ピペコリン酸
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ピペコリン酸 | |
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piperidine-2-carboxylic acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 3105-95-1 |
PubChem | 849 |
KEGG | C00408 |
MeSH | pipecolic+acid |
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特性 | |
化学式 | C6H11NO2 |
モル質量 | 129.15704 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ピペコリン酸は、ピペリジンのカルボン酸で、高ピペコリン酸血症において体内に蓄積する有機酸である。 生合成は必須アミノ酸であるリジンを原料としてピペコリン酸経路にてなされる。
ピペコリン酸はピリドキシン依存性てんかんの診断指標として提案されている。[1]
タクソン特異的クリスタリン蛋白であり、また甲状腺ホルモンと結合もするCRYM(英)が、ピペコリン酸経路で働いている。
ピペコリン酸はマーチソン隕石内にその存在が確認されたことがある。[2]
脚注
[編集]- ^ Plecko B, Hikel C, Korenke GC, et al. (2005). “Pipecolic acid as a diagnostic marker of pyridoxine-dependent epilepsy”. Neuropediatrics 36 (3): 200–5. doi:10.1055/s-2005-865727. PMID 15944906.
- ^ Kvenholden, Keith A.; Lawless, James G.; Ponnamperuma, Cyril (February 1971). “Nonprotein Amino Acids in the Murchison Meteorite”. Proceedings of the National Academy of Sciences 68 (2): 486–490. doi:10.1073/pnas.68.2.486. PMC 388966. PMID 16591908 August 4, 2011閲覧。.