ヒロ杉山
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ヒロ杉山(ヒロすぎやま、1962年7月9日 - )は、日本のイラストレーター[1][2]、デザイナー[1]である。京都造形芸術大学の客員教授も務める[3]。
有名人のポートレート作品を多数制作しており、ヒロ杉山またはエンライトメントの名義でみのもんた[4]、アントニオ猪木[5]、鳩山由紀夫を描いた民主党のポスター[6]など、多数の作品を発表している。一連の作品はアンディ・ウォーホルのポートレート・シリーズとも比較される[6][7]。木村拓哉をCGにして動かすTBCのCMは大きな反響を呼んだ[8]。このほかTシャツ・フライヤーのデザイン、書籍の表紙、CDジャケットのデザイン、業界団体のキャラクターデザイン(箭内道彦と共同)[9][10]、テイ・トウワのVJ[11]など、その活動は多岐にわたる。
略歴
[編集]東京生まれ。東洋美術学校在学中にイラストレーター湯村輝彦の事務所にアルバイトで入り、湯村に師事。デザイナーとして6年半勤める。1987年、谷田一郎と近代美術集団を結成。
1989年、日本グラフィック展外国審査員賞受賞。
1991年、別名の竹屋すごろく名義でイラストレーション誌『ザ・チョイス』のグランプリを受賞。
1997年米津智之とエンライトメントを設立[12]。
脚注
[編集]- ^ a b 『新訂 現代日本人名録 2002』 4巻、日外アソシエーツ、12頁。ISBN 4-8169-1695-4。
- ^ ヒロ杉山「「イラストレーター」は,カッコ悪い存在なのか」『アイデア』第44巻第2号、誠文堂新光社、1996年3月、20頁、ISSN 0019-1299。
- ^ 京都造形芸術大学 | 芸術学部 | 情報デザイン学科 | 情報デザインコース/教員一覧
- ^ 村上隆『SUPERFLAT』マドラ出版、2000年、82-83頁。
- ^ 『SUPERFLAT』74ページ
- ^ a b 「ビジュアルに関しては何でもあり、Enlightenmentは第二期に入ります。ヒロ杉山氏 HIRO SUGIYAMA(Enlightenment)」『ブレーン』第41巻第2号、宣伝会議、2001年2月、26-29頁。
- ^ 『SUPERFLAT』126-127ページ。
- ^ 「CMネットワーク エステティック「TBC」 CGで新技術演出」『日経プラスワン』2000年4月29日。
- ^ 「初公開! 自主提案で生まれたキャラクター 全理連 バーバーくん」『ブレーン』第43巻第10号、宣伝会議、2003年10月、47-49頁。
- ^ バーバーくんモニュメント
- ^ 茂木健一郎「アートは可能無限と向き合うべし vs ヒロ杉山」『芸術脳』新潮社〈新潮文庫〉、136頁。ISBN 978-4-10-129953-2。
- ^ 「ヒロ杉山インタビュー いまも、夜は、毎日絵を描いています」『広告批評』第235号、マドラ出版、2000年2月、82-87頁、ISSN 0388-4937。
外部リンク
[編集]- ENLIGHTENMENT
- Hiro Sugiyama (@HiroSugiyama) - X(旧Twitter)
- 京都造形芸術大学 教員紹介