コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ビャーケ・フレレスビッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビャーケ・マックス・フレレスビッグ
人物情報
生誕  デンマーク コペンハーゲン
出身校 コペンハーゲン大学
学問
研究分野 言語学
研究機関 オーフス大学オスロ大学オックスフォード大学
テンプレートを表示

ビャーケ・マックス・フレレスビッグデンマーク語: Bjarke Max Frellesvig1961年生まれ)はデンマーク言語学者日本語の歴史的研究で知られる。

経歴

[編集]

フレレスビッグはコペンハーゲンで生まれ[1]、1993年にコペンハーゲン大学の博士の学位を取得した。

1993年からオーフス大学で教え、1996年にコペンハーゲン大学の準教授、1996年からオスロ大学の准教授・教授、1999年からはオックスフォード大学の准教授(university lecturer)・教授として日本語学を教えている。

研究活動・業績

[編集]
  • フレレスビッグは「オックスフォード上代日本語コーパス」構築を主導している。このコーパスはオンラインで利用できる[2]。フレレスビッグは実際にこのコーパスを利用した研究を発表している[3]
  • 2014年以来フレレスビッグはヨーロッパ日本研究協会の会長をつとめている[4]

主な著作

[編集]
ジョン・ホイットマンとともに日本祖語の7母音説を提出した。
  • Frellesvig, Bjarke; Whitman, John, ed (2008). Proto-Japanese: Issues and prospects. John Benjamins 
  • Frellesvig, Bjarke (2010). A history of the Japanese language. Cambridge University Press 
  • Frellesvig, Bjarke; Kinsui, Satoshi; Whitman, John, ed (2024). Handbook of Historical Japanese Linguistics. Handbooks of Japanese Language and Linguistics. 1. De Gruyter Mouton 

脚注

[編集]
  1. ^ Bjarke Frellesvig”. Thesaurus Linguae Sericae. 2015年4月29日閲覧。
  2. ^ The Oxford Corpus of Old Japanese”. 2015年4月29日閲覧。
  3. ^ Bjarke FRELLESVIG(ビャーケ・フレレスビッグ)「Remarks on the Verb suru in Old Japanese ― A Corpus Based Study 上代日本語の「スル」について―コーパスによる研究」『国語研プロジェクトレビュー』第3巻第3号、2013年、152-177頁。 
  4. ^ EAJSの沿革:歴代会長”. ヨーロッパ日本研究協会(EAJS). 2015年4月29日閲覧。

外部リンク

[編集]