ヒドロキシピルビン酸デカルボキシラーゼ
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ヒドロキシピルビン酸デカルボキシラーゼ(Hydroxypyruvate decarboxylase、EC 4.1.1.40)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ヒドロキシピルビン酸グリコールアルデヒド + CO2
従って、この酵素の基質は、ヒドロキシピルビン酸のみ、生成物は、グリコールアルデヒドと二酸化炭素の2つである。
この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、ヒドロキシピルビン酸 カルボキシリアーゼ (グリコールアルデヒド形成)(hydroxypyruvate carboxy-lyase (glycolaldehyde-forming))である。また、hydroxypyruvate carboxy-lyaseとも呼ばれる。この酵素は、グリオキシル酸及びジカルボン酸の代謝に関与している。
出典
[編集]- HEDRICK JL, SALLACH HJ (1964). “THE NONOXIDATIVE DECARBOXYLATION OF HYDROXYPYRUVATE IN MAMMALIAN SYSTEMS”. Arch. Biochem. Biophys. 105 (2): 261–9. doi:10.1016/0003-9861(64)90007-4. PMID 14186730.