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ヒメキマダラセセリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒメキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリのオス(伊吹山、2014年6月26日)
ヒメキマダラセセリ Ochlodes ochraceus ♂
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : セセリチョウ上科 Papilionoidea
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: コキマダラセセリ属 Ochlodes
: ヒメキマダラセセリ
O. ochraceus
学名
Ochlodes ochraceus (Bremer)
和名
ヒメキマダラセセリ(姫黄斑挵)
英名
The Ocracea Skipper

ヒメキマダラセセリ(姫黄斑挵、 Ochlodes ochraceus)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ上科セセリチョウ科に属するチョウの一種。

概要

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コキマダラセセリに近縁。濃褐色の地色に乗る斑紋は黄色っぽい橙色。雄は特に鮮やかになり、前翅表中央に橙色の斑紋を横切るように黒色の性標が現れるなど、セセリチョウの仲間でも本種は雌雄の区別が容易なほうである。

年2回発生し、5・6月にかけて1回目の成虫が、8・9月に2回目の成虫が出る。ただし寒冷地では年1化。敏速に飛翔し、花や汚物・湿地などに降りる。

越冬態は幼虫

分布

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本州以南の疎林や草原。市街地には現れない。北海道でもまれに記録される。

日本国外ではロシア極東部、中国東北部、朝鮮半島

参考文献

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  • 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6 
  • 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112OCLC 170389984 

関連項目

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