン酸ホスホヒドロラーゼ(L-histidinol-phosphate phosphohydrolase)である。ヒスチジン代謝に関与している。
構造
[編集]2007年末時点で、5つの構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、2FPR、2FPS、2FPU、2FPW、2FPXである。
大腸菌
[編集]大腸菌において遺伝子hisBによってコードされる酵素は、融合したイミダゾールグリセロール-リン酸デヒドラターゼとヒスチジノールホスファターゼである。