ビンテージ・ピアノ
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ビンテージ(英:vintage)をヴィンテージと書くこともある。 ビンテージとは、古いだけではなくて、年月を経たので「味わい」が出たものを指す。従って、古いがそれなりの価値が加わった品物と言える。 ジーンズ、骨董品、楽器、時計、車、カメラ、ウイスキー、ワインなどがビンテージ品である。 古くても大量生産と大量販売の品は希少価値が少ないので、ビンテージとは言わない。 ビンテージ・ピアノは、年代物のピアノで、古いなりに味のあるピアノを指す。 なお、有名な音楽家が使用してきたような世界的な名器が、ビンテージ・ピアノとして販売されている。「ビンテージ・ピアノ」または「ヴィンテージ・ピアノ」という言葉は、東京都あきる野市のピアノ修復師、大庭誠司が創作した造語である。大庭誠司は、2007年に、いわゆる「世界三大ピアノ」を用いてコンサートを開催したが、その際、製造から50年から100年を経過して熟成され、かつ丁寧に修復されたピアノの名器が使用された。大庭誠司がこれらのピアノを「ヴィンテージ・ピアノ」と命名し、それまで「アンティーク・ピアノ」としか呼び倣わされていなかった楽器に初めて「ヴィンテージ・ピアノ」という言葉を使用した。
ビンテージ楽器
[編集]ビンテージ楽器としてヴァイオリンはストラディバリウス、ギターはレスポール、サクソフォンはセルマー・マーク6が有名である。
ビンテージ・ピアノのメーカー
[編集]ビンテージ・ピアノの修復
[編集]ビンテージ・ピアノは、壊れていたり、調律が狂っていても、豊かな経験としっかりした技術を持った技術者が手がければ蘇る。 今まで粗大ごみとして迷惑がられていたピアノが、修理・調律によって価値の高いピアノに生まれ変わることがある。